ヒルトンホテルの朝 (トルコ世界遺産ツアー 62)
9日目
トルコでの最後の夜はヒルトンホテルでした。広くて快適でした。
電気コンセントは100Vと200Vのどちらも使えるコンセントでした。
この帰国の日の午前は自由行動です。多くの方はオプショナルツアーのボスポラス海峡クルーズに出発です。日本にいた時には、この自由行動は博物館に行こうと思っていましたが時間的に難しくて断念しました。逆にゆっくり手荷物のパッケージング出来るので余裕を持って帰国できます。
ホテルの1階のレストランで朝食を済ませて9階の部屋に戻りました。カード式のキーが調子悪く4,5回通しても開きません。思えば昨日部屋に入る時も1回では開きませんでした。
「ヒルトンともあろうものが、しょうがないな」と思いながらフロントへ降りて行きました。
「このカードキーは良くない。部屋が開かない。」とクレームをつけたら、部屋番号を聞かれ、端末に打ち込んで直してくれました。
9階に戻って、今度は一発で空きました。「良かった」と、照明のスイッチをつけながら部屋の奥に進み、テレビのリモコンを持った その時!
ガバッー!!!
な なんと!アラブ系の男性がベッドからいきなり上半身を起こしました!
びっくりです。(相手の男性の方がもっとびっくりかもしれません)
I'm sorry ぐらいは言ったのか?覚えていません。まっしぐらにドアに向かって、部屋から飛び出ました。
「私の部屋はどこだ?」
「旅行会社が一括して部屋を借りていたら、添乗員さんしか私の部屋がわからないのでは?」「オプシヨナルツアーの出発時間は過ぎている。添乗員さんはいないのでは?」「帰国の日だというのにパッケージングも終わっていないのに・・・・」
降りるエレベータの中で悪い方に、悪い方に考えてしまいました。
幸い1階のホールに添乗員さんはいました。オプショナルツアーの出発は遅れているようです。
事情を話したら、添乗員さんはホテルに残るとのこと、「ちょっと待ってください。ツアーの出発の確認に行ってきますから」 良かった~~。
私の部屋は611で、入ろうとした部屋は911でした。階が違うだけで位置はまったく同じです。添乗員さんから「6と9の違い。惜しかったですね。」と、余裕のない私の気持ちをほぐそうとしてくれたのですが、まだリアクションを起こせるゆとりはありませんでした。
教訓
カードキーにはケースが付いていてそこに部屋番号が書いてあります。ケースは磁気を保護する役割りもあるそうです。カードキー単独ではなく、カードケースに入れたまま持ち歩きましょう。
これがアメリカなら命はなかったたかもしれません。
“事件”から3時間後の写真です。すっかり平常状態に戻っています。
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