珠玉(たま)の輿展 江戸東京博物館
里帰りした“篤姫の駕籠”を見に、両国の江戸東京博物館に 行きました。展示が展示だけに、おばさん方でごった返していました。
会場に入って、いきなりお目当ての篤姫の駕籠です。なんか作り物っぽいなと思ったらNHKの大河ドラマで使った実物大の小道具でした。おかしいと思った。
大名、武将の駕籠など身分格式に応じて乗り物が定められているなど、説明、展示は良かった。篤姫だけでなく、本寿院の駕籠、さらに和宮の輿(これは京に帰った時に乗ったようです)も展示され、江戸時代の乗り物の歴史が俯瞰でき、見応えがありました。お勧めです。ただ、次の日曜日までです。
篤姫の駕籠(2枚目の写真)はアクリルのケースに入って展示され、担い棒がありませんでした。駕籠の中の装飾絵画は源氏物語に題材をとり、本寿院と題材が同じで描かれる場所も同じでした。(図柄は違います)江戸時代らしいと思いました。
所蔵博物館を見ると江戸東京博物館が結構ありました。私は江戸東京博物館の常設展示に不満を持っていました。「何だ、結構持っているジャン」もう少し常設展示を考えて欲しい。
ところで帰宅して気付きました。展示会のパンフも入場券に載っている駕籠の写真もどちらも篤姫の駕籠ではなく本寿院の駕籠です。みんな騙されちゃいますね。スミソニアンから借り出したので写真の利用に制限が加えられたのか?事情はわかりませんがミュージアムショップで篤姫の駕籠の絵葉書を買っておくことをお勧めします。私は図録(2,000円)のみ買いました。会場で気付けば絵葉書を買っていたでしょう。
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