西宮砲台(西宮の史蹟2/3)
幕府によって3年ほどの建設期間を経て、明治維新の2年前の1866年に完成しました。しかし、空砲を試射したところ、煙が堡内に充満して、実用に向かなかったそうで、実戦で使用されることはありませんでした。幕末を実感しる施設です。
港の反対側にも今津砲台が同時に築かれましたが、こちらは残っていません。
西側の円周1/3程は土塁が残っています。
南側は土塁の土は失われていましたが基礎石が弧を描いて残っていました。
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