2.26事件慰霊碑
渋谷公会堂(今はCCレモンホールという名称になっています)の裏手の2.26事件慰霊碑を訪れました。4,5回目ぐらいでしょうか、でも久々です。
若かったころは、事件を起こした側に同情的でした。「無念だっただろうに」といった感情を持ったことを覚えています。でも、今は、“この事件を契機に軍部の独走に押さえが効かなくなっていった”という歴史的評価への思いが強く、「同情」と云う気持ちは薄いものとなっています。私自身の変化なのでしょう。
処刑場の跡地の一角に建つ慰霊の前を何事もなかったように人々が通り過ぎて行きます。2.26事件も青年将校の思いもどんどん遠くなってしまったようです。
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