十二月歌舞伎公演(日生劇場)
今月は新橋演舞場での歌舞伎の公演はありません。日生劇場になります。
1年前日生劇場のチケットを手配していましたが、急遽予定が入り、嫁さん一人が行きました。「その時『赤ちゃんが出来たよ』と娘から電話が入った。」と嫁さんには思いでの劇場でした。その時、お腹にいた赤ちゃんは生後4カ月を迎えました。
私の日生劇場の第一印象は「小さい。」でした。舞台も小さく花道も短いということです。芝居が始まってしまえばまったく気にならないのですが、たまたま大学生の団体が来ていたのですが、幕が開く前の雑談がやかましいのです。幕が開く前だから芝居を見るのに支障はないと言えば無いのですが、いつもなら役者さんの話題や芝居に関する雑談なのですが、この日は学校や友達の話題で学校の騒騒しさをそのまま、しかも大きな声で劇場に持ち込んできました。幕が開く期待に満ちたおしゃべりとは全く異質です。芝居見物の気持ちが結構そがれます。変な新発見をしてしまいました。
演目の額もかかげられることもなく、歌舞伎を見る雰囲気が日生劇場には足りませんでした。
演目
・錣引(しころびき)摂州摩耶山の場
・口上
・勧進帳
勧進帳は、今年2度目です。前回は団十郎さんの弁慶に海老蔵さんの富樫でしたが、今回は海老蔵さんの弁慶です。富樫が松緑さん、義経が染五郎さん。
花道のすぐわきの席でしたから、見得、六方を堪能できました。
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