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2010年7月

日本ラグビー激闘史 創刊へ

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ベースボールマガジン社から“日本ラグビー激闘史”が発刊されます。8月25日から来年の11月まで1年4カ月にわたって30巻(各巻600円、創刊号のみ480円)が出版されます。
2019年のラグビーワールドカップ日本開催を記念しての特別企画とのことです。
どのような記事になるのかも勿論注目なのですが、毎号2枚の“ラグビーカード”が付いてきます。第1号の松尾雄二さん、森重隆さんから30号の大野均さん、遠藤幸祐さんまで60枚。さらに別に定期購読者を対象に12枚のカードが付きます。
プロ野球カードを出しているラグビーマガジン社の企画ですのでラグビー人気のアップを期待します。
ただ、お子さんにとってはピンとこないカードが多くなりますので、現代表の選手カードの発行を協会に求めます。

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トルコ経済聞きかじり(トルコ世界遺産ツアー番外編)

BRICsに続く国としてトルコが注目を集めています。トルコが親日国であることはかなり以前から知っていましたが、経済的にはピンと来るものがありませんでした。世界経済を揺るがしたソブリンリスクのギリシャとは隣国になるトルコの経済はどうなのか?興味がありました。
報道では、ギリシャは60歳から年金生活で、公務員が多く、徴税の抜けが多い。という「それじゃあね」という感じです。

トルコの国土面積は、日本の2倍ほどで、人口は7,200百万人、内イスタンブールに1,350万人です。人口ピラミッドは、均整がとれていて就業人口が全人口の60%を占めています。若い国です。アンカラでも幼児・子供用品のお店が多いことが目につきました。21~23歳でほとんど結婚するそうです。年間で70万組ぐらいが結婚します。
税金は高く、税収入の60%が消費税だそうです。消費税アップが出来ず莫大な国家負債を抱える日本とは大違いです。産業の主役は工業で、もはや農業国ではありません。
住宅を買う時は、半分は現金で、残りもせいぜい6年だそうです。堅実です。女性の就業率は35%です。
イスラム教徒は1日5回お祈りしますが、弾力的です。ガイドさんもドライバーさんも、ツアー中お祈りをするシーンを見かけませんでした。
観光の将来にしても、まだまだ観光資源が眠っているように思われます。

別に私は”観光投資家”ではありませんが、勤勉で活気がある国です。日本の高度経済成長期のような雰囲気がありました。ちょっとうらやましい感じがしました。

イスタンブールの中心地ではありませんがラッシュアワーの様子です。(動画)現代のトルコの一端です。
http://www.youtube.com/watch?v=W-PrcKPCpAA


トルコ旅行の記事を読むには、画面右上のカテゴリー欄から“トルコ世界遺産ツアー”をクリックしていただく事でツアーの記事のみが出てきます。

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初蝉

毎年、数匹の蝉が我が家の小さな庭から飛び立って行きます。今年最初の空蝉を見つけました。エアコンのそばの芝生の端でした。毎年、蝉は木やネットを伝って1メートル位の高さで幼虫から抜け出すのですが、芝の上で抜け殻を見つけたのは初めてでした。何かちょっと変です。
変と云えば、猛暑だというのに蝉の鳴き声が聞こえてきません。ちょっと不思議と云うか異変です。

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江戸名所図屏風と江戸図屏風

21日に出光博物館で“江戸名所図屏風”を見てきました。千葉の佐倉にある歴史民俗博物館にある“江戸図屏風”との比較でなかなかおもしろかったです。
作られた目的の違いが絵に如実に表れています。
歴博の“江戸図屏風”は、将軍家をヨイショするために作られましたので、川越や目黒などの江戸以外の将軍の遊覧の地が描かれています。江戸城、寛永寺、増上寺、武家屋敷などが比較的詳しく描かれています。屏風は大ぶりですがおとなしい感じでまとめられています。
“江戸名所図屏風”は江戸の様子を国元へ伝えることが目的なようです。喧嘩あり、歌舞伎などの遊びありなどで、江戸の町人が生き生きと描かれています。躍動感にあふれています。寛永寺から品川までの江戸市中が描かれた範囲です。江戸城、寛永寺、増上寺は実にあっさりと大概は霞の向こう側に隠れています。“江戸図屏風”はかなり大きいのですが、こちらの“江戸名所図屏風”は小振りですがまったく見あきることがありません。機会がありましたらご覧になることをお薦めします。

江戸名所図屏風 江戸名所図屏風

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

解説書の「江戸名所図屏風」は大変良くまとまっています。読んでいて楽しいです。
同じ解説書の「江戸図屏風を読む」の内容のお粗末さが一層目立ちました。

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大相撲番付表の額装

番付表がちょっと珍しいサイズなのでフレームを探していました。最初はB2版のポスターフレームにするしかないかと思っていましたが、あきらめずに探して通販で購入しました。
サイズは“三々”という初めて聞くサイズ名でした。横幅はほとんどぴったりで、上下は各1cmほど空いています。特注ではないので、ぴったりとはいきませんが概ね満足できるレベルです。
パネルのお値段は1枚2280円。中の番付表は1枚50円。でも、丸めておくわけにはいきません。

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ラグビー・トップリーグのチケット発売開始

本日、24日午前10時よりラグビー・トップリーグの前半戦(第7節)のチケットが発売です。

詳しくはトップリーグのオフィシャルサイトのこちらです。
http://www.top-league.jp/hmade/ticketinfo2010.html

観戦エンジョイチケットなど、上記サイトで案内されている以外の券種もあります。
http://www.top-league.jp/news/news8475.html

メンバーズクラブ会員限定で、トップリーグパスポートも同時発売です。
キャッチコピーは「見れば見るほどお得!目指すはトップリーグ皆勤賞」
レギュラーシーズンはもとより、プレーオフ、ワイルドカード、入替戦まで入場(自由席)出来ます。どの試合会場でも有効で、12500円です。会員でない方はメンバーズクラブに入会する必要があります。
試合数が多い地域の方には、お薦めのチケットです。
http://www.jrfu-members.com/

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東芝がラグビーワールドカップNZ大会のスポンサーに

来年9月にニュージーランドで開催されるラグビーワールドカップに日本は5月のアジア予選で出場権を得ています。
その大会の公式スポンサーに東芝がなりました。ワールドカップ開幕まで13か月ちょっとありますが、こうしたニュースが伝えられると、「いよいよ姿が見えてきたな」と云った感じになり、わくわくしてきます。

前回・フランス大会の街の様子です。

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歓迎の言葉が各国語で描かれています。

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沿道には、のぼりがはためいていました。

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試合会場のスポンサーのロゴです。(対オーストラリア戦)

ラグビーワールドカップは来年9月9日開幕です。
日本は、初戦9月10日対フランス、
第2戦9月16日対オールブラックス、
第3戦9月21日対トンガ、
第4戦9月27日対カナダが予選プールになります。
決勝戦は10月23日となっています。
日本との時差は3時間(ニュージーランドの方が早い)ですので、南アでのサッカーワールドカップ程には睡眠不足にならないと思います。


東芝のサイトの発表記事です。
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2010_07/pr_j2001.htm

IRBの発表記事です。
http://www.rugbyworldcup.com/mediazone/news/newsid=2039456.html#toshiba+appointed+rwc+2011+official+sponsor

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“屏風の世界”展 出光美術館

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“屏風の世界”-その変遷と展開(出光美術館)は、迫力がありました。
屏風の歴史に沿っての展示と、描かれた題材による展示を手際よく紹介していました。キャンバスとしての屏風の造作まで展示する念の入れようです。

「屏風を折り曲げて見たときの面白さをご紹介いたします」と図録に記載されていました。根津美術館の“燕子花図”で右からと、そして左からと角度を変えて見る面白さがあります。と感想をこのブログ(4月26日)で書きましたが、まさに当を得たりです。
特に、“業平東下り図屏風”では、富士山が右と左とで、見る角度によって山容が一変します。それは、まるで業平の心境を表しているようです。
屏風の中で繰り広げられる世界は、見あきることがありません。

すばらしい展覧会です。(今度の日曜日・25日が最終日となります)

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シャガール展

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東京・上野の芸大でシャガール展が開かれています。(10月11日まで)
印刷物でシャガールの絵を見ると、シュールレアリズムと云うのでしょうか、人の首が飛んでいたり、逆さまについたりして、あり得ない絵の構成になっています。しかし、実際に見ると「あり得ない」が奇異に感じられることが無いのです。

シャガールは帝政ロシアに生まれ、フランスへ帰化、アメリカへ亡命そしてフランスへ帰国して97歳で生涯を閉じました。ゴルバチョフがペレストロイカを始めた年です。歴史のおおきな移り変わりと並行して歩んだ人生でした。
「走馬灯が廻るように思いだした」と言う言葉があります。シャガールの絵はまさに走馬灯のように色々な場面が一つ絵の中に収まっています。「あり得ない」が自然体になっているように感じられ理由なのでしょう。
引き込まれる作品の連続でした。

シャガール自身も出ているシャガールの生涯を振り返るドキュメンタリー映画が上映されていました。必見です。ただし、上映時間が52分あります。時間を多めにとっておかれることをお薦めします。

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HⅡBロケットのモデル

アメリカのロケットのモデルは商品化されていますが、日本のロケットは食玩などではありますが、まともなモデルは販売されていませんでした。17日にJAXA iでHⅡBロケットのモデルを見つけました。以前には見た記憶がなかったので聞いたところ「1ケ月程前に入ってきた」そうです。

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1/200スケールのレジンキットモデルです。全長29cmほどで、重量感もあります。6300円です。

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宇宙ステーションへの無人輸送機も付いています。

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こちらは場内にあるHⅡBロケットのモデルです。全長1m近くあります。


宇宙もののモデルと云えばバンダイから“大人の超合金”でアポロ11号のサターンロケットに続く第2弾・スペースシャトルが今年暮れに発売になります。LEDランプがついて夜間発射の雰囲気も楽しめるそうです。こちらも楽しみです。

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JAXA iの“はやぶさ”グッズ

宇宙航空研究開発機構は“はやぶさ”などの宇宙開発を担う独法です。その、いわばショールームが、JAXA iです。1、2か月に一回程のペースでぷらっと立ち寄ります。

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入口右側にあるHⅡBロケットの模型です。高さは2メートルほどです。

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手前に見えるのはHⅡBロケットのボールペンです。このあたりは変わっていない感じです。新グッヅが加わっていました。

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“はやぶさ”のプラモデルが「再入荷」となっていました。2000円です。

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さらに“はやぶさ”のクリスタルです。台座と一体となっています。1個350円です。1個買えばよいところを「一人3個まで」となっていて思わず3個買いました。

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場内には1メートルほどの大きさの“はやぶさ”の展示模型もあります。

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第81回都市対抗野球大会組合せ抽選会

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第81回都市対抗野球大会の組合せ抽選会が日本教育会館一ツ橋ホールで行われました。
都市対抗野球は、1、同じ地区同士の初戦対戦は避ける。(29チーム)  2、同じ企業グループ同士の初戦対戦は避ける。(4グループ・13チーム) 3、観客動員が見込まれるチーム同士の初戦対戦は避ける。(10チーム) 1,2,3の条件を複数持つチームもあります。ですから、他のチームが先に決まった条件によっては抽選を引かないケースも出てきます。

開幕戦はNTT西日本vs東京ガスです。これは3の条件の観客動員でシードされた東京ガスが開幕戦を希望したことによって決まりました。

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初出場は4チームあります。上記の条件で対戦を決めますので初出場同士の対戦は可能性が少なくなります。ですから、1チームだけの上信越地区の新潟市代表・バイタルネットが大和高田クラブとの初出場対決になると、どっと会場がわきました。

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各チームのマスコットベアです。昨年は一部チームのベアが会場の東京ドームで販売されていました。

こんな雰囲気です。(動画です)
http://www.youtube.com/watch?v=R-cN7c9vKzs


32チームで争われる大会は、8月27日から12日間、東京ドームで開催されます。

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歌舞伎座近況

新橋演舞場に行く時は、歌舞伎座に寄りたくなります。(13日)

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水色の防護壁に囲まれています。

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屋根はまだ残っていました。

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七月大歌舞伎

新橋演舞場の七月大歌舞伎・夜の部へ行ってきました。(13日)

暫(歌舞伎十八番の内)
荒事の代表作。物語の筋ではなく、形(様式美)を見る舞台です。団十郎さんの声を聞くとなんだかほっとします。

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傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
絵師の言ってみれば皆伝を弟弟子に越された兄弟子(吉右衛門)夫婦の物語です。近松物は、やはり芝居として楽しめます。手水鉢に描いた自画像が反対側に抜ける小道具の仕掛けが面白かった。歌舞伎を見るときは「江戸時代」を意識しますが、きっと受けたのだろうと思います。
演目名が私には良くわかりません。割引券を忘れたので筋書きを買わなかったのですが、そこには書いてあったのか?

馬盗人
新作歌舞伎になりますが、馬が演技をする楽しさがあります。

三作三様で楽しめました。

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大相撲名古屋場所の番付表

江戸東京博物館の後は、隣にある国技館へ寄って、相撲博物館を見学しました。

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事務所に寄ってお土産代わりに名古屋場所の番付表を買いました。10枚買ったら、大きなカレンダー(B2サイズ)もくれました。

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話題の番付表です。
この番付表は寸法が中途半端です。パネルに入れたいと思ってもぴったりのサイズがありません。しばらくはファイルの中に入れて仮置きです。

事務所の女性が、長い電話の後、電話を置いて疲れた表情をしていました。賭博問題での抗議の電話のように聞こえました。お仕事とはいえ、ちょっと女性には同情です。

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“発掘された日本列島2010”展

江戸東京博物館で開かれている“発掘された日本列島2010”展を見に行ってきました。

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入口に展示されている赤土山古墳の埴輪です。
地震による地滑りによって変形しています。
はぎとってきています。

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「邪馬台国」がテーマの一つになっていて、吉野ヶ里遺跡の楼閣が描かれた土器片の展示もありました。

これらはこれで大変興味深いもので、良かったのですが、これらはかなり前に発掘されています。他にも多数の以前に発見されたものがありました。展示会名からするとこの1年で新たに発掘された遺物・遺跡の展示かと思っっていたので、この点はちょっとわかりにくいです。

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帰国へ エティハド航空のマイレージ (トルコ世界遺産ツアー 67)

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イスタンブールから4時間20分のフライトで日が沈んだばかりのアブダビ空港に着きました。乗り継ぎ時間は3時間ほどです。ショッピングにはちょうど良い時間です。
免税店での商品についている値札は、ドルと現地通貨で表示ですが、カードで買うとドル-円決済ではなく現地通貨-円決済になります。

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アブダビ空港を発ったのは夜10時25分。機内は往路と同じですいていました。私は通路側の席を取ったのですが隣の窓側の席は空席でした。

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Mさん、ほとんどビジネスクラス状態。お疲れ様でした。

エティハド航空はANAのマイレージにカウントできます。クラスは“J”で成田-アブダビ間が3,516マイル、アブダビーイスタンブール間が1,298マイル。往復トータル9,628マイルでした。

飛行機は中央アジアから中国の北部を通過し、韓国を横切って日本海に入ります。

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隠岐島の上空にさしかかりました。日本に帰ってきました。

飛行機はこの後、日本海側を進み、新潟の弥彦山上空で右旋回して無事成田へ到着しました。

トルコ世界遺産ツアーを最後までお読みいただきありがとうございました。御礼申し上げます。いつの日か、またご一緒できればうれしく思います。


このブログに掲載した以外の写真、ビデオがあります。メールででも送りたいと思っている写真もあります。コメントは連絡用の場合は非公開になっています。鉄女さんのお写真もありますよ。



トルコ旅行の過去記事を読むには、画面右上のカテゴリー欄から“トルコ世界遺産ツアー”をクリックしていただく事でツアーの記事のみが出てきます。

この旅行のビデオは、YouTubeのこちらになります。

http://www.youtube.com/results?search_query=mrsaizenretsu&aq=f

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エティハド航空でアブダビへ (トルコ世界遺産ツアー 66)

旅行中に「エティハド航空のCAさんは美人ですね」って皆さんお話していました。CAさんが美人なのは普通では、と私は思っていましたが、それならばとパチリです。

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食事もサービスも良いと思います。昨年の11月にバージンアトランティック航空を使いましたがまったく遜色ありませんでした。

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往路に、飛行機はカッパドキアの真上を通りましたので、上空から見ようとテンションが上がりました。雲も少なくなってきて期待が高まったのですが、往路より結構北側にコースをとりカッパドキアから遠くなってしまいました。

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それでも、ガイドのポラットさんが話していたように雪と見まちがう石灰岩の山や

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不思議な色の湖やなどが見えました。

今回のツアーはトルコの西半分の遺跡、観光地を巡りました。空から見ると観光資源がまだまだ山のように埋もれているように見えます。また、遺跡調査もまだまだ進んでいません。歴史を塗り替える大発見が将来もたらされる可能性があります。

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出国・アタチュルク空港 (トルコ世界遺産ツアー 65)

出国審査では、十人に一人ぐらいの割合でスーツケースを開けての審査があります。ツアー一行の中で3人の方が指名されました。また、絨毯の買い物をした方(私もそうでした)は別室で書類審査を受けます。これらは、事前にガイドさんから説明を聞いていましたので問題はありませんでした。トルコでは公認ガイドは出国審査から、搭乗手続きのエリアまで入場できるようです。ポラットさんも同行してきましたので、安心感がありました。
金属探知機は、敏感でした。ベルトからコインに至るまで全部体から離したのに警報が鳴ります。なんとパスポートカバーについていた1cmにも満たないクリップのようなちっちゃな金具です。あのヒースロー空港でさえ通過したというのに驚きました。

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続いてエティハド航空のカウンターで搭乗手続きです。座席は窓側をとりました。私のスーツケースの重量は19.9kgで制限の20kgに見事に収まりました。私が聞いた範囲内では重量24kgの方が最も重い方でした。ツアーであることですし、勿論パスです。エティハド航空は乗り入れしたばかりの会社ですので重量制限が厳しいかどうか興味がありました。「普通かな」って感じです。スーツケースの預かり証は2人まとめて1枚で渡されました。
ここでポラットさんとお別れです。この旅行が充実していたのはポラットさんがいればこそでした。ありがとうございました。

時間に余裕があったので待合室で過ごしてから、最後の機内持ち込み手荷物の検査です。
ここで係官から思わぬ質問を受けました。「どうして時計を2個持っているのか?」
私からすると「なんでそんな質問するの?まさか1個は爆弾の時限装置だとおもっているわけではないでしょうね」
質問した係官は真剣な表情で、冗談半分の表情ではありませんでした。

私の時計は、ソーラ式の電波時計です。時間を簡単に変えられません。と云うより変え方を知りません。自宅から成田へ行くまでに使いますし、旅行中の連絡の時、夜中の連絡にならないよう、日本の時間を示しています。
海外旅行では、もう片方の腕に現地時間に合わせた時計をして両腕に時計をしていました。
なんでこんなことでひっかかるんだと思いました
「こちらが東京タイム、こちらがイスタンブールタイム」と説明したら、納得してました。

実はこの現地時間用の腕時計は旅行期間中、毎日あらぬ時間にアラームが鳴り始めていました。前回の旅行のロンドン時間で設定したアラームが有効になっていて、気付かずに持ち出したのです。旅行に出てしまうと設定の仕方がわからなくなっていたため変更ができませんでした。


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イスタンブールの地下鉄 2 (トルコ世界遺産ツアー 64)

イスタンブールの地下鉄は1.5リラの均一です。

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自販機でジェトンと呼ばれるプラスチック製のコインを買います。2リラ入れると0.5リラのお釣りとジェトンが出てきます。

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お札用の両替機もありますので、お札をコインに変えてからジェトンを買います。
改札口でジェトンを入れて駅に入ります。

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ホームです。

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座席はプラスチック製です。乗った路線は新しい路線です。他の路線の座席もプラスチックなのかはわかりません。降車の時は出口を通過するだけです。イスタンブールの地下鉄はシンプルで清潔です。
通勤時間帯に日本人が珍しそうにカメラを構えていますので注目を集めました。


地下鉄の動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=alI6U-rJt6o

http://www.youtube.com/watch?v=n_BByAZ3MuI

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イスタンブールの地下鉄 1 (トルコ世界遺産ツアー 63)

”事件”を乗り越えて、空港での重量オーバーを回避するべくパッケージングも終えて、
自分勝手地下鉄乗車体験オプショナルツアーへ出発です。

ホテルの周辺は高層ビルが立ち並ぶビジネス街です。

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勤め人がオフィスに入る前にサンドイッチスタンドで朝食を買い求めて行きます。チラシを配る人もいました。私が欲しいというと、ちょっと躊躇していました。日本人には関係ないチラシだったのです。とかく、さばけばよいという感じの日本のチラシ配りよりずっとしっかり仕事をしています。

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地下鉄の入り口には”M”のマークがありますのでわかりやすいです。

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地下通路などにはお店はありません。均一料金ですので運賃表はありませんし、路線図もありません。清潔ですっきりしています。

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ヒルトンホテルの朝 (トルコ世界遺産ツアー 62)

9日目
トルコでの最後の夜はヒルトンホテルでした。広くて快適でした。
電気コンセントは100Vと200Vのどちらも使えるコンセントでした。

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この帰国の日の午前は自由行動です。多くの方はオプショナルツアーのボスポラス海峡クルーズに出発です。日本にいた時には、この自由行動は博物館に行こうと思っていましたが時間的に難しくて断念しました。逆にゆっくり手荷物のパッケージング出来るので余裕を持って帰国できます。
ホテルの1階のレストランで朝食を済ませて9階の部屋に戻りました。カード式のキーが調子悪く4,5回通しても開きません。思えば昨日部屋に入る時も1回では開きませんでした。
「ヒルトンともあろうものが、しょうがないな」と思いながらフロントへ降りて行きました。
「このカードキーは良くない。部屋が開かない。」とクレームをつけたら、部屋番号を聞かれ、端末に打ち込んで直してくれました。
9階に戻って、今度は一発で空きました。「良かった」と、照明のスイッチをつけながら部屋の奥に進み、テレビのリモコンを持った その時! 

ガバッー!!!

な なんと!アラブ系の男性がベッドからいきなり上半身を起こしました!
びっくりです。(相手の男性の方がもっとびっくりかもしれません)

I'm sorry ぐらいは言ったのか?覚えていません。まっしぐらにドアに向かって、部屋から飛び出ました。

「私の部屋はどこだ?」
「旅行会社が一括して部屋を借りていたら、添乗員さんしか私の部屋がわからないのでは?」「オプシヨナルツアーの出発時間は過ぎている。添乗員さんはいないのでは?」「帰国の日だというのにパッケージングも終わっていないのに・・・・」
降りるエレベータの中で悪い方に、悪い方に考えてしまいました。

幸い1階のホールに添乗員さんはいました。オプショナルツアーの出発は遅れているようです。
事情を話したら、添乗員さんはホテルに残るとのこと、「ちょっと待ってください。ツアーの出発の確認に行ってきますから」  良かった~~。

私の部屋は611で、入ろうとした部屋は911でした。階が違うだけで位置はまったく同じです。添乗員さんから「6と9の違い。惜しかったですね。」と、余裕のない私の気持ちをほぐそうとしてくれたのですが、まだリアクションを起こせるゆとりはありませんでした。

教訓
カードキーにはケースが付いていてそこに部屋番号が書いてあります。ケースは磁気を保護する役割りもあるそうです。カードキー単独ではなく、カードケースに入れたまま持ち歩きましょう。
これがアメリカなら命はなかったたかもしれません。

Trk100608g4“事件”から3時間後の写真です。すっかり平常状態に戻っています。

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シルケジ駅 (トルコ世界遺産ツアー 61)

オリエント急行の始発(終着)駅です。

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通りに面したところは新しくて昔の蒸気機関車が展示されていました。交通の激しいところであまりバスを待たせておけませんがのぞきに行ってきました。

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クラシックな建物です。

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コンコースです。

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例によってホームへの出入りは自由です。

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アヤソフィア (トルコ世界遺産ツアー 60)

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アヤソフィアが建てられた年代は、日本の古墳時代にあたります。驚きです。キリスト教の教会として建てられ、後にイスラム教のモスクとなりました。

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モスクに改修されたのでイスラム教徒の礼拝用にミフラーブが設置されましたが、天井を見上げるとイエスを抱いたマリアのモザイク画が残されています。イスラム教徒にとってお祈りを捧げるのに天井は見ないので差支えないと云う事でモザイク画は破壊されませんでした。ニュースでイスラム原理主義のことをよく見聞きしますが、元来イスラム教はキリスト教より寛容のようです。Trk100608e3

2階からみた天井のマリア像です。

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堂内のキリスト教のモザイク画は、隠されたりしましたが決して破壊はされませんでした。一部破壊されたのは第1次世界大戦で進駐してきた英仏の兵士が記念にはがして持って行ったそうです。

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国王のスルタンだけが入れる場所です。

アヤソフィアは旅行会社の予定では、下車観光=入場観光ではありませんでした。ポラットさんが日程を変えて時間を作ってくれたので入場できました。ここは下車観光ではもったいないです。ここで時間を食ったのでとなりの“地下宮殿”には行けませんでした。

トルコへ来る前からなんとか国立考古博物館と古代東方博物館へ行けないかと考えを巡らしていました。この日もなんとかと行けないかと検討しましたがやはり無理でした。残念です。いつかまた、来なければという思いを強くしました。

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グランドバザール (トルコ世界遺産ツアー 59)

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グランドバザールはあまりにもお店が多すぎて、かえってどこで何を買ったらよいのかわからないぐらいです。バザールの入り口で両替しましたが、ここが一番レートが良かった。

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インタビューの現場に通り合わせました。ポラットさんにカメラのモニターで確認してもらったところ、有名なタレントだそうです。

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イスタンブールヨーロッパ地区(トルコ世界遺産ツアー 58)

豪雨で道路が冠水して、渋滞に巻き込まれながらもボスポラス大橋を渡ってヨーロッパ側の新市街へ、
タクシム広場です。

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中央に記念碑が立っています。550年ほど前にコンスタンチノープル攻略を目指したオスマントルコ軍が金角湾を迂回するため船団を陸に揚げるという奇想天外な戦略をとりました。その時船団がここを通りました。私にとっては、そのことを記した記念碑があった方が良かった。

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かわいらしいトラムも通っています。

イスティクラル通りです。

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タクシム広場からのトラムはこの通りに来ています。

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トルコに来てからお腹をこわすのが心配で街角での飲食はカッパドキアでのアイスクリーだけでしたが、好きなトウモロコシでしたので2リラで買いまいた。実がしまっていなくておいしくはなかった。時期が違ったのでしょう。

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イスタンブールアジア地区 (トルコ世界遺産ツアー 57)

ウスキュダル

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ポラットさんが、江利チエミの「ウシュクダラ初めて来て~」と口ずさんでくれました。そのウスキュダル沖の灯台です。ウスキュダルはイスタンブール・アジア側の中心地です。

チャムルジャの丘

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あいにくの雨の中をバスは丘を上って行きます。近年高級住宅街として発展してきているそうです。テレビ塔があってヨーロッパ側が一望できる丘です。しかし残念ながら雨は弱くなりません。雨霧を通しての眺望です。

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ハイダルパシャ駅 (トルコ世界遺産ツアー 56)

荷物はホームで見てもらって、ハイダルパシャ駅の見学です。

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ホームとコンコースの間の大きなドアも開け放れています。

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駅前は道路1本を隔てて海です。シーバス、フェリーが目の前です。ほとんど船は駅に乗りつけている感じです。列車を乗って来てアジアの最果ての駅なのですが、ヨーロッパが見えますので最果ての雰囲気はありません。小さな機関車は実用ではなく展示されているのだと思います。

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ホームの中に郵便局がりました。ホームへの出入りは自由ですので猫ちゃんも郵便局の前を歩いています。ポストは黄色です。

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中はいたって簡素です。ここから郵便を出した方がおられました。“アジアの果ての駅からの手紙”・・・・・・良い思い出になったのではないでしょうか。

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イスタンブール着 (トルコ世界遺産ツアー 55)

8日目の日の出は良い天気だったのに、イスタンブールが近づくにつれ天気が悪くなってきました。そしてとうとう雷と豪雨です。

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終着の7つ手前の駅で30分近く停車待ちです。

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私たちを運んでくれたアンカラエクスプレスです。新幹線が開通したらなくなってしまいます。

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列車が遅れて10時間を超える長旅になりましたが皆さん元気に再びイスタンブールの土を踏みました。ポラットさんもガイドさんの顔に戻っています。

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アンカラエクスプレス朝食 (トルコ世界遺産ツアー 54)

8日目
6月8日はアンカラエクスプレスで迎えました。

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今日も良い天気で、すがすがしい日の出です。

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朝食は決められた時間にとります。この時間をはずすといただけません。他のお客さんと交代しなければならないからです。食事を終えて食堂車を出るとき次の順番のツアー客が廊下で待っていました。朝食ですから簡素ですが不満はまったくありませんでした。

Nさんはエジプトのルクソールからカイロまで乗ったオリエントエクスプレスに比べるとこちらの列車の方がきれいだ。とおっしゃっていました。私はオリエントエクスプレスの方がクラシックだったような記憶はあるのですが、何しろ20年近く前の事ですので比較するだけの記憶は残っていませんでした。

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ガイドのポラットさん (トルコ世界遺産ツアー 53)

食堂車にはガイドのポラットさんもいらっしゃいました。11時過ぎですからもうお仕事ではありません。お仕事から解放されて気持ちよく歌っていました。

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歌声を録音しておきました。
こちらをクイックしてください。http://www.youtube.com/watch?v=30OFLFlgCrQ&feature=channel

ポラットさんには色々教えていただきました。ポラットさんのおかげで楽しい旅行でした。ありがとうございました。
ご機嫌の写真だけでは申し訳ないです。お仕事中の熱心な様子も留めておきます。

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アンカラエクスプレス食堂車(トルコ世界遺産ツアー 52)

夜行寝台列車は、ビールをいただいて心地よく眠るに限ります。
食堂車に行きましたら、皆さん既に盛り上がっていました。
ビールが7リラ=400円ちょっとです。おつまみは、というと皆さん持ち込んでいました。安上がりでした。

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楽しい旅行に話も弾みました。

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アンカラエクスプレス (トルコ世界遺産ツアー 51)

イスタンブールへ向けて、アンカラエクスプレスは、定刻の夜10時30分にスーッと出発です。

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この列車の利用客の75%は日本人だそうです。ツアーに組み入れられているからでしょう。1年ほどでイスタンブールまで新幹線が開通されるそうです。その時はこのアンカラエクスプレスは無くなってしまうとのことですので、おそらく私にとって、最初で最後の乗車体験でしょう。

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廊下です。車両はきれいです。

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発車してすぐにベッドメイキングに来ました。チップは1,5トルコリラです。

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ベッドをたたむと、座席は2席です。十分な広さです。

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洗面台です。添乗員さんから、水の出が悪いかもしれないといわれていましたが、不自由はしませんでした。コンセントは電圧が不安定なので使わない方がよいとも言われました。電池の充電ができませんでした。

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冷蔵庫が付いています。

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中に入っているお水などは無料です。

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アンカラ駅 (トルコ世界遺産ツアー 50)

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7日目の夕食はアンカラ駅の中のレストランでした。

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コンコースも待合室もそれほど人は多くありません。

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駅の売店です。キオスクと云うのは確かトルコ語で“売店”のことだったような・・・。売店のおじさんは買い物に必要な日本語は話せます。

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切符売り場の窓口にあった時刻表です。右が表紙です。列車本数が少ないですが、たぶんこれが1日の発着数のようです。

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ホームにありました。何の鐘なのかわかりません。昔は発車の合図に使った鐘なのでしょうか?それともポーターを呼ぶ鐘?
ともかく今はなんの合図もなく発車します。

改札は無く、誰でもホームに入れます。(動画です)
http://www.youtube.com/watch?v=Gy8Q0E0Ff5s

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首都アンカラのショッピングセンター (トルコ世界遺産ツアー 49)

トルコの首都・アンカラ到着です。夕食まで時間があります。ショッピングセンターで自由行動です。観光地ではないトルコの普通の市民の生活が見れる機会を作ってもらいました。

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ショッピングセンターの中は日本とよく似ています。若い人が多いのでベビー用品のお店が目立ちます。

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センターの中にあるスーパーの果物売り場です。スイカは日本と同じですが、これはなんだろう?

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魚売り場は種類も量も少なめです。

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レジは日本と同じです。ただ、私はお金がなかったので見ているだけでした。トルコのお金は、このあと乗る列車で買うビール代にとっておかなければなりません。観光地ではないので銀行でも円からの両替は出来ないそうです。帰国してからクレジットカードを使う手があったなと思いました。

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トルコツアーのバス (トルコ世界遺産ツアー 48)

トルコの大部分は標高が高いので、地図では茶色に塗られています。ついつい山岳地帯と思ってしまいますが、少なくともツアーで周った範囲は山岳ではなく、なだらかな高原がほとんどでした。
道路は日本のようにくねくねしていません。街中は別として、一般道の制限速度は時速90km、高速道路で時速120kmです。往々にして高速を走っているのか、一般道を走っているのかわからないくらいです。
トルコのツアーで“安心の2人運転手で運行”をセールスポインにしているツアーがあります。まあ、1人より2人の方が良いのでしょうが、道路事情が日本と違いますので、それほどのアドバンテージには思えないです。

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ツアーで使われているバスは三菱かベンツです。きれいな車です。

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私たちのツアーのドライバーはユルセルさんです。カッパドキアのご出身でイスタンブールから6日目のこの日でお別れとなります。お世話になりました。ありがとうございました。ヒッタイトの遺跡近くのレストランで記念の写真です。バックはハットウシャの遺跡地図です。この地図は売っていないのですか?と聞いたのですが、残念ながらなくて、小さな地図をコピーしてくれました。紙筒を持って行ったので、このぐらいの地図でもおらずの持ってこれたのですが、等高線が入った地図で良かったのですが・・・・・。

Trk100607h3サイトで見つけたのと同じ地図でした。

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ヤズルカヤ遺跡でのひとコマとお土産  (トルコ世界遺産ツアー 47)

ヤズルカヤ遺跡では、写真を撮っていて私が一番最後に出てきました。神殿のところで欧米人とすれ違いました。カメラを構えていたので、じゃまにならないよう、脇に寄りました。ところが、レンズはよけた私を追いかけていました。思わず笑ってしまったのですが、私が被写体となった理由はわかりました。
私はカメラを3台、ビデオを1台、付け加えるならポケットにボイスレコーダも1台持っていました。メガネをかけて、カメラを2台首からぶら下げ、両手にもカメラを持っているとなれば、“トルコで出会った典型的(以上)な日本人”だったのでしょう。

持って行ったカメラの内訳です。
まず、発色の良いデジタル一眼です。遺跡でレンズ交換している時間はないだろうと200mmの望遠ズームのみをつけていました。2台目は標準レンズ代わりで、4倍ズームのコンパクトデジカメです。どなたかに私を撮ってもらうのは押せばよいだけのこのカメラです。もう1台は25倍ズームのコンパクトデジカメで広角を含めたフレームの自由度の高さが持ち味です。3台持って行けば途中バッテリー上がりがあってもどれかは必ず生きていますので、写真を撮り損ねることはありません。
国内旅行ではパソコンを持って行ってその日の画像はパソコンに取り入れますが、重量制限がある今回はメモリーを増強して持って行きました。カメラは合計26ギガ、ビデオは32ギガを用意しました。余裕でした。
ビデオは360度パノラマを撮りたいときと、動いている物を撮るのが役目です。なぜ、こんなにカメラを持っていたかの理由です。

ハットウシャ遺跡ではバスが遺跡の中まで行きますので、お土産屋さんはありませんが、ヤズルカヤでは入り口で下車しますので、お土産屋さんがあります。
遺跡で時間を使ったので、出遅れてゆっくりお店を見る時間がなかったのですが、ヒッタイトのお土産ですから買おうとは決めていました。
ここで買い物を終えたM夫人とあいました。夫人は手にして石の置物を「いくらだと思います?」と聞いてきました。買い物上手の夫人の事ですからと、思いっきり安い値段を答えたところ、夫人は無言でした。さすがの夫人もそこまでは安くできなかったのかと思っていたら、あとで言われちゃいました「気の毒で返事が出来なかった」と。(@Д@; そういえば石の産地も聞いていたとおっしゃっていました。どこなのか聞き忘れました。

私の3ケの石のお土産は我が家の玄関に収まっています。エジプトのお札の戦車に乗ったラムセス2世が20年近く前から待っていました。

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相撲協会

相撲とは関係ない講演会で、両国国技館の中に初めて入りました。
折から野球賭博の処分内容が発表されました。
今回の件は、多くの人が指摘しているように、相撲協会の閉鎖性が問題です。それに「伝統の継承」にあぐらをかいています。伝統芸能の歌舞伎は、公益法人ではなく会社が公演していますから、相撲協会の甘さが際立ちます。出直して欲しいです。

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看板の「財団法人」に目がいってしまいました。

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館内の一部の売店は開いていましたので、クリーンな把留都のグッズを買いました。

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小泉元首相、竹中元総務相 講演会

今日、両国の国技館で楽天証券の11周年記念投資セミナーが開かれました。
小泉純一郎元首相と竹中平蔵元総務相は講師として呼ばれました。
投資セミナーですので経済見通し、株価動向といった10人の講師の中で小泉元首相が午前に「日本の歩むべき道」と題して、午後に竹中元総務相が「グローバル経済と日本の進路」として講演しました。
小泉さんは、国技館に来たのは貴乃花への「感動した!」以来9年振りだそうです。講演内容は、政権交代に触れながらですが新味がありませんでした。隠居さんになってしまったなあ、と云った感じでした。
午後に壇上に上がった竹中さんは、やはり現役らしく「5~6年後に中国のGDPが米国をもしの可能性がある」など切れ味が良い講演でした。ただ、冒頭に「午前はTVで政党の討論会に出ていたけど、くだらない内容だった。私は聞いていないけど、小泉さんの話を聞いていた皆さんは良かった。」と小泉さんをヨイショしていましたが、これは完全に空振りでした。
投資の話より二人の話を聞きに来た人も多かったようでそれぞれの講演が終わると結構ぞろぞろ会場を出て行ってました。
再入場可ですので私もパスした講演があって近くの史蹟をブラ散歩してきました。

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ヤズルカヤ遺跡  (トルコ世界遺産ツアー 46)

ハットウシャから車で5分ぐらいのところにヤズルカヤ遺跡があります。ラムセス2世と戦った。そして平和条約を結んだハットウシリ3世の葬祭殿です。棺もここにあっただろうと思われますが、発見されていません。

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神殿跡です。

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小回廊の入り口です。神殿の後方にあたります。岩にはさまれた細いところを通って入って行きます。

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右手に12神のレリーフがあります。

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神殿後方の左手に大回廊があります。作業員は見当たりませんでしたが修復の工事中なのでしょうか?

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左が太陽神、右が月の神です。大回廊の方が傷みが進んでいます。3000年以上の風雪に耐えています。

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ハットウシャ[ボアズカレ]遺跡 6 (トルコ世界遺産ツアー 45)

バスは遺跡内の一番高いところから、下って行きます。
途中、「ひょっとしてこれは、”ビュックカレ=大城塞”ではないの?」
「ああ、お願い!バスを停めて!!」・・・・・・・・と思っても残念、通過です。バスが遺跡の中を通っている間、窓の外に広がる遺跡に神経が集中していたので、ガイドさんが”大城塞”と説明してくれたかどうか、まったく記憶がありません。降りられなかったのは、ツアーですからやむなしなのですが・・・・・。

ここからは、楔形文字が描かれた粘土板が一万枚以上発掘されています。その中にあの粘土板が含まれています。エジプトのラムセス2世とのカディッシュの戦いの後、歴史上初めて結ばれた”平和条約”がここから出土しています。

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走行中のバスの中から撮った“大城塞”です。

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“大城塞”の遠景です。

ハットウシャ遺跡の全景です。(動画です)
http://www.youtube.com/watch?v=FwQGqwU9i5k

もう少し寄りたいところはありましたが、ハットウシャ遺跡にお別れです。

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ハットウシャ[ボアズカレ]遺跡 5 (トルコ世界遺産ツアー 44)

ここ、ヒッタイトの都・ハットウシャの遺跡で注目すべき遺構のひとつが“突撃門”です。
分厚い城壁の下を70メートルの地下道を通して作った門です。古今東西の歴史に照らしてもきわめて特異な門ではないでしょうか。奇襲作戦用の門というのが考古学者の見解です。戦上手のヒッタイトらしい仕掛けだと思います。
上町にあることは事前に本で読んで知っていたのですが、遺跡の一番高いところにあることが意外でした。知識として知っていることと、実際に来てみて知ることの違いがあります。
遠い昔の、遠いところにあったここへ来られたことに幸せを感じました。

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城内側の門です。通路はゆるやかに外に向かって下りこう配になっています。

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城外側の門です。城内側の門より大きくなっています。

前日のバスの中でガイドさんが「明日は突撃通路を通ります。」と予告してくれました。遺跡へ行く事はわかっていても、遺跡内がどうなっているのか?時間配分はどうなっているのか?はわかりませんので、聞いた時はうれしかったです。

通路の内部の様子です。(動画です)http://www.youtube.com/watch?v=ijRujG6JJtM

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八代亜紀コンサート

今日は、八代亜紀コンサートへ行ってきました。
デビュー40周年です。バックバンド、裏方さんに支えられ、そして支え、新人をサポートし、歌手としてもさることながら、チーム・組織を支える一人の人間として大きさを感じました。
歌についてはいまさら言うまでもないことです。私のカラオケのレパートリーも入っていますので十分に楽しめました。

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ハットウシャ[ボアズカレ]遺跡 4 (トルコ世界遺産ツアー 43)

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大神殿を後にしてバスはハットウシャの遺跡の中を登って行きます。遺跡の一番高いところに防御施設としていくつかの門があります。

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“ライオン門”です。

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ライオン像の頭のところにヒエログリフが見られます。ヒエログリフというとエジプトを思い出しますが、エジプトの文字とは関連はありません。楔形文字に発展する前段階の象形文字です。敢えて楔形文字にしなかったのは呪術的な意味合いがあったのでしょうか。Trk100607c3
門の内側が削れれています。戦車を通しやすくするためだそうです。

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“王の門”です。王の像が掘られた白い部分はレプリカです。本物はアンカラの博物館にあります。

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ハットウシャ[ボアズカレ]遺跡 3 (トルコ世界遺産ツアー 42)

大神殿の緑の大きな石について、ツアーでご一緒させていただいたKさんから、「エジプトのラムセス2世から結婚のお祝いにもらった。」という記事を紹介していただきました。ありがとうございます。
私もトルコ旅行に行く前に「ラムセスが贈った。」という記憶があったので、エジプトから持って行ったと思っていました。
現地での説明で、ガイドさんが「メソポタミアからきました。」といっていました。
ラムセス2世の第19王朝は古代エジプトの最大版図をほこった時期で、メソポタミアにも進攻しています。そうした関係なのか?それともヒッタイトが直接メソポタミアから持ってきたものなのか?あの時は、私の記憶違いと思っていたのでそのまま聞き流してしまいましたが、今となってはガイドさんに少し詳しく聞いておけば、よかったのにと思っています。

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