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春口前監督(関東学院大)現場復帰

新聞が伝えるところでは、春口前監督が、部長として現場復帰するそうです。ラグビーに情熱を傾け、幾多の選手を世に送り出した氏の復帰は大変喜ばしいことだと思います。
大麻事件の引責で辞任した時、私はこの件に関しあまり触れなかったと思います。こうした事件が起きると、「これでもか、これでもかと突っつきまわし、大いに逆盛り上がりする」風潮に背を向けたかったからです。確か何ヶ月間か対外試合禁止の処分がありました。こうした“処分”にも私は賛成できません。直接にかかわった選手は除外されて当然です。(ただし、人権侵害や彼らの将来の芽を摘むことは決して許されません)ですが、他の部員には、むしろ「暗くなりがちな気持ちを、汗を流してラグビーボールに気持ちを集中する時間を持ってもらう。そしてその相手をつとめるチームがある。これこそスポーツ本来の姿」だと私は思います。当時の批判の中には、事の正邪を論ずることを離れて「関東学院の骨を抜く好機、春口氏の退場が目的化」した意見も少なからずありました。
事件そのものは極めて残念でしたが、教訓として生かしてもらえれば良しです。
新たな出発に期待します。

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