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すがすがしさが全くなかった清宮監督のコメント

今日のTBSテレビの番組でラグビー日本選手権の試合を伝え「あっぱれ」を三洋電機に進呈していました。コメントもすがすがしさを感じるものでした。ラグビー界に身を置かない方からの温かいコメントは嬉しいものです。それにつけても日本選手権後のサントリー・サンゴリアス・清宮監督のコメントは聞き苦しいものでした。
 
コメントは「われわれはトップリーグ・チャンピオンというものに一番のプライオリティを置いているんですね。ただこの制度でいくと、後の日本選手権に勝った方が、真のチャンピオンみたいなシステムなので、この仕組みを僕はいずれ変えて欲しいなという希望は持っています。」というものでした。この後に「外国人云々」の発言が出ますがここでは割愛します。
 日本選手権がシーズン最終勝者を決めるのは、昨日、今日のことではありません。長い歴史を持っているのです。清宮氏がマイクロソフトカップにプライオリティを置いているのは氏の勝手ですが、決勝進出チームの一方の監督がそんな考え方を持っていながら試合に臨んでいたとすれば、秩父宮に足を運んだファン、TV観戦したファン、そして相手チームに対していささか失礼が過ぎています。
 清宮氏は、日本選手権の前に行われた、マイクロソフトカップ決勝戦後に三洋電機ワイルドナイツを「たまたまやったら調子が良かった的なチーム」と評した上で、「僕はこだわりの差だったんじゃないかと思います。」と話しています。裏返して言えば、日本選手権でのサントリーの敗戦は「こだわりの差が出た」敗戦であったわけです。負けるべくして負けたのでしょう。それにしても、勝利監督のコメントでの“リーグ戦全勝の相手チーム”を「たまたまやったら調子が良かった的なチーム」とは、なんと非礼な発言ではないでしょうか。
 サントリーのマイクロソフトカップの優勝はすばらしかったと思います。フォワード勝負のゴリゴリの試合も私は楽しめますし、80分という時間をどう使うかも試合のうちです。勝負事ですから勝ち負けにこだわるべきです。マイクロソフトカップを制覇したのは紛れもなくサントリーです。誇るべきです。が、それも、清宮監督自身のコメントでマイクロソフトカップの優勝を色あせたものに自らした感じがしないでもありません。
 日本選手権では三洋電機に完敗でした。勝ったチームはむちゃくちゃ嬉しい。それに対し、負けたチームはそれはそれは悔しいでしょう。でも勝者を称えるべきです。それがスポーツマンシップでしょう。昨シーズン「同じチームに3度負けるわけにはいかない」といって出来ませんでした。今シーズンは昨シーズンを越える活躍でしたが、三洋電機との直接対決に1勝2敗であった事実を受け入れるべきです。アフターマッチファンクションで「三洋電機を称える」言葉がでたのかどうかわかりませんが、公の場でその言葉が出てこない氏に落胆しました。また、多くのファンから厳しい視線が注がれました。当然のことです。

 スポーツは、「している、或いは、見ている間は熱く、終わった後はすがすがしく」ではないでしょうか。氏の発言に“すがすがしさ”がまったく感じられません。一ラグビーファンとしてうんざりです。私はどちらのチームのファンでもありません。が、どちらのチームにも応援している選手がいます。サントリーのコーチ、キャプテンの試合後のコメントは気持ちよいものでした。救われました。
 日本選手権の決勝戦を終わり、ほとんどの観客が帰り、静けさを取り戻した秩父宮で、残り少なくなったファンの祝福に「ありがとうございます」と応え、サインをしていた日本代表選手・三洋電機のフィリップ・オライリー選手の姿が印象に残っています。

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