桜島に立寄り
鹿児島旅行(遠征?)の4日目の16日も、冷たい雨が降り続いていました。
夕方には飛行機の乗って東京へ帰りますので、雨に加えて時間の制約もありました。
この日は、午前に桜島へ、午後は鹿児島市内の予定にしました。
桜島へのフェリーは150円です。市内のバス、路面電車よりも安く、短いながらこの船旅を楽しまない手はありません。
フェリーから振り返って、市内を見ます。薩英戦争でイギリスの軍艦から見た景色です。あそこに砲台があったとかそんな気持ちで景色を見ていました。
写真は維新期の工業団地の尚古集成館付近です。
桜島に着いて、「タクシーで一周しませんか?」と声を掛けられましたが、雨で桜島の山が見えないのでは一周しても価値が半減ですので、お断りしました。
ビジターセンターでビデオやジオラマで桜島の歴史を知ります。大正の噴火時は、桜島島内の犠牲者より周囲の犠牲者が多かったそうです。危機感を持って対策を立て、いち早く逃げたかどうかが運命を分けました。自然災害は、「ともかく逃げる。」事が大切です。
ビジターセンターの岸辺・溶岩なぎさ遊歩道には足湯があります。開聞岳登山の足の疲れを癒すにはもってこいなのですが、冷たい風・雨では無料であっても、とても足を浸けるわけにはいきません。
右手が足湯です。私の旅行はラグビーの応援を兼ねていますので、場所は変わっても着ているのはいつも同じでチームカラーの赤です。
それではと、隣りの“桜島マグマ温泉”に入りました。入湯料は300円です。泉質は指宿と同じようで、しょっぱいです。
月曜日の午前、世間が休み明けで忙しく仕事を始めている時間に温泉に入って、目の前を行き交うフェリーをのんびり眺めるという至福の時間を手にしました。(写真はフェリーから見た温泉です)
桜島港を後にしました。港付近の丘の地下には戦時中洞窟が掘られ施設が置かれました。今は危険防止のため埋められています。いつの日か戦争遺跡として公開される日が来るでしょう。
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