カーワンHCのラグビーワールドカップの戦い方
サンスポが伝えるところでは、ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチは、ワールドカップニュージーランド大会では、前回・フランス大会でとった2チーム体制はとらない、とのことです。
前回大会では、初戦の対オーストラリア戦のメンバーと第2戦の対フィジー戦の先発メンバーを全員代えました。
オーストラリア戦は3-91の大敗でした。続くフィジー戦は、31-35の惜敗でした。最後のプレーでフィジーゴールラインに迫りましたが逆転はなりませんでした。その後はフィジー戦のメンバーを基本にして戦い、対ウェールズ戦は18-72の大敗。最終戦の対カナダ戦は12-12の引き分けに持ち込みました。現実的なターゲットとなった2試合で勝利こそ得られなかったものの確かな手応えを得ました。
カーワンヘッドコーチが2チーム体制をとったのはこれが初めてではなくイタリア代表監督時代にも採用しています。戦力的に劣り、日程も恵まれない国の戦い方の一つの方法です。
ただ、初戦の先発メンバーのうち5選手はその後出場機会はありませんでした。チームの一体感の醸成という点で苦慮したことがうかがわれます。
21日のアメリカとの壮行試合、翌22日の最終メンバー発表(注目です)と続いて、いよいよワールドカップ本番へ突入します。私の予想は期待を込めて、トンガ、カナダを下しての2勝です。2勝するのも容易ではないと思っていますが、サプライズの3勝・・・・・・・これはやっぱり・・・・・厳しいですかね。
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