大英博物館 雑感 (ロンドン気まま一人旅 6)
私にとって、大英博物館では、ノアの洪水伝説と関連付けられる楔形文字が刻まれた粘土板などのメソポタミア文明の遺物や、アテネのパルテノン神殿の彫像(ギリシャ政府から返還要求が出されています)などの古代ギリシャの遺物の方がエジプトの展示より目を見張るものが多くありました。「完璧」の語源のもとになった中国の壁も多数展示されて『世界史が一望される』さすがは大英博物館とうなってしまいます。日本では教科書などの文字と写真で見るしかないものが現物として目の前に次から次へと現れるのは「すごい」の一言です。それぞれの国へ行きたくなります。
展示に比べるとミュージアムショップはちょっとがっかりです。ショップの品物と云う点では東京の国立博物館の方が品揃え、品質ともかなり上まっています。海洋堂の食玩が大英博物館のミュージアムショップのレパートリーに加えられたとき「食玩」をどう訳すのかと思って注目していましたが「SYOKUGAN」とそのまま英語になりました。ただ、ショップの置かれている場所は地味でした。
逆に特別展示だったのでしょう、正面入口のすぐわきの展示室に「MANGA」の文字が大きく企画展示されていました。
翌24日も大英博物館に行きましたが、入場無料です。日本でも博物館法で「入場は無料」となっています。法律からすると「入場料が必要な国立博物館は博物館ではない」とぼやきの一言も云いたくなります。
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