”古代エジプトのミイラ”展示 東京国立博物館
東京国立博物館の平成館で特集陳列としてエジプトのミイラが展示されています。東洋館が現在工事中で閉鎖されているための特別措置のようです。
中国文明展を開催している平成館の考古展示室の前ですので、東洋館での展示より注目度が高まっています。
かつてこのブログでもとりあげたミイラですが、気が引けて写真は撮りませんでした。今回お母さんに連れられた小学生が普通に見ていたので、カメラに収めても良いかなと思いました。
前回も書きましたが、ミイラの仕上げとしては良くありません。ファラオと比較されるのはいささか気の毒とは思うのですが、カイロ考古博物館のミイラ室にあるファラオのミイラとの比較になります。お名前は「アンクムウトの息子のパシェリエンプタハ」さんです。
ミイラの包み布です。ただし展示されているミイラとは関係ありません。
死後の世界でも役立つよう木製の船の雛形です。木は古代エジプトではかなり貴重品です。
そのほかの展示品は“ミイラマスク”や“死者の書”などがあります。展示期間は9月20日までです。
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