デイビット・ヒル選手 得点王
ラグビー トップリーグはレギュラーシーズンが終了し、今週の日曜日からプレーオフトーナメント・マイクロソフトカップが始まります。
今シーズンの得点王は226得点を挙げた東芝・ブレーブルーパスのデイビット・ヒル選手に輝きました。2位がライアン・ニコラス選手(サントリー・サンゴリアス)の158点、3位がシェーン・ドゥラーム選手(クボタ・スピアーズ)の136点です。また、これまでの最高得点は05-06年の廣瀬佳司選手(トヨタ・ヴェルブリッツ)の181ですから226点は群を抜いています。トライも11ヶで3位、ベストキッカー賞も獲得しています。
ヒル選手は18歳からラグビーを始めたそうです。トークバトルで東芝・和田監督代行が「ラグビーマガジンで知った」と笑いをとっていました。このトークバトルで、「他チームから欲しい選手は?」の質問に清宮、平尾両監督はヒル選手の名前をあげました。チームとしてはセンターのポジションを考えていましたが、廣瀬キャプテンの怪我でスタンドオフになりました。東芝ラグビー部の選手紹介ページでは今もセンターになっています。
今シーズン、サントリーにグレーガン選手の入団が決まった時、三洋の選手は「名選手といえども怖くない。うちのチームのトニー・ブラウンがチームにフィットするのに3年かかったから、すぐに活躍とはならないだろう。」と述べたことが印象に残っています。そうなんだろうと思います。ところがヒル選手は今シーズン来日して数か月でチームにフィットしました。開幕戦のトヨタ戦でコンバージョンが4、ペナルティーゴールを2個決めて、鮮やかにデビューしました。
キックする前のルーチンで、前かがみで胸の前で両手を合せ、おにぎりをむすぶような形をする選手が多い中、ヒル選手は腕を大きく振ってから動作に入ります。この形が私は好きです。
東芝は今週日曜日プレーオフ・トーナメントのセミファイナル(秩父宮)で神戸製鋼・コベルコスティーラーズと対戦します。鹿児島での対戦では神戸の早いデフェンスに力で挑んで良いところなく負けました。リベンジの機会が巡ってきました。ヒル選手の右足に期待です。
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