“よみがえる浮世絵”展
1日は会期末が迫っている江戸東京博物館の“よみがえる浮世絵”展に行ってきました。全体的にインパクトがなかったです。大正期の浮世絵の展示ですが、江戸時代のあの大胆な構図が新しくなった風景などで展開されているかと期待したのですが、期待はずれでした。見る人も少なく、ショップにもあまり人はいませんでした。
両国から合羽橋へ隅田川沿いを通ってゆきました。 隅田川が汚い川の代名詞だったことが今は信じられないくらいです。途中、遠回りしながら池波正太郎記念文庫へ。後でわかったことは葛飾北斎のお墓があるお寺の前を素通りしてしまったことに気付きました。
記念文庫では、「書斎を和室にしようと最初は思ったが、畳に寝転がりそうなので、洋室にした。複数の小説を同時並行に書いていたので、云ってみれば役者を同時に複数演じる苦しさがあった。」と云う趣旨の独白が復元された書斎のところに書かれていました。書き続けることの苦しさを云っていたのですが、それを押しての膨大な著作でした。
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