海のエジプト展 3(アレキサンドリアの図書館は?)
海エジ展では、カノープス、ヘラクレイオン、そしてアレキアンドリアの3つの街の海底遺跡を紹介していました。港とか陸地を削って作った運河が今は海底になっていることに何か不思議な感じがしました。 アレキサンドリアを訪れた時(今から十数年前です)図書館跡に案内されました。「海に沈んだのでは?」と質問したら、「こちらは別館です」との答えでした。。(セラピス神殿にあったという文献が根拠になっていますが)
地下で壁を四角くくりぬいて書物を納めていたとの説明でした。今でも本当かな?との思いはあります。クレオパトラの愛した図書館は8mの海底にいったん沈み、19世紀以降の埋め立てによって今は地下に埋もれている可能性が強くなっていることを知りました。これからの海底遺跡の調査でも姿を現す可能性は極めて小さそうです。
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