なるほどエディー・ジョーンズ戦術
31日のエディーさんの講演は数字をあげて明快でした。
2003年のワールドカップの体験例を引いて説明しました。オーストラリアを率いての6月のニュジーランドとの対戦では24-50で敗れました。NZを分析し①NZはキックリターンからの得点が多いので、それをさせない。②ターゲット3人を徹底マークする。特にスタンドオフにプレッシャーをかける。③NZに「考えさせ」て自分自身に自信を無くさせる。
その数カ月後、ワールドカップのセミファイナルで対戦した試合では、NZのキックオフで始まりました。そのキックをキャッチして蹴り返さず、パスでつないでボールをキープして、試合が止まったのはNZの反則があった3分後でした。(ビデヲでそのシーンが3分間流されました)エディーさんは開始1分で「勝った」と確信したそうです。相手に(こんなはずではないと)自信を無くさせることに手応えを得たのでしょう。試合は24-12で勝ちました。
昨季レギュラーシーズンで負けた東芝にプレーオフで雪辱し、プレーオフで負けた三洋に日本選手権で雪辱した戦い方と重なって見えました。相手の強みのところで試合開始早々挑みました。もちろん戦術がたけていても選手をまとめて行かなければ勝利はおぼつきません。この日の講演でクリアーになりました。
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