四代目猿之助襲名披露(六月大歌舞伎・新橋演舞場)
四代目猿之助襲名披露という華やかな公演で、いつもより和服姿の方が多く見えました。
イヤホンガイドでアンケートをとっていました。緑色の小さな紙にメッセージを書くと、場内に飾られ、その後役者さんに渡されるそうです。
小栗栖の長兵衛(おぐるすのちょうべえ)
明智光秀が山崎の合戦に敗れ、落ちてゆく途中で農民の竹やりで命を落としたことに題材をとった岡本綺堂作の新歌舞伎です。香川照之さんが市川中車襲名の初舞台です。古典ではなく、まずはここからスタートということでしょう。味が出ていたと思います。
幕が定式幕から祝い幕に切り替わりました。福山雅治さんが隈取をモチーフにデザインした“祝い幕”になりました。
襲名口上
四代目 市川猿之助 九代目 市川中車 五代目 市川團子の口上、 最後に二代目 市川猿翁が登場となりました。猿之助さんへの拍手は勿論の事、歌舞伎界に身を置くことになった中車さんにも激励の大きな拍手がおくられました。
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 川連法眼館の場
舞台狭しと、激しい動きのお芝居でエンターテイメント性たっぷり、宙乗り狐六法で終わる亀次郎さん改め猿之助さん見せ場満載です。存分に楽しまさせてくれます。
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