助松本陣と泉穴師神社(大阪・泉大津市の史蹟)
今回の旅行(1月14日から17日、16日はラグビー応援)は基点を堺に置いて、まずは南隣りの泉大津市の“助松本陣”へ行きました。ここの本陣は徳川御三家のひとつ紀州藩専用です。藩専用という珍しい点に興味がありました。
最寄り駅は、南海本線の北助松駅です。駅から西へ数分で国道に出て、国道を渡って20mほどで紀州街道の旧道になります。ところどころに立派な建物があります。私の感覚ではお寺かと思ってしまいますが、これが普通の民家です。「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、堺の建て倒れ」と言いますが、なるほど納得です。堺の町も空襲にあわなければさぞやと思われる街並みだったのでしょう。ともかくこの旧道は落ち着いた風情がある道です。 旧道を南へ行くと旧道に面して長い塀に続いて立派な門構えのお屋敷がありました。どこにも「助松本陣」の案内板がありません。わきの現在の玄関口の表札の名前でここだとわかりました。非公開ですので、所有者の意向なのでしょうか?、表示がないので初めて訪れる人にとってちょっと迷います。
構えは本陣というより上級武家屋敷です。一辺が私の歩数で100歩ほどでした。 次に[延喜式]に名を連ねる古社の泉穴師神社です。機織りの神様です。本殿は豊臣秀頼が再建した重要文化財です。さらに本殿西の摂社(写真)は大阪府最古の社殿で鎌倉時代の建築です。こちらも重要文化財に指定されています。
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