紫式部邸跡の廬山寺、慶光天皇陵・土御門第跡(京都旅行)
廬山寺は、かつて藤原兼輔の邸跡だった所に移転して来ました。その邸宅で育ったのが紫式部です。廬山寺と紫式部が直接関係あるわけではありません。
庭園に邸跡の碑があります。
境内から出土した平安時代の瓦が展示されていました。紫式部に一番近い品物かもしれません。
廬山寺の裏に慶光天皇陵があります。宮内庁の説明板はありますが、天皇陵にしては簡単な柵で中が見渡せます。その簡素さから江戸時代だろうとは想像できましたが、それにしても簡素すぎるのと、あんまり聞いたことが無い名前だと思いました。(帰宅してから調べました。江戸幕府から認められなかった天皇=尊号事件の当事者であることがわかりました。この事件のことは記憶にはありましたが、関心はありませんでした)
さらに傍らに墓地がありました。皇子、皇女、公家の集団墓地になっていました。初めてみました。墓地の東側に秀吉の御土居が残っていました。
陵を出て染井を通って御苑へ入りました。
“土御門第跡”がありました。藤原道長の邸跡です。“この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば”と謳った所です。
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