茨木市の史蹟めぐり 2 耳原(みのはら)古墳
耳原古墳はテイジンの研究所の敷地内にあります。
自転車ですので機動性があります。西国街道からあたりをつけて小道を左へ入たのですが、研究所の入り口が見つかりません。大きな学校二つ分ぐらいの広大な敷地を結果的に一回りしても裏門しか見つかりません。結局裏門からインターホンで連絡して遠隔操作で開門していただき、通りかかった方に正門への行き方をを聞いて、途中目的の耳原古墳を右に見ながら、ようやく正門に着いて見学の申し出をしました。(帰る時にわかったのですが正門入り口のスロープになった道路の地下通路を抜けていたために正門がわかりませんでした)
正門の受付で説明がしていただいたように石室内の蛍光灯の照明器具を点灯して入りました。
羨道の右手に後世の石仏が並び、玄室内には石棺が二つある珍しい古墳です。 しかも手前の石棺が石をくりぬいたのに対し、奥の石棺は石材を組立てた方式の石棺という、形式が違います。
奥の石棺は石材にホゾが認められ、組立て式の石材がバラバラになって蓋の部分が落ちていました。しかし厚みがあって立派ですので手前の石棺の蓋と高さがそれほど違ってはいませんでした。珍しいタイプの古墳を見学できて満足でした。
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