木星 Jupiter
昨日は、三鷹の国立天文台の観望会“木星”を見に行ってきました。午後7時30分からの受付を済ませ、10分ほどの説明があるのですが、順番が来るまではビデオや室内の展示を見て時間を過ごします。
いつもなら天気は「雨が降るか降らないか」ですが星を見るときは当然、雲がかかるかどうかが気になります。雲は出ていますが、木星も顔を出していますので一安心です。参加者はお子さんもそこそこですが大人の参加者が7割ほどです。説明会も簡潔で、木星の大きさなど子供にもわかるようになっていました。説明会を終えて、いよいよ、天文ドームまで誘導で移動するのですが、外に出てがっくりです。木星が見えない!
誘導の係の方も雲が流れ去る時間を稼ぐためゆっくりと進みます。ドームに着くと前の組の参加者がのぞいてはあきらめて、列は進んでゆきます。
私の1組前の女性が少し時間を待ちます。 すると、うろこ雲の間に木星がのぞきました。幸運でした。この女性は初めて木星を見たようで、かなり興奮していました。私も続いてのぞきました。
「色が付いている。きれいな色が付いている」と感動しました。我が家には、今ではほこりをかぶった口径12cmの反射望遠鏡がありますが、縞模様の木星とその衛星が白っぽい色で見えます。
さすがは後継50cmの望遠鏡の威力です。木星の自転は9時間ほどで、大赤班が反対側に回っていて見えなかったのが残念した。
帰宅のためバス停に行きましたら、木星がよりくっきり出ていました。私より先の組で見ることができなかったおばちゃんが空を見上げて「今なら見える」と戻って行きました。まだ、100人くらいの人が待っているのに。
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