ペルシア陶器の窯とイスファハーンの陶工
27日は、中近東文化センターの講演会“ペルシア陶器の窯とイスファハーンの陶工”を聴いてきました。中近東文化センターの友の会の会員、つまり素人がこの分野の第一人者の最新情報を聴くという贅沢な講演会です。
パルシア(現在のイラン)の9世紀から10世紀頃の窯跡の発掘状況の講演でした。面白いと思って聴いたことは、「日本なら陶器の土の取れるところに窯はできるのですが、ペルシアでは土が流通し、窯があるところは、土の産地の近接地とは必ずしも限らない。」という事でした。日本の常識とは全く違いました。
また、イスラムの陶器で、トルコ、エジプトの古窯は1か所しか知られていない。というのも意外でした。
中近東文化センターは耐震工事中で、再オープンは今秋の予定です。
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