明石城 と織田家長屋門(明石市の史蹟 1/5)
駅のホームから目の前に明石城が見えます。駅前お城です。お城が先に出来ていますので城前の駅という表現が適切かもしれません。駅前にお城があるというのは最初に見た時のインパクトが大きいです。機会があったら明石に行きたいと思っていたのはその時の強い印象があったからです。
江戸時代に入ると一国一城令で多くのお城が破却されましたが、この明石城は一国一城令の後に西国の備えとして秀忠の命によってつくられたという特異な事情を持っています。
ホームから見たお城です。駅前には名物の蛸ではなく鯛がひっくり返っています。
左が坤櫓(ひつじさるやぐら)、右が巽櫓(たつみやぐら)残っているのはこの二つの櫓のみです。
お城の狭間からみた明石駅です。
巽櫓(たつみやぐら)
本丸には天守台(天守閣は造られなかったようです)や柿本人麻呂を祭った神社の旧地があります。
東ノ丸と箱掘の間の坂の石垣には刻印が10個ほどは見つけられます。本丸にも刻印石が転がっていました。
お城を出て、駅から西へ300メートルほど、お城の堀をはさんで、織田家長屋門が残っています。
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