宇宙科学講演と映画の会 2
「固体燃料ロケット」講演の超要約です。50分の講演を数行でまとめました。
“かぐや”や“スペースシャトル”を打ち上げたロケットは液体燃料です。固体ロケットは大きな衛星は上げられないのですが、開発期間が短いので打ち上げのタイミングがかぎられている惑星探査衛星などに向いています。コスト面でも有利です。将来、宇宙旅行をもっと手軽にできるロケットです。
「かぐや」の講演では、満地球と云う言葉が、あっさり受け入れられたことにちょっと驚いたそうです。この映像までがNHKとの約束だそうです。海外に行くと「アポロが降り立った地点の写真を撮って欲しい」と必ずいわれるそうです。
プログラムの最後に小惑星“イトカワ”に降り立って困難なミッションの後、地球へ向けて帰還の飛行を続けている“はやぶさ”の映画を上演したのですが、私の近くの女性がハンカチで目頭を押さえていました。帰還まで順調に行けば2年2ヵ月後です。
| 固定リンク
「星 宇宙 天体」カテゴリの記事
- 皆既月食と天王星食(2022.11.08)
- 小惑星”りゅうぐう”のかけらを見てきました(2021.12.10)
- 宇宙ステーション観望(2020.06.05)
- 安い望遠鏡(2020.02.13)
- 久し振りの天体観望(2018.08.17)
コメント