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清宮監督(サントリー)について

今季で退任した清宮監督(サントリー)について、ラグビーマガジン5月号で土田強化本部長が語っています。

その前に清宮前監督の戦績を振り返ってみますと、
レギュラーシーズンでは2位が3回、3位が1回ですから悪くはありません。しかしトーナメントの成績となると、見劣りがします。
トップリーグプレーオフ        3勝3敗、(優勝1回)
日本選手権セミファイナル以上   1勝3敗
上記トーナメント戦の通算成績   4勝6敗(4年間)

トップリーグの上位を争う監督と比較します。
飯島監督
トップリーグプレーオフ        2勝2敗
日本選手権セミファイナル以上   4勝0敗(優勝2回)
上記トーナメント戦の通算成績   6勝2敗(2年間)

瀬川監督(代行が指揮の戦績を含む)
トップリーグプレーオフ        4勝1敗(優勝2回)
日本選手権セミファイナル以上   0勝2敗
上記トーナメント戦の通算成績   4勝3敗(3年間)

土田部長は、今年のプレーオフ以降の戦いについて「数年続いていた状態と同じだった。勝負どころで勝ちきれない。」と述べています。評価は上記の戦績にも表れています。今季の日本選手権ではNECと引き分けてセミファイナルにも進めませんでした。このNEC戦で抽選の結果待ちの時、NECの選手が肩を組んで一つになっていたのに対し、サントリーの選手はバラバラでした。このシーンを見た私も含めて多くのラグビーファンは「サントリーは一つになっていない。」と感じたでしょう。土田部長もこのシーンをとりあげてチームについて「どこかさめた雰囲気がある。」そして「選手もそういったチーム状態をなんとしても変えるという空気にはない。」と指摘しています。監督として、引き止められることのない辞任につながった理由のようです。

清宮監督は、07-08年は、トップリーグプレーオフ優勝、日本選手権準優勝と輝かしい成績でした。しかし、08-09年、09-10年のプレーオフと日本選手権は、まったくみすぼらしい成績と言ってよいでしょう。
私はターニングポイントは08-09年の12節の対東芝戦だったとみています。メンバーを落として大敗しました。私は当時「策士、策に溺れる。」と批判しました。私のみならず「プレーオフ、日本選手権と大事な試合が続くことを考えると、フィフティーンの集中力・ディフェンスに不安が残る。」とトップリーグ・オフィシャルサイトでも触れられています。(http://www.top-league.jp/news/news5702.html)そして、その通りになりました。目の前の試合を大事にしない。もう繰り返すことはないでしょうが、監督としてやってはならないことでした。
また、ときとしてその言動が、相手チームやラグビーファンのひんしゅくをかいました。相手チームに対する敬意はスポーツの基本です。いつ、どのような形でまた表舞台に立つのかわかりませんが、この点は改めて欲しいと思います。

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