茨木市の史蹟めぐり 1 レンタサイクルと文化財資料館
大阪の茨木を訪れたのは3月9日・月曜日でした。月曜日は博物館などの施設は休館日となっているケースが多いのですが、茨木市立文化財資料館は月曜日の午前は開館しています。
史蹟めぐりの交通手段としてはJR茨木駅西口駅の階段を左へ下りたところにレンタサイクルがあります。1日借りて300円です。初めての利用者は、身分を証明するものを提示する必要があります。台数は何十台もありました。
JR茨木駅には、もう1か所、電動レンタサイクルがあります。同じ西口の階段を右に下りた駅レンタカーにあります。3時間500円、6時間1000円、1日1500円です。
私は、文化財資料館、耳原古墳、将軍塚古墳、海北塚古墳、紫金山古墳、青松塚古墳などの古墳を廻りました。古墳は丘陵の頂きにつくられることが多いのですが、電動でなくとも十分でした。
自転車で10分とはかからないところに茨木市立文化財資料館はあります。まず、勧められて展示説明のDVDを25分ほど見せていただきました。 展示目録の代わりですが良くできています。月曜の午前ということで入館者は私一人でした。
館内中央に市の地形立体模型を置いて、全体としてはコンパクトですが、良質な展示になっています。中でも注目される展示は、小銅鐸と銅鐸の鋳型です。これらの鋳型から作られた銅鐸が四国や兵庫県の日本海側から出土しています。
館内で「茨木の史跡」と「わがまち茨木 古墳編」の冊子を買い求めました。隠れキリシタン遺跡など、関心のある史蹟は多くありますが、今回は初めてですので、まず古墳です。冊子の付録の史蹟地図を案内に古墳巡りへ出発です。
館の裏手に小さな公園がありました。埴輪の造型が置いてあるのですが、何より銅鐸の鋳型の造型が誇らしそうでした。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「歴史・史蹟」カテゴリの記事
- 石田三成所持の刀(2023.02.03)
- 永福寺(ようふくじ)鎌倉市(2023.01.09)
- 西南の役 戦跡(2022.12.31)
- 熊本城再訪(2022.12.17)
- 横浜開港資料館(2022.11.27)
「古墳・古代」カテゴリの記事
- 富雄丸山古墳の国宝級出土品(2023.01.26)
- 熊本県山鹿市などの横穴群(2023.01.07)
- 杉山古墳(奈良市大安寺町)(2023.01.05)
- 古代山城 麹智城(2022.12.31)
- 江田船山古墳(2022.12.30)
コメント