日本,フィジーを破って優勝 ラグビーパシィフィックネーションズ第3戦
フィジーのキックオフは日本陣内深く蹴りこまれ、激しい当たりに戸惑った感じで1分にPGを許し、甘いタックルをハンドオフで突進を許して6分に先制トライを奪われます。普通に試合に入った日本に対してフィジーは戦闘モード十二分に仕掛けてきました。フィジーは前半18分にシンビン、20分にはレッドカードで13人になりますが、縦の突進がフィジーには通じません。数的優位を生かせなかった日本は0-8で折り返します。
後半1分にフィジーが1人シンビンとなり、ニコラス選手がショートパントを自らキャッチして基点となって最後有賀選手が右に飛び込んで反撃のトライをあげます。8分にフィジーは左隅に飛び込んで日本5-13フィジーとフィジーが再びリードを広げます。しかし日本も、18分にリーチ選手が突進しニコラス選手がゴールポスト下にトライして1点差に迫ります。フィジーは勢い余って19分にも2枚目のレッドカードで13人になります。格上のフィジーといえども2人少なくては持ちません。23分に堀江選手の逆転トライに、終了間際にフィジーはさらにイエローカード、最後のプレーで今村選手がトライをあげました。このトライのひとつ前のプレーで、フィジーにあわやインターセプト(逆転トライになるのか)の危ないプレーがありました。ノックオンで救われました。この決勝トライで勝ち点1をプラスして、トンガと勝ち点で並び当該チームの対戦で勝利している日本がPNC初優勝を飾りました。
今日のフィジーは、奔放なマジックではなくガツンガツンと当たってきました。強烈なアタックでした。日本は個々では当たり負けしていました。しかし、フィジーはその勢いをコントロールできませんでした。暴走して事故ちゃった感じです。
プレッシャーのきつい中で、SHの日和左選手が力を発揮できるか注目していましたが、合格点をつけられると思います。この試合で大野均選手が通算50キャップを獲得しました。今日のような激しいぶつかりあいには欠かせない味方を奮い立たせる選手です。
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