須玖岡本遺跡
福岡県の須玖岡本遺跡は古代(弥生時代)の奴国の中心地です。近辺は住宅地となっています。平岩地区の遺跡のみがそのままの状態です。遺跡の一番高い所に“奴国の丘歴史公園”と歴史資料館があります。
公園にはドームが2つあって、甕棺墓などが発掘された状態で保存されています。
奴国の王墓の上石が移設されて入ます。王はこの石の下に甕棺の中に屈葬されていました。(写真は合成しています)
元々王墓が発掘された場所は資料館から歩いて数分の所です。現在は更地となっていて案内板が立っています。そこからさらに10メートルぐらい離れた王族の墓が発見された地は現在アパートなどになっていて案内板もありませんでした。
奴国の王と言えば、“漢委奴国王”の金印を授けられたことがすぐに思い起されます。この王墓は金印を受けた王より数世代前の王です。
金印は福岡市博物館にあります。かなり以前、金印を見て、お土産に桐箱入りの金印のレプリカを買いました。「金印偽物」説は今はどうなのでしょうか?国宝にはなっていますが、本物なのか今でも私は疑っています。
(5月6日訪問)
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