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2008年3月

東芝ブレーブルーパス ファン感謝デー

今季のラグビーイベントの締めくくりはブレーブルーパスのファン感謝デーでした。ミニ運動会、アトラクション、トーク・セッション、オークションと続きました。参加は後援会員限定ではなくどなたも自由に参加できました。080331b 080331c 080331e アトラクションでは中森明菜さんのそっくりさんの中森商(なかもりあきない)さんが、笑いと和やかな雰囲気を作っていました。選手も大爆笑で、もちろん試合では見られない表情です。聞けば地元・府中市の出身だそうです。もっとメジャーに成るよう応援したくなりました。去年まではなかった趣向です。恒例の選手のダンスも去年より腕が上がった感じでした。トークセッションでは、参加者の質問に答える形で、吉田大樹選手が「尊敬する人」に松田選手の名を挙げ、理由を聞かれ、「勢いで言ってしまいました。」に大爆笑でした。富岡選手はお子さんにご自身の仕事を丁寧に説明していました。オークションでも人気があり、パネルの写真に丁寧にサインをしていました。080331f
参加者は昨年より多かったような気がします。が、去年あったカップがありません。ちょっと寂しい感じです。最後に選手・監督が壇上に上がりましたが、080331g 今季限りで退団しニュージーランドに帰国するマクラウド選手の手にどなたかが差し上げたお花がありました。すばらしい活躍をありがとうございました。締めは瀬川監督・廣瀬キャプテンが来シーズンへの決意を述べてお開きになりました。080331h

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JRFUメンバーズクラブ懇親会

3月29日は、秩父宮ラグビー場の近くでラグビーフットボール協会のメンバーズクラブの懇親会が開かれました。司会は上田昭夫さんと丸山みづ紀さんの秩父宮FM放送コンビです。といっても上田さんはトヨタを率いて日本一となった監督です。080330aa
 協会の事務局長の「仲間の皆さん!」の呼び掛けで始まりました。良い言葉です。この呼び掛けは心にグッと来ました。太田ゼネラルマネージャーとジョン・カーワンヘッドコーチのメッセージビデオが流され、追加で太田GMの「NGビデオ」が流され笑いをとっていました。
 大西将太郎選手(ヤマハ)の乾杯の音頭の後、選手との歓談とサイン攻め?でした。私は、サインをもらったりワールドカップにご一緒したお仲間、ラグビー場でお会いするお仲間と楽しくお話をしました。また、会場には歴代の代表ジャージ、公式試合球、キャップ、大畑選手のトライ世界記録記念ゴールデンシューズなどが飾られていました。080330ab 080330ac
 安江祥光選手(日本IBM)と谷口智昭選手(トヨタ)のトークライブがあり、オークションがありで、最後にメッセージ入りフラッグをちびっ子が選手に渡して、大野均選手(東芝)が挨拶してお開きになりました。080330ad 080330ae 帰り口には選手が両サイドに並んでお土産を渡していました。お土産はカーワンHCの写真入りタンブラーとマグカップでした。良い記念になりました。オークションの売り上げは秩父宮に植える桜の費用の一部として活用するそうです。桜がたくさん咲く秩父宮!良い風景となりそうです。

参加した選手は他に、中野真二、中村嘉樹、北川俊澄、遠藤幸佑(以上トヨタ)、佐藤貴志(ヤマハ)の各選手でした。080330af 080330ag

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ラグビーDVD発売記念トークイベント 

080329a 3月28日に都内で’07年ラグビーワールドカップフランス大会のDVDの発売を記念してJ SPORTS主催のトークイベントが開催されました。ゲストは箕内拓郎さん(フランス大会 日本代表キャプテン)・小林深緑郎さん(ラグビー博士)・村上晃一さん(ラグビージャーナリスト)で司会進行は矢野武さん(J SPORTS の実況放送担当アナウンサー)でした。

トークイベントの内容は、 
1.ワールドカップ出場選手しか分からないワールドカップの裏側、フランス滞在50J SPORTS 解説陣の(珍)エピソード  2.世界各国のラグビーについて  3.新ルールの試行を見て  4.次期ジャパンについて でした。
 箕内さんは今回のワールドカップで、「世界との差を縮めたことを実感した。スクラム、ディフェンスは良くなった。あとは、点を取らなくてはいけないと思う。試合後は勝てたのではないかと複雑な気持ちです」と思いを語っていました。向井元監督、小野澤選手のエピーソードや、ジョン・カーワンヘッドコーチ、オライリー選手のお話も出てとても楽しい1時間半でした。ラグビーファンからの質問をメインに進行していったのですが「ラグビーを良く見ているなあ!」と感心させられる内容でした。
最後にプレゼント抽選会になったのですが、くじ運の悪い私には無縁でしたが、ワールドカップで箕内選手が着用したウエアーなどうらやましい限りでした。080329b 080329c

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大西将太郎選手のワールドカップエピソード

このブログの右サイドに“マイフォト”として日本代表のラグビートレカを掲載しています。タイトルをクリックしてお入りください。スタッフ、選手の写真、名前をクリックしていただくと拡大写真になります。

トレカの写真と共にエピソードを紹介してゆきたいと思っています。が、私個人より、それぞれのチームのファンの方が多くエピソードをお持ちかと思います。是非、このブログにお寄せください。紹介させていただきたいと思っております。今回は大西将太郎選手のワールドカップのときのエピソードを紹介いたします。(以下、マイフォトに掲載したエピソードです)

昨年行われたワールドカップフランス大会の最終戦となったカナダ戦は、12対12の引き分けでした。前半5-0でリードし、後半8分同点に追いつかれ25分に逆転されました。日本は後半ロスタイムに平選手のトライで迫り、難しい角度のコンバージョンを大西選手が決め同点に追いつきました。プレッシャーと云う点では極限状態に近かったと思います。この引き分けで予選プール最下位を脱しました。
 試合後、大西選手は「前半、遠藤選手のトライのあとのコンバージョンを決めて2点を入れていればこの試合は勝ったのに、失敗してしましい、申し訳ございません。」と真下専務に謝ったそうです。ファンとしては、「ロスタイム、あの場面で良くぞ決めてくれました。万歳」といった思いでしたので、選手は「ここまで思い責任を感じて試合に臨んでいるのか」と云う感を新たにしました。
 真下専務の返事は「最初のコンバージョンが成功していたら、ロスタイムでは失敗しただろうから結果は同じだよ。気にすることはないよ」だったそうです。

このカナダ戦の2週間前、ワールドカップ初戦のオーストラリア戦の試合前にスタンドで日本代表選手とお会いしました。こんなドラマが待っていようとは思いもよりませんでした。080326a 080326b

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すがすがしさが全くなかった清宮監督のコメント

今日のTBSテレビの番組でラグビー日本選手権の試合を伝え「あっぱれ」を三洋電機に進呈していました。コメントもすがすがしさを感じるものでした。ラグビー界に身を置かない方からの温かいコメントは嬉しいものです。それにつけても日本選手権後のサントリー・サンゴリアス・清宮監督のコメントは聞き苦しいものでした。
 
コメントは「われわれはトップリーグ・チャンピオンというものに一番のプライオリティを置いているんですね。ただこの制度でいくと、後の日本選手権に勝った方が、真のチャンピオンみたいなシステムなので、この仕組みを僕はいずれ変えて欲しいなという希望は持っています。」というものでした。この後に「外国人云々」の発言が出ますがここでは割愛します。
 日本選手権がシーズン最終勝者を決めるのは、昨日、今日のことではありません。長い歴史を持っているのです。清宮氏がマイクロソフトカップにプライオリティを置いているのは氏の勝手ですが、決勝進出チームの一方の監督がそんな考え方を持っていながら試合に臨んでいたとすれば、秩父宮に足を運んだファン、TV観戦したファン、そして相手チームに対していささか失礼が過ぎています。
 清宮氏は、日本選手権の前に行われた、マイクロソフトカップ決勝戦後に三洋電機ワイルドナイツを「たまたまやったら調子が良かった的なチーム」と評した上で、「僕はこだわりの差だったんじゃないかと思います。」と話しています。裏返して言えば、日本選手権でのサントリーの敗戦は「こだわりの差が出た」敗戦であったわけです。負けるべくして負けたのでしょう。それにしても、勝利監督のコメントでの“リーグ戦全勝の相手チーム”を「たまたまやったら調子が良かった的なチーム」とは、なんと非礼な発言ではないでしょうか。
 サントリーのマイクロソフトカップの優勝はすばらしかったと思います。フォワード勝負のゴリゴリの試合も私は楽しめますし、80分という時間をどう使うかも試合のうちです。勝負事ですから勝ち負けにこだわるべきです。マイクロソフトカップを制覇したのは紛れもなくサントリーです。誇るべきです。が、それも、清宮監督自身のコメントでマイクロソフトカップの優勝を色あせたものに自らした感じがしないでもありません。
 日本選手権では三洋電機に完敗でした。勝ったチームはむちゃくちゃ嬉しい。それに対し、負けたチームはそれはそれは悔しいでしょう。でも勝者を称えるべきです。それがスポーツマンシップでしょう。昨シーズン「同じチームに3度負けるわけにはいかない」といって出来ませんでした。今シーズンは昨シーズンを越える活躍でしたが、三洋電機との直接対決に1勝2敗であった事実を受け入れるべきです。アフターマッチファンクションで「三洋電機を称える」言葉がでたのかどうかわかりませんが、公の場でその言葉が出てこない氏に落胆しました。また、多くのファンから厳しい視線が注がれました。当然のことです。

 スポーツは、「している、或いは、見ている間は熱く、終わった後はすがすがしく」ではないでしょうか。氏の発言に“すがすがしさ”がまったく感じられません。一ラグビーファンとしてうんざりです。私はどちらのチームのファンでもありません。が、どちらのチームにも応援している選手がいます。サントリーのコーチ、キャプテンの試合後のコメントは気持ちよいものでした。救われました。
 日本選手権の決勝戦を終わり、ほとんどの観客が帰り、静けさを取り戻した秩父宮で、残り少なくなったファンの祝福に「ありがとうございます」と応え、サインをしていた日本代表選手・三洋電機のフィリップ・オライリー選手の姿が印象に残っています。

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ジョン・カーワンJAPANのラグビートレカをアップ

昨年発行されたラグビーのトレェーディングカードのアップをしました。表、裏を合わせると100枚を超えますので3回位に分けてアップします。うまくアップできるか?のテストを兼ねましたので図柄のアップのみです。次回アップの時には多少のコメントを入れてゆきたいと思っています。トップページ右サイドの“ラグビートレカ ジョン・カーワン07年JAPAN”をクリックしてお入りください。アルバムの中の写真か、氏名をクリックしますと写真は大きくなります。今回アップしたカードはジョンカーワンヘッドコーチ、太田GM、それに青木、浅野、有賀、安藤、池谷、猪口、今村、遠藤、大西の各選手です。選手は、あいうえお順に掲載します。 また、エリサルドJAPANで五郎丸選手を追加アップしました。

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星に願いを 月を撮りました

080321a 今夜の月は月齢14です。ほぼ満月です。デジカメで月を撮ってみました。三脚も使わずに結構いけます。随分、随分前、20年程前、望遠鏡にカメラをつけ天体写真を撮っていました。現像も焼き付けも自分でやりました。出来としてよくはなかったのですが、木星とガリレオ衛星が豆粒のように写っていたのに感動したことを今でも忘れません。
今見上げている月の周りを、私と私の家族のメッセージが周っていると思うと感慨深いものがあります。星に願いをのキャンペーンに応募した412,627名のメッセージがくるくる周っているわけです。“名”と書きましたが我が家のウサギのホルテン君のメッセージ(代筆は私)も入っていますので“名”と云う単位は適切ではないかもしれません。過日メッセージの刻まれた金属板を見ました。20sm角に及ばない大きさの中に40万を超えるメッセージが刻まれていて、ルーペで一部が拡大して見れるようになっていました。さすがに自分のメッセージを探そうなんて気は起きませんでした。もちろん複数枚を作ってその1枚が月へ行っているわけです。080321b 080321c

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ラグビー日本一になった監督の勇退

080320a 080320d 三洋電機ワイルドナイツを率いて日本選手権を制して日本一に輝いた宮本監督が勇退することになりました。「任期はは3年と決めていた」そうですから、予定通りだったのでしょうが、決勝戦を闘い終えた宮本監督の熱く、そしてすがすがしい様子を目の当たりにしてから、まだ一週間もたっていないので、驚いています。秩父宮で優勝監督インタビューの後、三洋のベンチサイドに戻ってきた監督が、誰に向かって言うでもなく「燃えた」の一言が今でも耳に残っています。三洋ラグビー部の悲劇を振り払い、トップリーグ・リーグ戦初の全勝も達成しました。
 社業に専念するとの事です。勇退はラグビーファンとしては残念に思っていますが、仕事に十分力を発揮して、また、ラグビーに戻ってきて欲しい願っています。すばらしいラグビーをありがとうございました。

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三洋電機ワイルドナイツ 悲願達成

080316usiro8 080316usiro1 「皆が喜んでいるのを見るのが好き」とよく言っている宮本監督は表彰式のあいだスタッフ、控え選手の更に後方から、次々とカップを受け取る晴れやかな選手に視線を送っていました。涙をぬぐったり、笑顔で握手したり。
印象に残ったのは拳を握りしめて「燃えた」の一言。万感の思いがこもっていました。080316usiro2 080316usiro3 080316usiro4 三洋電機のラグビー部には“悲劇の”という言葉が付いてまわっていました。今シーズンに関しては、1点差で勝ち抜いた試合、最後の最後で逆転した東芝戦。むしろ、しぶとく勝ってきたシーズンでしたが、マイクロソフトカップの惜敗は、リーグ戦を全勝で駆け抜けた三洋に“悲劇の”がよぎりかけていました。『日本一 背水の陣闘うのみ!』のボードにはその言葉をなんとしてでも返上するという思いが表れていました。080316usiro5 080316usiro7
宮地元監督の涙顔と笑顔そして胴上げは三洋ラグビーの歩んだ歴史そのものに見えたのは私だけではないでしょう。そして“悲劇の”の終わりでした。
マイクロソフトカップ決勝戦では敗れましたが、リーグ戦全勝。そして、優勝を争ったサントリーには今シーズン2勝1敗ですから、素晴らしい日本一です。おめでとうございます。080316usiro6

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ラグビー日本選手権 決勝戦前 点描

080316mae1 080316mae2マイクロソフトカップ決勝、、準決勝のときと比べて三洋電機ワイルドナイツの選手はリラックスしていました。応援のサポーターとの会話も気持ちに余裕がありましたし、注目のトニー・ブラウン選手も電光板のダイジェスト映像に目をやったりしていました。サントリーのニオラス選手は音楽を聴きながらキックのイメージを作っていました。080316mae3 080316mae4 スタンドの外では負傷で試合出られないサントリーの佐々木選手、それに曽我部選手が受付でサインや写真撮影の求めに応じていました。   
 この試合に三洋電機ワイルドナイツは赤いボードを用意しました。日本一と真ん中に、そして『背水の陣、闘うのみ!!』、裏面には決意とサインが朱書きされていました。080316mae5 080316mae6               

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ラグビー日本選手権 三洋電機ワイルドナイツ優勝

080316a3月 16日に行われた日本選手権決勝は、マイクロソフトカップと同じ顔合わせとなりました。三洋は6分にペナルティーゴールで先制し、8分、15分と続けてトライを奪い17対0と主導権を握ります。080316b_2 サントリーの選手の背中からはマイクロソフトカップに優勝した時の強さが感じられません。この時、サントリーの山下キャプテンが「お前ら勝つ気があるのか!」とチームメートに檄を飛ばしました。ここからサントリーはニコラスのペナルティーゴール2本と1トライで11点を返して前半を終了しました。080316c 080316d
しかし、後半も先制したのは三洋でした。ペナルティーゴールとトライで、後半立ち上がり10分までに27対10と2トライ・2ゴールで逆転できない点差をつけました。リードを奪われたサントリーは時間がたつに従い、得意のモール攻撃で勝負するわけに行きません。オープンに回しますがブレークダウンの局面では三洋が強いです。結局一度も主導権を渡すことなく40対18で、三洋電機ワイルドナイツが初の日本一に輝きました。080316f 080316e

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2015年ラグビーワールドカップは南アと競合か

日本が招致運動を進めている2015年ラグビーワールドカップに南アフリカも招致に動き出すと報じられました。当初立候補の動きが伝えられていたイングランドはまだ態度を鮮明にしておりません。
南アフリカは昨年のワールドカップフランス大会の優勝国です。現在、世界ランキングトップです。1995年には第3回のワールドカップを開催しており、この時優勝しています。実績と云う点では申し分ありません。逆にこの大会では日本がニュージーランドに17対145の屈辱的大差で敗れています。招致へ向けて、強力なライバルの出現となるようです。
 私は、ラグビーワールドカップの日本招致に諸手を挙げて賛成です。2011年の招致はニュージーランドに敗れましたが、ワールドカップの開催は日本のラグビー事情を大きく変えてくれると信じています。一ラグビーファンとして招致運動に協力してゆきたいと思っています。

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ラグビー トップリーグ入替え戦 IBM・ビッグブルーvsワールド・ファイティングブル 2

IBMは34分ペナルティーゴールを決め、20-17と再びリードします。同点の場合はトップリーグのチームが残留しますので、ワールドはトライをとるしかありません。残り5分、ワールドは必死に攻め続けます。そして、タイムアップのホーンがなります。それでもボールをつないで攻め続けます。しかし、ついにペナルティーをおかします。レフリーの右手が上がり攻撃権がIBMに移ったことを示します。万事休す。IBMがボールをタッチに蹴出して、ノーサイド。息づまる攻防でした。080309e 080309g
 実力差はありませんでした。しかし、前半攻め続けながら得点を奪えなかったワールドに対し、IBMはチャンスを得点に結びつけてゆきました。1トライでひっくり返すことができる3点差で来季の両チームの明暗が分かれました。080309h 080309i
もう1試合は、サニックスがマツダを79-10で下しました。入替え戦でトップリーグのチームが落ちたことはここまでありませんでした。そして今年も昇格を目指すチームにとって厳しい結果が待っていました。080309j

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ラグビー トップリーグ入替え戦 IBM・ビッグブルーvsワールド・ファイティングブル 1

ラグビー・トップリーグは2チームが自動降格し、2チームが入替え戦を戦います。9日、秩父宮ラグビー場ではIBMと昇格を目指すワールドが対戦しました。080309a 080309b 強い南風が吹く中、前半は風上に立ったワールドが7割方ボールを支配し、攻め続けます。しかし、チャンスを生かせません。28分にはワールドのスタンドオフのウェブが負傷退場し、0対0で前半を終えました。
後半になってもIBMは守勢でした。しかし先制をしたのはIBMでした。7分にキックからボールを拾いパスをつないで、最後はフィリピーネが左ゴールポスト近くにトライしました。ここから試合が動き始めました。12分IBMがPG、15分ようやくワールドがPGを返します。16分ワールドは自陣22メーターラインから逆襲。パスをつないでヴァカがポスト近くにトライ、ゴールも決まって、10-10の同点に追いつきます。080309c 080309d
すぐさまIBMも反撃します。18分、またもやフィリピーネがモールからボールを持ち出して左隅にトライ。この難しいコンバージョンを決めてリードします。ワールドは31分自陣から回し、左タッチライン際を沼田選手が走りぬき左隅にトライし、これも難しい角度のキックを決め、再び17-17の同点に追いつきます。

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ラグビー日本選手権準決勝

8日に行われたラグビー日本選手権準決勝2試合サントリーvs東芝、三洋vsトヨタはサントリーと三洋が勝ち、決勝に進みました。マイクロソフトカップ決勝と同じ組み合わせとなりました。080308a 080308b
秩父宮で行われたサントリーvs東芝では、試合前、スタンドの観客もまだまばらなフィールドに東芝の選手が多く出てきて意気込みを感じさせていました。試合はNHKで中継されましたのでご覧になられた方が多いかと思います。東芝はラインアウトがとれず、前半は22対0と封じ込まれました。ハーフタイムには、久々にキャラクターのルーパス君が登場しました。080308c 後半は2トライをとりましたが25対14で敗れました。
花園では三洋がリーグ戦に続いて1点差でトヨタを下しました。決勝戦は16日に秩父宮ラグビー場で行われます。080308d 080308e

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島津義弘の賭け

歴史好きの方は“島津義弘”の名前を聞けば、「あの関が原の・・・」と、すっと思い浮かべるかと思います。島津義弘は関が原の合戦で、西軍として参陣しながら戦うことをせず、西軍の敗北が決定的になってから東軍の真っ只中を突き抜けて戦場を脱した薩摩の武将です。この武将の、この行動について「勇猛ではあっても、頑固で、面子を大局を見る事より優先する武将」というほどの印象しか持っていませんでした。それに、関が原の合戦のとき、大阪にいて西軍に組みせざるを得なかった事情も影響しているのかなといった程度の知識でした。
 今回読了した、山本博文氏が著した「島津義弘の賭け」は豊臣秀吉への服属、朝鮮出兵、国元の事情など義弘の半生を文献から起して丁寧に追っています。「関が原の戦後処理を徳川と根気よく交渉した」などと、のんきな私の知識も修正されました。
 山本博文氏は東京大学史料編纂所教授で、お名前をご存じない方でも、テレビ化された「江戸お留守居役の日記」がベストセラーになりましたので書名はご存知の方も多いかと思います。その著者です。(テレビ化のときNHKは原作者として紹介しなかったとの事です。NHKの扱いもおかしいと思います)本書は歴史小説ではなく、史料の丹念な裏づけをもとにした“歴史ノンフィクション”です。こうした分野を開いたことはもっと高く評価されてよいと思います。氏の著作は4冊読んでいます。、これからも読んでゆきたいと思っています。なお、「島津義弘の賭け」は10年ほど前に刊行されています。文庫版も7年ほど前に出版されているのですが、店頭においてある書店は多くないようです。

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早稲田ラグビー 今季最後の試合

080301wa1 080301wa2 最後の試合を勝利で終えることができるのは、ただ一チームのみです。他のすべてのチームは敗れて終わります。大学チャンピオンの早稲田にとっても逃れることのできない掟でした。ある意味、試合後にこそ学生らしさがあります。080301wa3 080301wa4 080301wa5 080301wa6 080301wa7 080301wa8

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ラグビートレカの追加をアップ

トップページの右サイドに掲載しております。ラグビートレカ・向井JAPANとエリサルドJAPANのうち、エリサルドJAPANのカードを追加アップしました。是非、タイトルをクリックしてお入り願います。35名分のカードの表と裏をアップしております。まだ、二十数名分が欠けているものと思います。今回追加分は、Hさんからいただき、さらにカード発行数についても教えていただきました。ありがとうございます。ここにあらためてお礼申し上げます。
 掲載済みを含めて、アップした選手は以下の通りです。(敬称略) 相亮太、赤塚隆、安藤栄次、浅野良太、池田渉、伊藤護、今村雄太、榎本淳平、遠藤幸祐、大久保直弥、大西将太郎、大野均、大畑大介、笠井建志、菊谷崇、木曽一、北川俊澄、熊谷皇紀、小堀弘朝、、佐藤剛、鈴木学、相馬朋和、高木重保、武井敬司、中居智昭、ナタニエラ・オト、ハレ・マキリ、久富雄一、松原裕司、水野弘貴、守屋篤、山内智一、山岡俊、山村亮、吉田英之

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東芝ブレーブルーパスvs早稲田大学(ラグビー日本選手権2回戦)

080301o 早稲田大学は開始4分、ラインアウトからモールを押し、豊田選手が押さえて先制しました。が、前半の得点はこの5点のみでした。前半を終わって21-5で、勝敗の帰趨はこの時点で決まりました。しかし、早稲田はその後粘り強く戦い、ロスタイムでも豊田選手がトライして47-24で試合を終えました。080301p080301r  080301q 互いにフォワードで点を取り合うこだわりを見せました。やられたらやり返す。そんな意地の戦いでもありました。早稲田大学の今季ラストゲームは、良く健闘したと思います。080301s080301t_3 東芝 も最後まで残った大学チームをたたえていました。

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近鉄ライナーズvsトヨタヴェルブリッツ(ラグビー日本選手権2回戦)

080301a 080301b ラグビー日本選手権2回戦・第一試合は、来季トップリーグ昇格を決めている近鉄とリーグ戦3位のトヨタとの戦いでした。点の取り合いになりました。先制したのはトヨタでした。18分に近鉄が逆転したのを皮切りに、近鉄が3回逆転し、トヨタが3回再逆転する目まぐるしい展開になりました。最後はトップリーグのトヨタが振り切りましたが、近鉄の善戦が印象に残りました。080301c 080301d
多くのラグビーの監督はスタンド上段から戦況を見るのですが、トヨタの石井監督はフィールドサイドから戦況を見ます。選手と一体になって戦況を見ることを大切にしているそうです。試合後、侍バツベイさんがファンに囲まれ、一生懸命サインをしていました。来季は、トップリーグに人気者が帰ってきます。080301e 080301f

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ラグビートップリーグ 外国籍選手出場枠増 ③

「なぜ、ラグビーの日本代表に外国人がいるの?」という素朴な疑問をいただきました。折からのトップリーグの外国籍選手の出場枠の発表と重ねて私の乏しい知識の中から、2回に分けて答えさせていただきました。
 ここまで述べてきましたようにラグビーは地域主義をとっています。ラグビー最強国(今回のワールドカップでは結果は出ていないのですが)ニュージーランドはご承知の通り、英国の移民により建国されました。ラグビーに関心のない方でもそのニュージーラン代表チームのオールブラックスの名前はご存知だと思います。そのオールブラックスにして先住民のマオリ族と南太平洋諸島の出身の選手を抜きにしては語れません。しかしそのことでオールブラックスのステイタスが落ちることなどまったくありません。日本代表とて同じことです。サントリーの清宮監督は、マイクロソフトカップのトークバトルの席上「代表選手15人中日本人が1人しかいなくとも良いと思っている」と述べています。ちょっと極論気味ですが、「日本代表選手に必要な資質は代表にふさわしい実力と“桜のエンブレム”への忠誠心であって国籍ではない。」と云うことだと思います。そしてそれはラグビーの理念に合致しているのです。080229a
 代表同士の試合を“テストマッチ”といいます。春から夏の日本代表の試合でオーストラリアA代表戦とニュージーランド・マオリ戦が予定されていますが、両チームとも代表チームではないのでテストマッチとはなりませんが“キャップ認定試合”とされています。キャップとは本来テストマッチに名を連ねた選手に与えられる栄誉です。キャップ認定試合とはテストマッチに準ずる試合として認めると云うことです。相手国も認定しているなら、(おそらくそうだろうと思います)オーストラリアA、ニュージーランド・マオリとしてメンバー表に名を連ねたら、もう他の国の代表にはなれません。また、7人制の代表になった時も、やはり他の国の代表にはなれません。
 この2チームがそうだと断定するわけではありませんが、地域主義がゆえに、将来有望な選手の囲い込みが行われていると云う側面が見られると云うことはよく指摘されています。世界は常に戦っています。ルールの範囲内で先手必勝を狙うのも理にかなったことです。
 代表選手の国籍にこだわることなく、素直にラグビーを見たいと私は思っております。
(写真はキャップと、昨年初キャップをもらった選手です。ロビンスさん、アレジさん、平さん、廣瀬さん、他です。)080229b 080229c
 

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