“毛利家の至宝”展 サントリー美術館
今日、六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館へ行って“毛利家の至宝”展を見てきました。見どころ満載です。博物館、美術館というと「月曜日は休館」が通例ですが、サントリー美術館は火曜日が休館日です。横並びで月曜休館にしていないところが良いです。
入場券の図案に取り上げられた国宝・雪舟筆「山水長巻」が呼び物のようです。長さ16mの巻物が一挙公開です。ですが、私は特に感動することもありませんでした。緑色や赤色なども使っていて、それでも水墨画の範疇になるのでしょうか?水墨画の意味が良くわからなくなりました。(こだわりを持っているわけでもありません)
それよりも、写真などではおなじみの元就の画像が見れました。こちらの方がよほど親しみをもって見ることが出来ました。
さらに、豊臣秀吉が五大老に秀頼の事を頼んだ直筆書状写。関ケ原の前、井伊直政・本田忠勝連名の毛利への不戦の要請。関ケ原後、防長二州を安堵する家康の直筆誓詞。さらに毛利家の内部のやりとりの古文書などが興味深く見れました。
古今和歌集の高野切りや、徳川将軍家よりの輿入れの際の調度品の源氏物語絵巻や雛人形。その他茶道具や下屋敷の図など充実した展覧会です。
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