シンポジウム“空から見た地球環境”
今日は、アサヒビールの財団が主催するシンポジウムに行ってきました。
テーマは“空から見た地球環境”だったのです。地球温暖化がテーマであることは当然で興味もあったのですが、ちょっと勘違いしてもいました。テーマ名から、てっきり飛行機から地上を見た時に温暖化の原因となるさまざまな土地の改変の例が出てくるとと思ったのです。飛行機から地上や雲の様子を見ることが好きな私としては良いテーマだと思ったのです。
ところが、話の中心は、CO2の測定器を飛行機に積載し、日本とオーストラリアを往復した結果、CO2の濃度がどのような値となっているか?そこから読み取れることは何か?といった解説を中心にしたものでした。
ちょっと思惑とは違いましたが、日本のそして世界的な科学者の話を聴けたのはラッキーでした。
地球の大気の組成は、窒素が78.08%、酸素が20.95%、アルゴンが0.93%、この合計が99.96%です。温暖化で問題となっているのはCO2=0.039%、メタン=0.00018%、N2O=0.000032%と実に微々たる割合の物質が問題になっていることに驚きました。地球環境は実に微妙なバランスの上に成り立っているのですね。
飛行機にCO2の測定器を載せることは簡単ではなかったそうです。保安検査をいくつも受けてようやく合格したそうです。現在この装置を載せているのはJALのJA705J、JA703J、JA707J、JA708J、JA709Jの5機です。日本のオリジナルな発想による観測体制です。この飛行機を見たら応援したくなります。
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