八月花形歌舞伎・夜の部 in新橋演舞場
慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)
伊達の十役(だてのじゅうやく)
伊達騒動に題材をとった鶴屋南北の原作になるお芝居です。が、台本が残っていなくて猿翁さんらが資料にあたって復元をこころみた作品という事だそうです。
冒頭、海老蔵さんの口上で登場人物の紹介がありますが、これは猿翁さんが考えついたとのことです。その口上で説明があったのですが、「慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)」とは、恥も外聞もかまわず、紅葉のように顔を真っ赤にして、大汗を流して懸命に演じる。という意味だそうです。「4時間のお芝居の中で10役をこなし30回以上の早変わりをこなすので、お客様の後押しが是非とも必要です。」と述べて、大きな拍手の中、お芝居が始まりました。
確かに演じるほうは大変でしょう。見るほうもめまぐるしくて、・・・・でも文句無しに楽しめました。これぞエンタテイメント!
圧倒的に海老蔵さんですが、愛之助さんもいいですね。
動画があるのですね。今まで気づきませんでした。短い動画ですので、このお芝居の楽しさを伝えるには全く不十分ですが、参考にはなります。
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コメント
日本人なら1度くらい歌舞伎を見ておかなくては、
と、思ったのがやみつきになってしまいました。
ラグビーに比べると、料金がエライ高いのが
悩みの種です。
投稿: 最前列 | 2012年8月18日 (土) 16時09分
歌舞伎は見に行きたいと思いながら行けず・・・
ボチボチ行動範囲を広げて行きたいと思います♪
投稿: コロ助 | 2012年8月18日 (土) 15時21分