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勧進帳だあっ! 七月大歌舞伎 新橋演舞場

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昨日は、新橋演舞場に昼の部の歌舞伎を観に行ってきました。人気の演目2題と新作もの1題を十分に楽しんできました。
義経と静の別れを題材にした“義経千本桜 鳥居前”。単純に別離の話ではなくて忠臣佐藤忠信に化けたキツネが主役というのが、私的には“江戸時代”の香りがあって良いです。

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そして、“勧進帳”海老蔵さんが富樫役で復帰の舞台です。朝日新聞には海老蔵さんに対して辛口の評論が載っていましたが、私にはそこまではわかりません。ともかく見たかった舞台でした。

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勧進帳での好きな場面(舞台写真より)の一つは、富樫勢に対して「力ずくで」といきり立つ一行を弁慶が必死で押しとどめる場面なのですが、前方の座席では一人ひとりの表情は良く見えます。それはそれで十分良いのですが、2階席から見た方が全体が見えてダイナミックで良いかもしれないと思いました。
三作目は大仏次郎作の“楊貴妃”でした。3月に玄宗皇帝と楊貴妃の宮殿の華清池を訪れ、今に残る遺構を見てきただけに、お芝居そのものもさることながら、舞台を通して遠い昔に思い馳せていました。

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