瀬川7人制日本代表ヘッドコーチのお話
19日に麻布区民センターで行われました。
講演会というよりは、村上さんとの対談形式で進みました。東京7’sで世界との差を見せつけられたので、ちょっとテンションが低い状態で行きましたが、ビデオとスタッツを示し説得力がありました。興味深く、楽しく聞きました。さすがは専門家は見ているところが違います。良かったです。1時間30分があっという間に過ぎました。
(お話のほんの一部です)
ラインアウトで投げ入れるのは15人制ではフッカーという専門職です。7人制での他の国は15人制と同じく頭の上から投げ入れていましたが、日本代表は下から投げ入れ相手にボールを奪われていました。
1試合平均のラックを作った回数は1位・オーストラリア 13.7、 2位・南アフリカ 11.7 ・・・・・・フィジー 4.5、ニュジーランド 4.2で一番少ない。フィジーとニュージ-ランドは、長い距離を走り抜け1フェーズでトライに持ってゆく力があるからラックを作る戦いをする必要がない。走力・筋力で劣る日本はニュージやフィジーと同じ戦い方はできない。
「日本は『倒れて、起き上がる』を練習してきている。私も向井さん(元東芝、日本代表監督)から死ぬほど練習させられた。これに対して対して外国は『倒れるな』と教えられている。自分も倒れ相手も倒れる状況を作るのは日本にとってアドバンテージです。」と述べました。「しかし、」と言って見せられたビデオは、日本の選手は倒れて相手の外国の選手は立っているビデオでした。『これではダメです。』と瀬川さん。
質問タイムで「どうして瀬川さんが7人制のヘッドコーチになったのですか?」の質問に、瀬川さんらしくきちっと答えていました。
割と最初の方で、村上さんが「全然勝てない。オリンピックどころではない。」と瀬川さんに話しかけていましたが、聴衆も同じ気持ちで瀬川さんの話を聞き始めました。話を聞いて、帰る時には少しほっとした気持ちになっていました。ですが、プレーするのは選手です。個の力で劣る日本が厳しい状況にあることには変わりないと思います。応援しましょう。
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コメント
ストレングスコーチが15人制に行っていると、瀬川さん言っていました。
“走って、走って、走っている。とも言っていました。
エディさんとは結構連携とっていうようですね。
コロ助さんのブログに遊びに行かさせていただきました。
写真もきれいで、いいですね。
どんどん遊びに行きますので、
宜しくお願いします。
投稿: 最前列 | 2012年4月21日 (土) 20時51分
今回のJapanの練習は7人制のコーチが入ってしていると
お聞きしました。 どう変わって行くか楽しみなJapanです~
選手はいつも走らされてましたよ(笑)
yahooでブログをしています
「コロ助のブログ」で練習風景をアップしました
時間のある時に寄ってください。
白い犬が目印です~
投稿: コロ助 | 2012年4月21日 (土) 07時48分