活断層は飛行機からよく見える
「富士山直下に活断層か?」の新聞記事がありましたが、活断層そのものは地中ですので、このように精査しないとわからないものがたくさんあります。一方で活断層が、その直上の地表を動かしているケースも多く、飛行機から地上を見ると「活断層がなんて多いのだろう!」と率直に思います。くねくね曲がった地形のそばに、活断層によって切り裂かれたような直線的な地形が合ったりします。いささか不謹慎な言い方をするならば、自然の地形の中に、あたかも人が作ったかのような直線地形があるのは面白く感じられます。
5月6日の羽田から福岡へ向かうフライトは、珍しく山梨→中部山岳→琵琶湖北部→中国山地上空を通るルートでした。琵琶湖に差し掛かるてまえから日本海が見えました。原発銀座を上空から「あの辺だな。」とみていましたら、ちょっとして活断層らしき地形が見えてきました。
この後、機内アナウンスで「後方に天橋立が見えます。」とありましたが、その前から天橋立を探していました。しかし、もやっていてこれまた「あの辺だな!」程度でした。
その天橋立の手前の活断層(とこの時点で思った)は、くっきり見えて写真に撮りました。黄色の矢印の間の直線的な地形が活断層が地表に表れています。
帰宅してから、産総研の全国活断層図で確かめてみました。綾部市付近でちょこっと枝分かれしているのも飛行機からわかりました。
日本は活断層列島です。備えは怠らないようにしましょう。
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