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日本の戦い(No25 ラグビーワールドカップ応援ツアー)

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オールブラックスの出だしは必ずしも良いとは言えませんでしたが、地力を出してきました。日本はボールを動かしましたが、動かした日本の選手が薄くなって行き、ディフェンスする相手選手が多くなりました。完全に逆です。

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トンガにはフォワード戦とブレイクダウンで圧倒されてしまいました。

結果
対フランス ● 21-47
対ニュージーランド ● 7-83
対トンガ ● 18-31
対カナダ △ 23-23
結果については先刻ご承知の通り1分け3敗でした。
カーワンヘッドコーチが就任当初から指摘していたアンフォースドエラーが試合の随所で出ました。基本的スキルが足りないのでは?と思いこみたくなります。勿論代表に選ばれる選手に基本的スキルが足りないなどあり得ません。練習でできたことが試合では出来ない。これは、強豪国とのタフな試合経験が少ないことが原因だと思われます。
弱い国は強豪国から相手にされない→試合を組んでもらえない→タフな試合の経験が少ない→アンフォースドエラーが治らない。この悪循環を断つためにも今回は特に結果が求められた大会でした。(出ると云う前提で)次のイギリス大会も一番厳しい日程で戦うことになるでしょう。残念です。
“日本らしさ”として低い、早いなどの“いわゆる4H”は、世界のどこのラグビーでも当たり前にやっていることで、むしろ日本はやれてたの?との思いがぬぐえません。日本は1対1ではともかく勝てません。組織でなんとかするしかありません。ですが、JKになってフィットネスとがまん強さが出てきたと思います。そしてこのフィットネスとがまん強さが擦り減らないような試合運び・・・・例えばノートライでも試合に勝てるロングブーツを育てるなどして欲しい。
今大会の結果については、残念ですし、失望もしました。協会、ラグビージャーナリズム、ファンが一体となって「勝つことのみが善である」になっていたのか?大いに疑問です。選手・ヘッドコーチが結果責任を問われることは言うまでもありませんが、そこでとどまるべきではありません。私はむしろ一部の協会幹部、ラグビージャーナリズム、ファンにがっかりしています。
次回大会では24年振りの勝利を願ってまた応援に行きます。今度こそは勝利の瞬間を見届けるつもりです。一人のラグビーファンとしてはその楽しみが残っています。しかし、今回が最後の大会になってしまうかもしれない選手にあまりにも厳しい結果でした。その気持ちを思うとつらいものがあります。

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