頭塔(奈良市高畑町)
奈良のピラミッドとテレビで紹介されてびっくりしていました。以前に行ったのが学生時代で発掘調査の前でした。その時とはあまりに違っていました。復元されたのは半分だけですので、半分は以前のままでした。奈良時代の僧玄昉の墓という伝承がありましたが、東大寺の僧実忠が築いた土塔と考えられています。
復元された部分
発掘調査時
以前のままの半分です。こんもりした小山の木々の間に石仏が残っています
現地にあった復元予想図、現在の復元状態は瓦屋根の部分が石仏の部分に限られています。たまたま女子大のグループが先生に説明を受けていましたので、便乗して聞きながら、なおかつ「瓦が復元されていますが、発掘調査の時、瓦はここから出土したのですか?」と遠慮なく聞きました。お答えは、ここから出土しているそうです。また、現在頂上に立っている五輪塔は江戸時代のものだそうです。(10月21日)
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