“誕生!中国文明”展 東京国立博物館
夏休みに入ったので、少し混んでいるのかな?と思って行ったのですがすいていました。考えて見れば”中国文明”に小中学生の足は向かないのでしょう。ゆっくり見れました。
パンフの表紙を飾っている”動物紋飾板”は意外と小さくて長さ16cmほどでした。
展示の見どころは沢山あります。特に印象に残ったものは、紀元前1世紀のお墓から出土した遺体の全身を石の小片を衣服のようにした金縷玉衣(きんるぎょくい)、七層楼閣のミニチュア(と云っても高さが2m近くあります)、周王が使った青銅器などなど。
墓誌や青銅器や竹簡などに記された漢字を見ると、現在私たちが使っている文字がこんなにも古くからあることにいまさらながら感動を覚えます。
中国人が石に対して他の民族より愛着を持っていることが、この展覧会の展示と、ミュージアムショップで再認識しました。”石”でバブルを起こすのは他の国ではあまりないでしょう。
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