茨木市の史蹟めぐり 6 紫金山古墳
今から2000年前の 中国の新の時代のものを含めて12面もの銅鏡が出土した注目の古墳です。西に後円部、東に前方部を置く全長102mの大きな古墳です。後円部の墳頂には説明の看板と大きなコンクリート製の構造物があります。
コンクリートは東西に10メートルはあろうかという長さです。竪穴も9メートルありますが、南北ですので一瞬戸惑ったのですが、古墳とはまったく関係ないことがわかります。
竪穴式石室ですので石室が見られないのは予想されたことですが、このコンクリート製の構造物は当然発掘調査後に作られたのでしょうから、残念です。
段丘と思われる地形がみられますが解説書には何も触れられていません。場所的には警察病院の右の駐車場の脇から登ってゆきます。案内の子柱がありますので迷うことはありません。
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