津波と波
津波が来ましたが、大きな被害もなく予報と警戒態勢が行き届いて良いと思います。テレビで津波と普通の波はまったく違うと説明されますが、的確な説明がなされていないように思います。
私は子供の頃、川をさかのぼってくる津波を見ています。我が家も津波で浸水しました。その経験から津波と波の違いを説明すると。
波は水の盛り上がりが来てすぐに引きそしてまた盛り上がりが来ます。ご存じの通りです。それに対して津波は、例えて言うなら「目いっぱいお湯が入った浴槽に入るとザブーンと、お湯があふれます。そのまま長くあふれ続ける状態です。」そんなイメージが津波です。
普段見慣れた川や海の水面が何メートルも高くなってそのままの状態というのは恐ろしい光景です。
写真の向こう岸に我が家がありました。私は橋の上に避難しました。写真に写っている現在の水面が盛り上がって手前の人の高さの2倍ほどに水面が盛り上がって水があふれ続けて来る。魚も含めて流されてくるありとあらゆるものがあふれ出て上から落ちてきます。これが“津波”です。
今回、被害がほとんどなかったのは幸いですが、だからと言って津波を決して甘く見てはいけません。このことは肝に銘じておきましょう。
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