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2011年4月

ニュージーランドの夜空(ラグビーワールドカップ期間中)

ラグビーニュージーランド大会のツアーは、結構自由時間が多いです。私が申し込んだFコース(対ニュージーランド、トンガ2試合観戦コース)は3日半の自由時間があります。自然には恵まれていても歴史的には見るものが少ないようですので、ガイドブックも紹介があっさりしています。この自由時間をどう過ごすか、今から検討しておく必要があるかと思います。
私はまだ南半球に行ったことがありません。良くバスタブなどの排水の時、水の回り方が北半球とは逆と云われています。本当にそうなのか?我が家のバスタブでは時計回りに水が出て行きます。確認してみたいです。
それになんと言っても夜空を堪能したいです。「南十字星」そして「大小マゼラン雲」(星雲なのに星雲と云いません)
以前、天文雑誌に「北半球でどうして南十字星が見えるのですか?」と質問がありました。グアムやハワイでは南十字星が見えるそうです。私はグアムとハワイに行ったことはありますが南十字星は見ていません。多分この質問をした方は「南十字星は、北極星と同じように天の南極に位置している。」と勘違いしているのだと思います。南十字星は天の南極ではありませんので北半球からも見れます。しかし、北極星は南半球からは見えません。
見えるとはいえ、高さがどうか気になったので調べました。マゼラン雲と南十字星はばっちり見えます。

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9月17日の夜8時ごろの南の空です。天気に恵まれれば、ばっちりです。

JRFUメンバーズのツアーの詳細・申込みコチラです。キャンセル待ちとなったコースもあります。

ラグビーワールドカップニュージーランド大会関連記事は“’11ラグビーワールドカップNZ大会へ”の画面左サイドのカテゴリーにまとめてあります。
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ラグビーPNCの日本開催は1試合のみ

今年のパシフィックネーションズカップは、全試合日本開催予定でしたが、7月2日午後6時キックオフの日本対サモアの1試合のみになりました。全試合日本開催は無理かと思っていましたので、1試合でも出来て良かったと思います。
秩父宮の夜間照明は電源車から電気を供給して点灯していますので、東京電力の供給量には左右されませんので節電云々は直接的には関係ありません。もっとも建屋の照明や人々が移動する交通機関の電力は使いますが、そこまで言ってたら日本全体が沈みこんでしまいます。
9月のワールドカップを控えて、テストマッチがないと盛り上がりません。サモア戦1試合とはいえ本当に良かったと思います。これで8月21日のアメリカ代表との試合も、予定通りの開催が期待されます。

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ご本人が語る大畑大介さんのベストトライ

“日本ラグビー激闘史”の発売日にあわせて、取り置きしてもらっているラグビーマガジンを今日書店からもらってきました。ラグビーマガジンの読者投票で“大畑大介ベストトライ”というのがありました。ベストに選ばれたのは’99年香港セブンズ”でのトライでした。ある意味妥当と思いますが、25日の講演会で大畑さん自身に対して同じ質問が出ました。
この質問に対して、大畑さんは最初首をひねってちょっと考えて・・・・・・「10個や20個のトライをとった選手なら、ささっと思い浮かぶのでしょうが、私の場合は、・・・・・。(観衆から笑い) 一番記憶に残っているのはイタリア戦ですね。インゴールでのノックオンです。心にすきがありました。戒めになりました。これが一番心に残っているトライ・・・・にはなっていないトライです。」と。
続けて「申し訳ありません。」と頭を下げました。7年ほど前のことでしたが昨日のことのように謝っていました。きっと大畑さんにとって昨日のことのようにいつも思っているのでしょう。

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大畑大介さんの講演会

最初に「意外に思うかもしれませんが、一人しゃべりは初めてです。」と、講演会ははじめての経験だそうです。メモを用意していましたが、ほとんど見ることもなく、ご自身のラグビー(人生)を振り返りながらの話は、時間がたつのを忘れさせてくれました。
「’99年、’03年と選手としてワールドカップに出場し、’07年はキャプテンとして予選を勝ち抜きながら怪我で出場できなかったとき、お父さんから『こんなスポーツをさせて悪かった』と言われたそうです。身近な人、周りの人につらい思いをさせたことが一番申し訳なかった。」
「ワールドカップはテストマッチの延長と思っていたが、出場してみてとてつもなく大きくまったく違うことがわかった。しかし、国内の報道の小ささにショックを受けた」そうです。
今後については指導者の予定はないそうです。もっと深い人間にならねば、実績だけでなるのは申し訳ない。今はいろんな意味でリハビリ期間だそうです。
当たり前と云えば当たり前ですが、トップアスリートはやはり自分に厳しいです。その厳しさが感じられました。とても良い講演会でした。

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千住真理子さんのコンサート

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今日は、今春オープンした八王子・オリンパスホールに“千住真理子とN響メンバーによるアンサンブル~四季~”を聴きにゆきました。
親しみやすい曲で気楽に聴いていました。
千住さんのヴァイオリンに注目しました。「あれがストラディヴァリウスか!」と思って聴くから違うように聞こえるのか?まあ、違いがわかる訳は無いのですが・・・・・。
娘夫婦は昨日“交響組曲「ドラゴンクエストⅢ」を聴きにゆき、今日は娘と嫁さんと私の3人です。演奏中のくしゃみと咳払いには閉口しました。マナーが良くありません。「死んでもよいから咳を飲み込んでよ!」と思ったものです。
娘によれば昨日の「ドラクエ」ではそんなことはなかったそうです。聴く方の平均年齢が上がってそうなってしまったようです。年配の方、のど飴ぐらいは用意してよ、お願い。
演奏曲目は、
ディヴェルティメンチ ニ長調 K.136/モーツアルト
ジャコンヌ/ヴェィターリ
セレナード13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525/モーツアルト
「四季」/ヴィヴァルディ
アンコールで
愛の悲しみ、愛の喜び/クライスラーでした。

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八王子・オリンパスホール

今春オープンしたオリンパスホールは八王子駅にデッキで直結していてアクセスは良いです。私が座ったのは前から3列目で、ここはオーケストラ演奏の時は撤収される席でしたので、近くを人が通ると振動します。最初はそうした席とは知らなかったので、「地震か?」と思いました。前の席との間隔は広めにとってあります。また前の席と重ならないように配慮されています。天井は高くて場内の雰囲気・作りは良いです。
その他の施設としてはビュッフェはありますが、ショップは無くて入場してからロビーで「楽しむ」という雰囲気には欠けます。お手洗いもちょっと少ない感じです。
ホールは高層ビルの4階にあります。コンサートが終わって一斉に帰るというのはホールでは当たり前なのに3階に降りるエスカレーターが1基しかありません。エレベーターはありますが階段はありません。帰りの客を規制していました。どうしてこんな設計になっているのでしょうか?正直なところ驚いてしまいました。根本的な設計ミスだと思います。

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リフォーム始動

かねてから計画していたリフォームを、今日から始動させました。手始めに業者さんに見積もりに来てもらい、来週もう一社が来る予定です。3社から見積もりをとるのがスタンダードとか、しかし、見積もりをしてもらうだけでも結構エネルギーが必要でした。2社目までは決まっていますが3社目はどうしようか思案中です。
工事に入ってからの心配は兎のホルテンです。夜行性ですので、ホルテンの部屋に見知らぬ人が3人入って行っても半ば眠っているような状態で、今日はほとんど反応はありませんでした。しかし、工事が始まると、慣れない部屋に引っ越しもしてもらわなければなりません。大きな音も出ます。試練が始まります。ちょっと心配です。

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旅行を振り返って(西安の旅 11最終回)

4日間の西安の旅は、現地にいた日は2日だけでしたので、1000年間中国の都となっていた町を巡るには勿論短すぎます。兵馬俑坑がある市の東郊には行きましたが西郊には全く行っていません。市内も、もう少しじっくり見歩きたいところです。

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西安に着いたのが深夜でしたからわかりませんでしたが、帰途空港へ向かった時にバスから古墳がいくつも見えました。まだまだ見足りないことを実感しました。とはいえ、唐の都・長安の大きさを実感する事ができました。
現代の中国の内陸部の人の思いにも触れました。短い時間でわかったようなことを言うつもりはありませんが、「収入はふえたけど、それ以上に物価が上がっている」と不満もあるようです。国有企業の独占にも不満を持っていることがわかりました。

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普通のお店で靴下を買いました。売る人とお金を扱う人が別で合理化されていません。数少ないコンビニでビールを買いましたが、冷えていません。それが普通のようです。普通とわかればそれで良しです。
交通マナーはまるで駄目です。交差点では常時右折可ですので、青信号で渡る歩行者の前をクラクションを鳴らして通過する車は当たり前のようで、渡りきれない歩行者を何回もみました。この点はまだまだです。
まだ整備されていない史蹟もたくさんあり、それはそれで魅力です。再びこの町を訪れる日が来ることを願っています。(了)

[西安の旅の一覧は、画面左サイドのカテゴリー欄の“中国の古都・西安の旅”でご覧ください]

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城壁(西安の旅 10)

世界の都市にあって日本の都市にないもの、それは都市を守りかためる城塞の存在である。と云う言葉がありますが、城壁を見ると異民族の戦いの厳しさが迫ってきます。
西安の城壁は唐の時代の言わば皇居を囲む城壁で、都市を囲む城壁はほとんど残っていないようです。その皇居を囲む城壁が明の時代では都市を囲む城壁となって修復されながら現代に残っています。それだけ都市が小さくなったと云うことになります。中国でも完全に都市を囲む城壁がぐるっと残っているのはここだけだそうでそうです。
南門です。現在の西安の中心の通りに建っています。

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外敵が門から侵入しても直線的には進めず入り組んだ構造になっています。この構造を見ると日本の城の城門・枡形が淡白な構造に感じられます。

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楼閣は3棟ありましたが、1棟は礎石が残るのみでした。再建する予定だそうです。

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ライトアップされた南門です。城壁もライトアップされていて壮観な眺めです。(前日の夜撮影)

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城壁は高さ12メートルあります。堀と城壁の間は10~20メーターほどあります。

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幅は12~4メーターあり、一周14キロメートルあってマラソン大会もあるそうです。いつの日か一周してみたいです。
続きます。

[西安の旅の一覧は、画面左サイドのカテゴリー欄の“中国の古都・西安の旅”でご覧ください]

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大雁塔(西安の旅 9)

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大雁塔は唐の時代の数少ない遺跡の一つです。大慈恩寺の中に立つ塔です。孫悟空のモデルになった玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典をこの塔に納めていました。
この塔に登るのはオプションということで、ツアー11人の中で登ったのは私も含めて4人でした。もらった時間が15分です。これは登ってすぐ下りる時間です。お寺のガイドさんは遅刻しても待っています。と遅刻を前提にしていました。予定通り遅刻です。この後、管長の書を販売(チャリティーとのことですが)するところに案内されましたが、そんな時間があるならもっとゆっくり登らせてよと4人で言いました。

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塔の入り口です。人がすれ違うのがやっとです。

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塔の内部です。石造ですので、日本の塔と違って心柱などはなく、階段がつけられています。

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塔は7層になっていますが階段が無ければ吹き抜けのような感じです。その天井です。

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高さが64メートルありますので良い眺めです。
続きます。
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空海の青龍寺と仲麻呂の興慶宮公園(西安の旅 8)

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青龍寺は弘法大師・空海が学んだ寺です。長く廃寺になっていて、この地に発電所を建設しようとして青龍寺の跡だったことがわかりました。そこに寺を再建したのがわずか数十年前のことです。建物はコンクリート製です。

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空海は四国の出身で四国八十八か所の巡礼の原点ということで0番札所となっています。

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ツアーの参加者のなかにこの寺の朱印をもらうことを目的の一つとしていた方が、ガイドさんに朱印はどこでもらえるか何回も確認していました。無信心な私ですが朱印帳を求めました。兄が朱印を集めていますので、お土産の代わりです。でも兄は自分の足で来ていないので受け取るかどうか?です。
四国の各県から桜が寄贈され、ちょうど盛りでしたので、境内は花見客で溢れていました。

興慶宮公園は、唐の興慶宮跡に作られた公園です。ここには今でいうところの図書館がありその図書館の責任者が安倍仲麻呂だったわけで、安倍仲麻呂が職務がら、玄宗皇帝とあっていた故地になります。
記念碑があり李白が「帰国の際遭難して死亡したと思って」作った漢詩と仲麻呂自身の詩が刻まれています。
屋台はでているは、大きなアトラクションの施設はあるは、賑やかで「天の原、ふりさけ見れば・・・・・・」の風情は残念ながらありません。

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続きます。

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天の原 ふりさけ見れば(西安の旅 7)

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

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百人一首で唯一外国で詠まれたあまりにも有名な歌は、遣唐使として中国に渡った安倍仲麻呂の歌です。歌そのものは帰国に際して詠まれました。条件の厳しい船の旅とはいえ、三笠の山に出る月を見ることへの期待がありました。

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しかし、舟は難破してベトナムに流され、仲麻呂は2年かかって長安にもどり、2度と日本に帰ることはありませんでした。唐時代の数少ない遺跡の小雁塔から月を望みました。皆さんはオプショナルツアーの方へ行きましたが、私は唐の都で月を眺めることを楽しみにしていましたので満ち足りた気分になりました。前日は雨だったそうで、この時期の雨は黄砂が入って、ガイドさんの表現を借りると「泥水が降ってくる。」そうです。天気に恵まれてラッキーでした。

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さらに街中を歩いて城壁の南門へ向かいました。城壁は唐の時代の皇城をもとにした明時代の城壁です。ライトアップされていて門の前は歌ったり、踊ったりと賑やかでした。

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そのなかで口径30センチの反射望遠鏡が3本、お金をとって月を覗かせていました。ショーアップのためレーザーで月を指しています。
思わぬ唐の都・長安で見た月でした。
続きます。


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陜西省歴史博物館(西安の旅 6)

西安は人口700万人の陜西省の省都です。1000年の長きに渡って周、漢、唐などの王朝の都として栄えました。その博物館です。西安を中心とした史蹟地図を買い求めたいと云うのがこちらへ来る前からの強い希望でした。日本ではまともな史蹟の解説書がありません。せいぜい旅行ガイド程度です。が、残念ながらミュージアムショップ(どちらかと云えばお土産屋に近い)でもありませんでした。

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これは場内の展示を写真にとって手を加えたものです。市内の史蹟はお土産のパンフレットの裏に載っていたものしか見ることはできませんでした。
緑で囲んだ地域が現在に残っている城壁です。明、清時代の街です。赤で囲ったところが唐の時代の街です。市外に秦や漢の宮殿跡や古墳が残っています。
博物館内は撮影はOKですが、フラッシュは禁止です。フラッシュ禁止は当然ですが、皆さんお構いなしでフラッシュ撮影していて係りの人もとがめることはしていません。中国らしいです。私はもちろん守りました。
兵馬俑の展示もありました。

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こちらは前漢の宮殿の軒丸瓦です。・・・・日本の弥生時代です。飛鳥時代の日本の寺院の瓦と比べても造りが細やかです。

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唐三彩もたくさん展示されていました。その他青銅器、鏡など展示は豊富でした。入場料は無料です。

続きます。


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四月大歌舞伎(新橋演舞場)

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夜の部を見てきました。率直に言って久し振りに楽しめた感じでした。
絵本大功記 尼ヶ崎閑居の場”は、よく良く題名を見ると太閤記ではありません。秀吉は出てくるのですが明智光秀の物語です。明智光秀は武智光秀、羽柴秀吉は真柴久吉として登場します。江戸時代は実際に起こったことを題材として取り上げることは御法度でしたから名前を変えて実際のことではありませんと云うポーズをとったことは御承知の通りです。寛政11年初演の江戸時代のテイストたっぷりです。
男女道成寺(めおとどうじょうじ)”は、道成寺の舞踊版です。松緑と菊之助の踊りが見事です。「音羽屋!」と声がかかるのはいつもの通りですが私が行った日(15日)は菊之助さんに「おじいちゃんそっくり!」と声がかかりました。最高のほめ言葉だと思います。ともかくあでやかで良かった。
3本目は岡本綺堂作の“権三と助十“で新作歌舞伎です。大岡越前守が登場せずに大岡裁きの物語です。良く出来ていました。

外人観客がめっきり少なくなっていました。1人しか見かけませんでした。大挙して帰国しちゃったのでしょうか。
ロビーにはいつもの通り団十郎さんの奥様が控えていました。海老蔵さんが7月から復帰です。役者が戻ってきます。何かもの足りない感じがしていましたので、復帰が楽しみです。

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“役者に首ったけ!”展

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17日に終わってしまったのですが、渋谷にある「たばこと塩の博物館」で江戸時代の人々が夢中になった役者たちの絵を中心とした展覧会がありました。
役者絵は、いわばブロマイドとして人気がありました。それだけに、上演期間中に売りさばくために制作期間が短く凝った技法があまり見られません。また、同じ図柄で高額版と普及版があるなどの特徴があります。
菊五郎が市川家の家芸の助六を団十郎と同じ時期に演じて不仲になったあと仲直りの舞台の予告として出された絵や、八代目団十郎が自殺したことを悲しむ7代目の絵などが目を引きました。
役者の着せ替えやすごろく、ペーパークラフトなどのおもちゃ絵の展示もあって、当時のひとが芝居の余韻を楽しんでいたことがわかりました。
入場料100円は格別の安さで、歌舞伎ファンには見逃せない展覧会です。(でも、終わっちゃいました)

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白鵬関、避難している子供を激励

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秩父宮ラグビー場へ行く途中で、子ども劇場の前で鯉のぼりのもと、白鵬関が東日本大震災で被災したお子さんたちを激励していました。八百長問題の処理で相撲界はなにをやっているの?と云った感じですが、白鵬関は孤軍奮闘の感じです。
帰りは、青山通りの歩道橋の上で香取慎吾さんが撮影していました。歩道橋から渋谷方面を見つめているシーンでした。携帯で写真を撮ろうとしていた方に「申し訳ありません。撮影はご遠慮願います。」と係りの方が話していました。
秩父宮ラグビー場でのチャリティーの往復で何か得したような感じになりました。

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東日本大震災ラグビーチャリティーイベント

秩父宮はお天気も良く、多くのファンが集まりました。
最初に壇上に招かれたのは、東北出身の東芝・大野選手、サントリー・山岡選手、リコー・池田選手、小松選手、クボタ・清野選手の5選手で、池田選手のおじさんは亡くなられたそうです。ご家族からは「来なくてよいから、そちらで頑張って」と云われているので帰っていないそうです。“被災された方からむしろ励まされている感じ”が皆さんの共通の感想です。
代表チームは「サントリースタイル」に近い感じで練習しているそうです。
東北地方の野菜直売は完売、チャリティーTシャツも会場販売分は完売し帰りにカンタベリーのお店によって注文してきました。
オークションでは廣瀬選手が慶応のタイガージャージを出品。先輩の上田昭夫さんから「卒業して一着だけもらうこれを出していいのか!」といわれ廣瀬選手も引き気味となって「上田さんがOK出してくれるなら」と先輩に助けを求める場面もありました。

東芝の大野選手、キャプテン会議の廣瀬選手の挨拶

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釜石シーウエーブスを激励してお開きとなりました。たのしい時間を過ごして、それが被災者のお役にたつなら、これに越したことはありません。

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華清池(西安の旅 5)

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華清池は西安(唐時代の名前は長安)の東郊外にある温泉地です。西安付近では温泉は珍しいそうです。すでに秦の時代には離宮が建てられていたそうですが、1350年ほど前の玄宗皇帝と楊貴妃の保養地としてあまりにも有名です。

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古い湧出池が残っています。すぐ隣では今も温泉が湧いて出ています。建造物はコンクリート製の再建ですから興味の対象にはなりません。

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玄宗皇帝専用の浴場です。浴場の周囲には昔の建物の柱の礎石が残っています。ちょっとしたプールぐらいの大きさです。

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楊貴妃の浴場です。畳2枚ほどの広さです。その他当時の随者の浴場などがそのまま残っています。
境内には毛沢東の筆になる長恨歌など長恨歌の碑がいくつもあります。まさに冒頭の「温泉水滑らかにして凝脂 を洗ふ」の現場です。
私にはこの長恨歌にかかわる思い出があります。高校の古文(漢文?)の授業で詩の一節の『春は春遊に従ひ夜は夜を専らにす』の「夜を専らにすとはどういう意味か?」と指されたのです。「わかりません」と答えたら即、「教室の後ろに立っていなさい」とたたされました。どうも先生には、真剣な授業なのに私が恥ずかしがって答えるのを拒否したと受け取られたようです。高校生の私にとって平たく説明するのは難しかったのです。文字通り、私にとって今に至るまで長く恨みに思う歌なのです。それにしても、なんでこの詩が高校の授業で取り上げられるのでしょうか?・・・・わかりません。そして、まさかその歴史の舞台に立つことになるなど想像すらできませんでした。

続きます。

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秦の始皇帝陵(西安の旅 4)

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兵馬俑坑博物館に銅車馬2台が展示されていますが、これは兵馬俑坑からではなく始皇帝陵からの出土です。始皇帝陵の中心部は未発掘です。銅馬車は精巧に作られ、実際に始皇帝が乗った馬車の1/2の大きさであると考えられています。

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始皇帝陵は、もう山そのものです。近くでも大きく見えますがバスで15分ほど走った遠くからも見えた時にあらためて大きさを実感しました。写真手前の土塁(芝生部分)は陵の内外の境界を示しています。

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始皇帝陵には兵馬俑坑博物館から専用シャトルバスで10分ほどです。始皇帝陵には登ることもできますがもちろん時間はありません。始皇帝陵に登って兵馬俑坑博物館をじっくり見るには1日欲しいところです。入場券は共通となっています。
続きます。

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兵馬俑坑発見者と図録(西安の旅 3)

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図録を買い求めました。DVDとセットで180元(2500円ほど)です。表紙に“新”と書いてあって日本語版の最新刊ですとアピールしていました。

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買ったらサインもしてくれるとのことです。「平凡な農民が井戸を掘っていて兵馬俑を発見した」その農民の一人です。
サインより図録の中身が大切なので、サインはどうでもよかったのですが、せっかくですので、サインをもらい、サインをしているところをカメラで取ろうとしました。ところが撮影料を請求されました。
「買った人に請求するの?」といささかあきれました。しかも請求の仕方が言葉でなく、引き出しから10元札を取り出してジェスチャーでした。払う気はなく止めましたが、買っていない他の人が写真を撮ったので、私も負けじとちょっと離れた所からシャッターを押しましたら、今度は図録を入れる紙袋を掲げました。そこには「NO PHOTO」としっかり書いてありました。ここまで来るとあきれるをとおり越しておかしくさえあります。
付録のDVDは、まあ良かったのですが、図録の日本語は滅茶苦茶です。自動翻訳をそのまま載せている感じです。その冒頭部分を転載します。
『中華大地、この歴史舞台、上下5000年来去そうそうとした沢山風雲人物きわたったのである。秦始皇帝はこの舞台上った重要あとの一人であった。かれは荘襄王から先公先王よりわった六国統一する接力棒って、奮力してって、ついに終点りついたつの空前統一した秦帝国建立した。
どうしたことか、ひらがなが小さいのです。この部分の云わんとする事はわかるのですが、他の記載では意味がわからないところもあります。世界遺産なんですから、もう少ししっかりしたものをお願いします。

続きます。

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ラグビー日本代表戦の試合の日本開催は無理?

5月21日のアジア5ヵ国対抗の日本対スリランカ戦は、秩父宮開催がスリランカのコロンボに変更になりました。アジア5ヵ国対抗の唯一の国内試合がなくなりました。
福島原発事故のレベルが7となって、来日するチームがこの先、当分は出てくるとは思えません。チェルノブイリの7とは違うと説明しても“7”の持つ意味は大きいでしょう。
7月のパシフィックネーションズも日本開催は絶望的だと思います。
原発が劇的に改善されない限り、8月のアメリカとのワールドカップ壮行試合もむりでしょう。
ラグビーファンとしては代表戦が見られないのは淋しい限りですが、9月のワールドカップ2勝以上の目標を達成するために「海外遠征で力をつける。」とスッパリ気持ちを切り替えるしかないかと思います。

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兵馬俑坑博物館(西安の旅 2)

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始皇帝の軍団・兵馬俑は写真や映像で見ていますのでよく承知していますが、あらためてその広さを実感しました。博物館は1号坑から3号坑まであります。

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1号坑を入ると左手に記念写真を撮ってアルバムを作ってくれるコーナーがあります。料金は300元(4000円ほど)でちょっと高いのですが、出土した兵馬俑の敷石が敷き詰められ、その上に直に立てるというのが魅力です。記念写真はどうでもよかったのです。自分自身でも踏みしめている足を撮りました。

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1号坑の後ろのほうで兵馬俑数十体とその中に何人も居て記念写真を撮っています。レプリカの兵馬俑ですか?と聞いたら本物で、一般の方ではなく市とか省とか国の賓客だそうです。政策的に文化財を利用しているようです。中国らしいです。一般人の私は柵の外からです。

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項羽が焼き払った跡が炭の層(写真の奥)となって残っているところが印象的でした。現在に至るまで劉邦に比べ人気のない一端がしっかり残っています。

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館内では武器や兵馬俑が説明用に展示されています。(もちろん本物)
指揮官の兵馬俑です。お腹が出ていて兵卒とは体形が違います。髪の毛など細かいところまで造形されています。

続きます。
[西安の旅の一覧は、画面左サイドのカテゴリー欄の“中国古都・西安の旅”でご覧ください]

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中国東方航空(西安の旅 1)

4日間の旅でしたが、1日目と4日目は飛行機で移動していましたので西安滞在は実質2日でした。
中国東方航空で行きは成田を午後5時出発して上海まで3時間。上海浦東空港での乗り継ぎ待ちで2時間。さらに2時間30分ほどの搭乗で西安着となって、ホテル着は真夜中の12時を大きくまわっていました。ツアーで夜中に移動していたのは初めてです。ただ、少なくとも私に関しては翌日の観光に差支えることはありませんでした。
帰りは早朝6時にはホテルを出発して西安から上海までは2時間。乗り継ぎは往路と同じく2時間で上海から成田までは2時間30ほどで成田へ着きます。
上海の乗り継ぎではかなり歩きます。1,000メートル以上は歩きますが、係員が誘導しますので迷うことはありません。
小さな乗り継ぎ券を渡されます。すでに使った搭乗半券とこれから乗る搭乗券と3枚チェックされますので、ショッピングの間に乗り継ぎ券などを紛失しないように大切にしなければいけません。
使用航空機は、エアバスA320とA300が座席にディスプレーはついてなく、JALとの共同運航便ということですが、音楽も日本人向けのチャンネルはありません。食事はウナギと牛肉のどちらかをチョイスします。メニューはありません。

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10か月ほど前に乗ったエティハド航空を10点とすると6点ぐらいで「空の旅を楽しむ」と云う感じはありません。

[西安の旅は画面左サイドのカテゴリー欄の“中国古都・西安の旅”記載してゆきます}

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中国・西安から帰国しました

今日、中国・西安から帰国しました。西安を見て回ったのは実施2日でした。残り2日は西安への移動時間でした。
2日で見て回れた範囲については概ね満足です。しかし2日で興味のあるところを見て回れるわけではありません。なにしろ中国4千年の古都ですから。
成田空港に着いて、さっそく5時過ぎの地震で現実に引き戻されました。報道によれば亡くなられた方もいらっしゃるということです。ご冥福をお祈りいたします。大地は落ち着いていないようですが、ともかく人は落ち着きましょう。
旅行記はあらためて書きます。写真は御存じの始皇帝の軍団・兵馬俑です。

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明日から中国です

去年は、畝傍、耳成、天香具山の大和三山に上り、藤原京、平城京、平安京を一通り巡った時に、モデルとなった唐の長安を見たいと思うようになっていました。
中国は初めてです。西安近辺を巡ってきます。ホテルにPCは用意されているようですが、ブログを更新できるかはちょっとわかりません。お休みになるかなと思っています。
11日には帰ってきます。その間も原発が良い方向に事態が推移していることを祈ってます。

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ラグビーチャリティーイベントと講演会

4月17日(日曜日)12時から秩父宮ラグビー場で“東日本大震災復興支援イベント”が行われます。当日はトークイベントなどが予定されて募金も行われます。多くの方は、もうすでに募金はしているのでしょうし、私もささやかながら寄付はしていますが、あらためて普段通りの生活をおくれていることに感謝し、被災者のみなさんが普段通りの生活に戻れる一助として参加したいと思っています。
4月25日(月曜日)午後7時より、にみなとスポーツフォーラムで大畑大介さんが講演します。会場は赤坂区民センターです。申し込みは22日午後5時までですが、定員になり次第締め切りとなります。人気がありそうですので、お聴きしたい方は早めに申し込みされた方が良いかと思います。
申し込みはこちら→http://minato-jrfu.d2.r-cms.jp/survey_answer/id=13

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「緊急シンポジウム」福島原発事故を理解する

昨日工学院大学で副題を“放射能と原子炉の正しい知識”とする福島原発に関するシンポがありました。冒頭で「なぜこうなったかを追及するシンポではなく、今、起こっていることを理解するためのシンポです。」とシンポの目的が語られて始まりました。会場の聴衆は500人ほど、ネット中継があってこちらは470人ほどで、私はネット中継組でした。中継画像は、ストレスなく見ることができました。

プログラムは
1)放射線量の読み方と的確な対処法
  講師 柴田 徳思 氏
2)福島原発事故の現状と今後の展開をどう読むか
  講師 二ノ方 壽 氏
)  ディスカッション
13時から始まったシンポは予定を15分ほど超えて16時45分に終わりました。
1)放射線量の読み方では、「α線は紙1枚で、β線はアルミ2,3mmで、γ線は鉛で透過は防げる。人体の影響はα>β>γです。自然放射能は、花崗岩が多い地方で高いが、人間はどこに居ても常に自然放射能の中で暮らしている。」など 線量の解説をあらためて聴いて知ることによって安心はしないけれど落ち着いた気持ちにはなります。
2)現状と今後では、1号機と2号機以降の形状の違いなどわかりやすい話から始まりました。基調としては、現場で発表された数字からの推定がありますので、明快な解説とはやはりいきませんでした。

シンポの内容については、後刻工学院大学のホームページにアップされるとのことです。

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MVP男 鉄平さん現役引退

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東芝ブレーブルーパスの冨岡鉄平元キャプテンが現役を引退しました。“キャプテンシー”と云う言葉は、鉄平さんのためにあると思われるほどです。味方チームはもちろん相手チーム、そして多くのファンを引き付けました。

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プレーと共にそのキャプテンシーでブレーブルーパス3連覇に貢献しました。06-07シーズンではMVPに輝いています。
公式戦のラストゲームは、’10/12/25 レベル5スタジアム 対サニックス戦31vs14勝利
ラストトライは’09/11/8 秩父宮 対三洋戦 後半9分 62vs13 大勝でした。
鉄平さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

今後は、勤務のかたわら中国電力の監督をするそうです。指導者としてさらなる活躍を祈ります。
 

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