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ラグビー日本選手権第1回戦in花園

6日の花園ラグビー場は、コートがなくてもOKかな?というぐらいのあたたかさでした。秩父宮と違って花園の観客の出足はゆっくりだと思っていましたが、案に相違して多くの観客が早めに詰めかけました。いささかあわてました。

第一試合はトヨタvs神戸製鋼。

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トヨタは主力にけが人が出てメンバーから外れました。神戸は序盤8分、14分とPGで先行しますが、神戸のファンから「そんな動きではトヨタの2軍に勝てないぞ!」とヤジが飛びました。もちろん2軍ではないのですがベストメンバーを組めなかったトヨタにとって厳しい戦いになりました。

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前半を13-10でリードした神戸は、後半7分にハイパントを大橋選手がキャッチ、橋本選手にわたってトライしリードを広げます。トヨタはパスミス、ノックオンと攻めてもミスが目立ちました。残り10分で神戸24-10トヨタと2トライ2ゴール差です。33分にトヨタのアイイ選手が中央に決めゴールもなって1トライ1ゴール差に迫りました。1トライ1ゴールをトヨタが上げれば同点ながらトライ数差でトヨタが勝ち上がるところまで迫ったのですが、36分に神戸のグラント選手がDGを決め試合は決しました。試合経験の豊富さからくる見事な判断でした。ファイナルスコアは神戸27-17トヨタでした。

第2試合は、東芝vsリーグ戦6位のNECの対戦となりました。序盤攻め込んだ東芝ですが、NECの早い出足の防御で攻めきれず、ようやく27分にモールを押し込んで湯原選手がトライ。NECも1トライを返し、前半は7-7でした。

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NECの防御を切り裂く東芝。ベイツ選手は怪我の手当ての時「いててて!」と、痛さを訴えるとっさの一言が見事な日本語でした。

後半6分、NECのロビンス選手がほぼ正面のPGをはずします。足を痛めていました。13分にNECがペナルティーをもらいキッカーが藤戸選手に代わってPGを決め7-10とNECがリードします。
東芝は22分に連続攻撃から立川選手がインゴール左隅に入り中央まで回り込んでトライ、ゴールも決まって14-10と逆転します。3分後にはやはり連続攻撃から宇薄選手が左隅にトライし突き放しました。この日も東芝はPGを狙いませんでした。前半でもヒル選手のキック力からすれば2本ほど決めるチャンスはあったのです。リーグ戦と違ってトーナメント戦ではスイッチを切り替えてPGで先制して主導権を握って欲しいと思って見ていました。ファイナルスコアは東芝21-10NECでした。

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東芝とNECは激しいあたりの戦いとなりました。ヒル選手も出血を3本のテープでとめて出場を続けました。

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