イラン考古学セミナーに参加
今日はイラン大使館(正式にはイラン・イスラム共和国大使館)で行われたイラン考古学セミナーに参加してきました。大使館と名のつく所に入ったのは初めてでしたので入り口でちょっと緊張しました。入り口で要件を話そうとするその前に、既に他の参加者が到着していて、すっと通してくれました。
イラン大使の挨拶に始まってセミナーの内容は次の通りです。
「パルティア地方の地理:アルサケス朝初期の都の比定をめぐって」
春日 晴郎(東海大学教授)
「弔いの諸相からみたイランの古代社会」
有松 唯(広島大学文学部研究科・日本学術振興会 特別研究員)
「湾岸考古学の視点」
後藤 建(東京国立博物館 特認研究員)
大変興味深かったのは、メソポタミア、インダス、それに古代ペルシャの文化・文明については少しは知っていましたが、砂漠だけと思っていたアラブ首長国など湾岸諸国にも文化が栄え遺跡が数多くあるとの講演でした。飛行機からこの地域を見たことはありましたが、石油施設とどこまで続く砂漠以外は見えませんでした。メソポタミアとインダス、それにペルシャを結ぶ大切な役割を果たしていました。20万を超える古墳がありました。現在は8万に満たない数になったそうですがそれでも驚異です。
参加者のレベルの高さにもびっくりしました。
後藤 建(東京国立博物館 特認研究員)
大変興味深かったのは、メソポタミア、インダス、それに古代ペルシャの文化・文明については少しは知っていましたが、砂漠だけと思っていたアラブ首長国など湾岸諸国にも文化が栄え遺跡が数多くあるとの講演でした。飛行機からこの地域を見たことはありましたが、石油施設とどこまで続く砂漠以外は見えませんでした。メソポタミアとインダス、それにペルシャを結ぶ大切な役割を果たしていました。20万を超える古墳がありました。現在は8万に満たない数になったそうですがそれでも驚異です。
参加者のレベルの高さにもびっくりしました。
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