寝屋川埋蔵文化財資料館と打上古墳群(大阪府寝屋川市の古墳1/4)
大阪府寝屋川市埋蔵文化財資料館はJR学研都市線の東寝屋川駅前にあります。小中学校の教室の一室にも満たない程の小さな資料館ですが、当地で出土した遺物の豊かさをうかがえる展示でした。
私が訪れた時は、市内出雲町から出土した古代船の船底部分が展示されていました。外洋にも航海できる舟です。貴重な木材で発掘時は井戸枠として使われていました。古木材の再利用は古代においては当然のように行われていました。
市内の史蹟へは案内板や石像(地元の民話に出てくる“かづき姫”)が多く建っていますので親切です。資料館で大判の“MAPねやがわ”と“ねや川文化と歴史のみち”のパンフレットをいただきました。東寝屋川の駅から徒歩15分程の範囲内に古代の遺跡や古墳があります。
数十基あった打上古墳は、一つとして原形を留めていません。集められた石室の石などが転がっていて、道路わきの歩道橋と民家に囲まれて祠として使われています。
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