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2008年2月

ラグビートップリーグ 外国籍選手出場枠増 ②

ラグビーが代表チームに“国籍主義”ではなく“地域主義”をとっているのは、ラグビーが英語圏で世界的な発展を遂げたという歴史的な背景があります。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどイギリスからの移民が作った国では、移住後の往来もありますので国籍で分けることに意味を見出せなかったでしょうし、イギリスの植民地・統治領でも盛んになりますが、本国と国籍で分ける意味合いは、これまたありません。多くのラグビーファンは、この地域主義を受け入れています。と云うより、これがラグビーの文化です。ですから、試合が終わることを、ノーサイドと云うのもこの延長線上にあります。また、“アフターマッチファンクション”という試合後の両チームによるパーティーが開かれるのもラグビーならではの催しといえます。
 昨年のラグビーワールドカップの日本対フィジーの戦いでは、日本は先発選手15人中5人が外国籍の選手でした。試合は35対31のまさに死闘でした。試合後、地元フランスの観客から熱い試合を戦い抜いた両チームに大きな声援が送られました。また、我々サポーターに試合に感激した地元ファンから合コンの申し込みがあったり、係りの方からキャップをいただいたりと、当たり前ですが、国籍など気にする人はいません。
 トップリーグでは、私は少なくとも日本代表になった選手は外国籍選手の出場枠の範疇に入れるべきではないと思っていますので、今回の発表に大いに賛同します。

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ラグビートップリーグ 外国籍選手出場枠増 ①

ラグビー トップリーグは、“来季から公式戦で外国籍選手が試合に出場できる人数枠を、現行の2名以内から、3名以内に、変更する”と発表しました。趣旨は「トップリーグの試合レベルの向上、そして、代表資格を保有する、もしくは将来的に獲得し得る外国籍選手の参加による日本代表の強化、という観点で、来季からの人数枠増を決定した。」ということです。
 ラグビーでは、その国の代表選手となるのに国籍は問われません。他のスポーツの代表選手との大きな違いです。代表の条件としては①その国で生まれる②両親、祖父母のうち1人以上がその国で生まれている③その国に3年以上住んでいるなどです。いわゆる“国籍主義ではなく地域主義”と云うことになります。ただし1度ある国の代表になったなら、他の国の代表にはなれないという条件が付きます。
 昨年行われたワールドカップにも日本代表として出場した外国籍選手は沢山いました。ジョン・カーワンヘッドコーチに「桜のエンブレム(日本ラグビーの象徴)のために命を賭けられるか」と問われて、「できる」と答えた選手のみが日本代表のジャージを着てワールドカップに出場しました。
 その選手が、帰国すると、トップリーグでは外国人枠に入ってしまい、出場機会を奪われると云う事態が起きました。ワールドカップでは、日本代表、帰国すると外国籍選手という矛盾がありました。今回の決定はその矛盾に対する1つの回答となりました。
(写真はフランス・トゥルーズで行われたワールドカップで会場の電光掲示板に掲げられた“桜”と外国籍選手です)080227fiji 080227fiji_2

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走っているのはマラソンランナーだけ

080225a 080225b 今日は、地元で市民マラソン大会が開かれていました。バス停へ行きましたら、アルバイトらしき子が「マラソン大会による交通規制でバスは運休しています。1時間ほど来ません。」との事で、歩いてJRの駅へ向かうことにしました。ランナーを横目に銀杏に目をやれば、芽を出していました。
駅に着いたら、「風の影響で電車は止まっています。」のアナウンス。一旦、入場した乗客が改札を出るため窓口に列を作っていました。それでもラグビー場には試合開始の1時間以上前に着き、事なきを得ました。今日は、バスも電車も止まり、走っていたのはマラソンランナーだけでした。080225c

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マイクロソフトカップ サントリー優勝

秩父宮は、昨日に続いて強い北風が吹き抜けていました。この風がゲームマネージメントに大きく影響するものと思いました。前半風上に立ったのは三洋電機・ワイルドナイツでした。先制は3分三洋のトニー・ブラウン選手のペナルティーキックで3点を上げました。080224siai1 サントリー・サンゴリアスは、17分三洋のラインアウトのボールをキャッチした竹本選手がそのまま持ち込んでトライ(コンバージョン成功)3-7と逆転します。23分三洋はオープンに回してホラニががトライ(コンバージョン成功)10-7と逆転して前半を終了しました。
 後半も一進一退の中、20分小野沢がスクラムサイドを抜けトライ(コンバージョン成功)10-14で再逆転しました。これが決勝点となりました。080224siai3_2 080224siai2
080224siai4_2  前半風上に立った三洋が3点の僅少差で折り返したときは、後半サントリーが大きく点を上げると予想したのですが、三洋のディフェンスも良く、見応えのある決勝にふさわしい試合でした。080224siai5 080224siai6

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春一番 in秩父宮ラグビー場

080223wase1 080223wase2 23日は関東地方に春一番が吹きました。キャンデーズのヒット曲以来なんとなく温かい春の訪れを伝える風のように思ってしまいますが、元来災害さえ伴う怖い突風です。ラグビー日本選手権1回戦第2試合の早稲田大学vsタマリバクラブの試合中に秩父宮ラグビー場も砂塵が舞い、見る見る空も黄色に染まり、春一番が吹き荒れました。
試合は48対0で早稲田大学が勝ち、2回戦へ進みましたが、試合ではタマリバクラブが全員ラインアウトという奇手を披露しました。全員モールと云うのは時折見かけますが、全員ラインアウトと云うのははじめてみました。格上相手に工夫をすると云うことに好感を持ちました。080223wase3 080223wase4

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爆走 侍バツベイ(ラグビー近鉄ライナーズ)

080223kin1 080223kin2 ラグビー日本選手権1回戦の近鉄ライナーズvs慶応大学が23日秩父宮で行われました。現状の大学と社会人の力の差を考えると勝敗の行方と云う点ではあまり興味のある試合ではありませんでした。来季トップリーグの昇格を決めている近鉄ライナーズの戦いぶりに関心が向いていました。
その中で近鉄ライナーズのルアタンギ・侍バツベイ選手に注目が集まりました。昨季の東芝時代に比べるとスピード、破壊力は落ちていましたが、後半27分自陣22メーターライン近くから、70mを爆走しました。インパクトプレーヤーとしての起用が多かったこともあり、これだけの爆走は初めてみました。(画面右サイドの“向井JAPANのトレカ”にバツベイさんのトレカを掲載しております)080223kin3 080223kin4 080223kin5

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学生最後の試合

080223kei1 ラグビー日本選手権に出場する大学4年生にとって、敗戦は学生最後の試合となることを意味します。23日の慶応大学がその試合となりました。7人制ラグビーの代表選手でもある慶応大学の山田章二選手(背番号14)にとっても学生最後の試合となってしまいましたが、涙はありませんでした。080223kei2 試合が終わって退場のとき、近鉄の選手が列を作って送り出そうとしている方向を指してチームを連れ、近鉄の選手に応えていました。多くの選手の進路が決まっている中で、まだ発表されていません。進路も気になります。080223kei3 080223kei4 080223kei5

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ルアタンギ・侍バツベイさん参上

23日(土曜日)は秩父宮ラグビー場で日本選手権1回戦2試合が行われます。12:00より近鉄ライナーズvs慶応義塾大学、14:00より早稲田大学vsタマリバクラブです。大学4年生にとっては、敗れれば大学生最後の試合となってしまいます。
 第一試合の近鉄ライナーズは来季より念願のトップリーグに登場することになります。その前に22日の首都圏のJRの電車に設けられているディスプレーに近鉄の侍バツベイさんが一足早く登場しました。スポーツニュースの中で「名門近鉄の復活の原動力」として紹介されました。1年近く前、当時所属していた東芝から近鉄へ移籍したニュースをやはり同じJRの車内のニュースで知って驚いたことを思い出しました。私にとって悲しいニュースだったのですが、1年を経て、日本選手権のステージに近鉄の選手として戻ってきました。バツベイさんの突進を見られることを嬉しく思います。(写真はJR車内のスポーツニュースの画面です)080222a 080222b

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ラグビートップリーグプレーオフ 三洋vs東芝

080217d2月17日に行われたラグビートップリーグ・プレーオフトーナメントのマイクロソフトカップセミファイナル三洋電機ワイルドナイツ戦で、秩父宮ラグビー場に現れた東芝ブレーブルーパスはグレーのセカンドジャージーでした。10日にに急逝した元東芝プレイヤーの市川さんに弔意を表す黒のリストバンドや袖に黒を着けて戦いました。
東芝は11対13とリードを許した後半25分に富岡選手がドロップゴールを決め14対13と逆転します。富岡選手のドロップゴールは、私は過去に記憶がありません。更に29分にキャプテンの廣瀬選手がインターセプトからトライを決め、吉田選手のコンバージョンも決まって21対13と点差を広げます。1トライ・1ゴールでも逆転できない差です。残り10分を切っています。勝利が見えてきました。35分ボールをつないだ三洋の北川選手がトライを決めます。しかしトニー・ブラウン選手のキックがはずれ3点差で試合が進みます。080217c_2 080217b 080217a_2
 残り1分。東芝がボールをキープします。モール、ラックで1分持ち続ければ・・・・・、しかし東芝のキックをキャッチした三洋が最後の攻撃に出て、試合終了のホーンがなった直後のロスタイムにトライ。大逆転でした。
 残り5分を、更に残り1分を守れなかった東芝です。逆に残り1分で決めることができた三洋電機。今季のリーグ戦の成績が最後の1分に出ました。しかし、リーグ戦で零封され大差で負けたことを思えば、戦力を整えてきたその力は次の日本選手権につながるものです。期待します。
 マイクロソフトカップ決勝は三洋電機対サントリーの組み合わせになりました。080217e 

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宮廷のみやび(展)

080216a 東京国立博物館で開催されている“宮廷のみやび 近衛家1000年の名宝”展に行ってきました。歴史の教科書から飛び出してきたような展示物の数々に会場内を何回も行き来しました。
 この展覧会の売りが“見たことがありますか?道長直筆の日記”と云うことで近衛家の先祖に当たる藤原道長の日記である御堂関白記が数箇所展示されていました。道長は「摂政ではあったが関白にはなっていなかった」といことを今回初めて知りました。あるいはまったく忘れてしまっていたのか?いずれにせよ、しっかり記憶に入れました。
 展覧会の図録は2400円でした。ちょっとお値段が張りますが、ページ数が300を超える厚さです。内容からいっても、お買い得だと思います。
 土日はラグビーの応援に走り回っていてなかなか行けなかったのですが、やっと行けました。会期は来週の24日(日曜日)までです。お勧めです。080216b (写真2枚目は道長の日記です)

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ラグビープレーオフ 東芝、故市川選手に白星を誓う

ラグビー・トップリーグのプレーオフ・マイクロソフトカップのセミファイナルが17日に花園と秩父宮ラグビー場で行われます。秩父宮では、今季無敗の三洋電機・ワイルドナイツに前年の覇者、今季4位の東芝・ブレーブルーパスが挑みます。
 この試合の前に東芝に訃報が飛び込んできました。東芝が、「PからGO」で向井監督(元日本代表、現コカ・コーラ監督)のもと3連覇を成し遂げた時の名フランカー・市川さんが10日に急逝なされました。当日の午前中は、お元気にご子息とリトルリーグの練習をなさっていたそうです。まだ41歳という若さでした。
 ご本人の無念とご家族の悲しみは如何ばかりかとお察し申し上げます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 東芝のフランカーで“まんきち”の愛称で親しまれている渡辺選手は「市川さんが黙々と地にはって身をもって示してくれたことが、私がワールドカップへ行けた下地になりました」と感謝の気持ちを述べられています。
 17日の試合には東芝は弔意を表す黒いしるしをジャージにつけて望むそうです。天国の市川選手に、すばらしい試合をチーム一丸となって届けてくれるでしょう。

報道記事→http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200802/rg2008021600.html

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ピアトークバトル Ⅱ ラグビMS杯出場監督

(写真は、左から三洋・宮本、東芝・瀬川、トヨタ・石井、サントリー清宮の各監督です)080212c 080212d 080212e 080212f_2

サントリー・清宮監督が「相手によって試合ごとに戦術を変える」と柔軟性が持ち味ですとアピールすると、トヨタ・石井監督は「うちはそんなことはできない、自分たちのラグビーをするだけです」とストレートな性格そのままに答えていました。司会の村上さんに怪我人の事を聞かれ返答に困っていましたが、どうやら正面選手は怪我が治ったようです。ここで、清宮監督から「1週間前は松葉杖をしていた」と突っ込まれていました。石井監督が次シーズンの事を話し、会場の耳目が集中したのですが、まだ未発表の事で、出足早くオフサイドをしてしまい笑いを誘っていました。
石井監督以上にストレートと云うか、実直な受け答えをしていたのが東芝・瀬川監督です。期待以上の働きをした選手として豊田選手の名を上げ、「ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチに推薦したい選手だ」と述べていました。村上さんの補足コメントでは「中学1年から公式戦はすべて出場しています」と。すごい選手です。
 三洋・宮本監督は“ひょうひょう”としていました。「試合中のハーフタイムでは何も指示しません。選手に任せ、選手がゲームプランを作ってやっています」と。村上さんから「OBのようですね」と云われても“ひょうひょう”としたペースは崩しませんでした。トニー・ブラウン選手について「本物は違う」とチームを超えて各監督から賞賛されていました。
 サントリー・清宮監督はおそらくトークショウでのサービス精神と云うこともあったのでしょう。4位に滑り込んだ東芝・瀬川監督に「最終戦の三洋・NEC戦に三洋がBチームを出したら、どうしました?」と水を向けると瀬川監督が「ヤマハ戦でベストを尽くし、・・・・」実直な答え、宮本監督も「怪我は心配でしたが全勝がかかっていました。全力です」とこれもストレートな返答に、清宮監督は冗談ですよといったニュアンスでちょっと形勢が悪く、宮本監督が「(Bチームを出すなんて、そんなこと)せーへんで」と。清宮監督は本気で云ったのではないでしょうが、ここのバトルは宮本監督に軍配です。
 その他、話題も盛り沢山で、大いに楽しめた2時間でした。この模様は15日午後10時からJスポーツエプソンで、16日午後9時からJスポーツ2で1時間のダイジェストで放送されます。080212b
 

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ピアトークバトル Ⅰ ラグビMS杯出場監督

080212a 12日、東京・青山でトップリーグプレーオフトーナメント・マイクロソフトカップ出場4チームの監督によるトークバトルが行われました。出場監督は三洋電機・宮本監督、サントリー・清宮監督、トヨタ自動車・石井監督、東芝・瀬川監督、司会がラグビージャーナリスト村上晃一さん、進行は秩父宮場内アナウンスのパトリック・ユーさんの顔ぶれでした。清宮監督は前年に続いての出演でしたが、3人の監督は初でした。各監督の個性が出て、一時間半があっという間に過ぎる楽しいトークバトルでした。各監督の印象は、明日書きたいと思います。

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雪あかり

080210a 雪が積もった9日の夜は、雪明りで外に出ても明るく、我が家から10分ほど足を伸ばして夜の散歩で橋の写真を撮ってきました。街路灯の灯りで更に明るさが増していました。当たり前なのですが、原宿の表参堂の橋ではありませんが同じデザインのはずです。080210b_2 080210c

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ラグビー・トップリーグ サントリーvsトヨタ自動車(最終節)  

すでに2位、3位を決めた両チームです。次週のプレーオフで対戦しますので、探り合いの試合になることはある程度やもえません。080209svst3_2
 080209svst3 前半はトヨタ自動車の一方的な試合でした。前半途中、探り合いでもこれだけ差をつけられるとまずいと判断したと思われる選手交代がサントリーにありました。後半は一転してフォワード戦で優位に立ったサントリーが押し、31対31の引き分けに終わりました。
後半ロスタイムでサントリーの45メートルのペナルティーゴールがゴールに届かずキャッチしたトヨタがパスをつないで反撃に出ました。トヨタの反則でリスタートとなりビデオを見るように同じシーンをもう一度見ることになりました。
NECvs三洋の試合と違って観客席にも少しゆったりした空気が流れていました。両チームの選手がメインスタンドからじっと試合の行方を追っていました。個人的にはこの試合は平選手の応援をしていました。080209svst1 080209svst2 080209svst4

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ラグビー・トップリーグ NECvs三洋(最終節) 

080209nec1 080209nec2 すでにトップリーグのレギュラーリーグの1位通過を決めている三洋電機ワイルドナイツは過去なかった全勝を目指します。NECグリーンロケッツはプレーオフ出場の残された1つの枠に臨みます。進出のためには三洋に勝つことはもちろんですが、34点差をつけ、4トライ以上を上げる事が条件です。とても高いハードルです。先取点が欲しいところでしたが、先に点をとったのは三洋でした。18分ホラニのトライで、前半はこの得点のみの NEC0-7三洋 でした。前半はNECがむしろ優勢でしたが、三洋のトニー・ブラウン選手(背番号10)は、まるで2人いるかのようにタックルに次ぐタックルでNECを止めていました。(キックは不調でした)080209nec3 080209nec4_2
後半、NECが8分にバックスの松雄選手にまわしてトライを決めて望みをつなぎましたが、21分に自陣からパスをまわしたところを三洋・田中選手にボールを奪われそのまま決められました。この時点でプレーオフ進出は断たれといってよいでしょう。
ディフェンシブなNECにとって4トライのボーナス点制では勝ち点が伸びません。リーグ終盤に驚異的な粘りを見せましたが、一歩及びませんでした。熊谷(クマガエ)選手も怪我で出場できるようになったのは終盤戦でした。
三洋はバックスに加えフォワードも接点での強さを見せ、トップリーグ初の全勝でリーグを終えました。バランスのとれたすばらしいチームになりました。080209nec7 080209nec6 080209nec5

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Tweety Boutique Tokyoへ行って来ました

080209tweetyb080209tweetya トウィーティー・ブティック東京へ行って来ました。原宿駅から青山通りへ向け表参道を歩いて5分ほど、通りの左側です。秩父宮ラグビー場の帰り、午後4時過ぎに寄りました。店の外には“最後尾”のプラカードを持った男性がおりましたので、それまでは長蛇の列になっていたのかも知れませんが、私の行った時間は待つこなく、お店に入ることができました。
 以前あった銀座のワーナーブラザーズスタジオストアに比べると、ショーウィンドーぐらいのかわいらしいお店でした。080209tweetycお店の中では会計を待つ列ができていました。試着コーナーが鳥かごを模したのが、このお店のアイデンテティーをあらわしていました。黄色のベースカラーがまばゆく、明るいお店です。
ディズニーと比べるとブランド戦略が大きく水をあけられていますが、Tweetyグッズをもっと手軽に手にできるようにして欲しいと願っています。(関連記事 7日のこのブログにTweety Boutique Tokyo開店を載せています)080209tweetyd 080209tweetye 080209tweetyf

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宗次郎トーク&コンサート

080208a_2 080208b8日は、丸の内に宗次郎のトーク&コンサートを聞いてきました。トークはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の的川先生が聞き手でした。群馬の館林の出身で、現在は茨城にお住まいです。自然があふれる土地柄で、「月影がきれいで、『月はこんなにも明るいのか』と思っています。」“月影”と云う言葉を久々に聞きました。都会育ちの子には“月影”といっても何のことやらわからないかもしれません。オカリナは岐阜の多治見の土で作っているそうです。ここまで1万個以上のオカリナを作ってきたそうです。080208e
宗次郎の両サイドに大型画面が設置され、月を回っている衛星の“かぐや”の 画像を流しているのですが、月の世界ととオカリナの音色が良くマッチしています。月面はモノクロの世界で動くものは何もなく、音もない世界です。その音もない世界とオカリナの世界が不思議と重なります。
演奏曲目は「水心」「天空のオリオン」「鳥の歌」「土の笛のアヴェ・マリア」などでした。080208c (最後の写真は聴衆が引き上げた後の会場です)080208d

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Tweety Boutique Tokyo開店

080207a Tweety Boutique Tokyo(トウィーティー ブティック東京)が6日、表参道ヒルズに17日までの期間限定でオープンしました。オープニングセレモニーにゲスト女優の米倉涼子さんが登場しました。Tweety(トゥイーティー)はアメリカのアニメ人気キャラクターで黄色いカナリアの男の子です。女の子と思っている方が結構多いようですが違います080207b 080207c
 
Tweetyはルーニー・テューンズのキャラクターで、他にバックスバニーやシルベスーターなどが人気です。私はルーニー・テューンズのテレカのコレクターです。そもそも、このブログを立ち上げたのもテレカをアップして、交換をしたいと思ったからです。しかし、ほとんどアップする事もなくここまで来てしまいました。以前は、銀座にワーナーブラザーズのキャラクターショップがあったのですが閉館してしまいました。今は、各地のシネコンにわずかにグッズをおいてある程度です。期間限定とはいえこうしたお店が出来るのは歓迎です。でも、おじさんにはちょっと入りずらそうです。詳しくはこち→http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/anime/20080206_2/

(写真は私の持っているテレカの一部です)

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ロアマヌ選手、東芝ブレーブルーパスへ

080205a 080205b 報道によりますと、ラグビー日本代表のクリスチャン・ロアマヌ選手は、すでに昨年末に埼玉工業大学を中退しており、東芝ブレーブルーパスに入ります。選手登録は来季からになるそうですが、早ければ今月中にも東芝に合流する予定との事だそうです。すでに日本代表としてテストマッチ(ナショナルチーム同士の試合)に11試合に出ています。昨年のワールドカップでも4試合中3試合に出場しております。東芝として大きな戦力補強になります。
また、18日に日本代表候補が発表されますが、注目です。選出されることを祈っています。
ロアマヌ選手のトレーディングカードを持っていますが、なぜかサインが違います。はじめの写真のサインは学生らしさい雰囲気を持っています。早くトップリーグで活躍する姿を見たいものです。080205c

報道→http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200802/rg2008020501.html

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村田亙選手のノーホイッスルトライ

080202watapgo2 今でも瞼に焼き付いているトライシーンがあります。平成9年の秩父宮の試合です。49回社会人大会決勝の東芝府中対三洋電機の試合です。
 私はバックスタンドの22メターライン付近の観客席・最前列に陣取っていました。東芝のキックオフで始まったのですが、キックオフのボールを取り合っているかと思っていた次の瞬間、目の前にいきなり村田亙選手がボールを抱えて現れました。どうして亙選手が目の前にいるの?この時点では、何が起こったのか?私は理解できませんでした。そして疾風のごとくゴール目指して目の前を駆け抜け去って行きました。あわてて亙選手の背中に「行け~!!」と声をかけました。試合開始からわずか十数秒後のトライでした。
先日のヤマハスタジアムでのラストマッチでは、メインスタンドに「PからGOを忘れない!!」など多くのボードが掲げられ、亙選手を見送りました。080202watapgo1 当時の東芝のアタッキングラグビーを象徴するフレーズでした。
試合後のファン交流会でトレーディングカードをいただき、東芝の旗にサインと日付をいただきました。11年前の同じ2月2日こそ、伝説のノーホイッスルトライを上げた日でした。080202watapgo4 080202watapgo3

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ありがとう 亙さん

080202watahana1 試合の後、村田亙選手の引退セレモニーが行われました。080202watasiki3 080202watasiki2 場内の電光掲示板に輝かしい経歴が紹介され、挨拶、送る言葉、ゴン中山選手との花束贈呈、ジャージ交換、ご家族からの花束贈呈、そしてヤマハ、東芝両チームによる胴上げ、そしてファンに別れを告げる場内一周。080202watadouage 080202watahana4 両チームのファンから惜しみない拍手が送られました。

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村田亙選手ラストマッチ  (ヤマハスタジアム)

080202watasiai1 ラグビートップリーグ・第13節、ヤマハ発動機ジュビロ対東芝ブレーブルーパスは前半で東芝が4トライでボーナスポイントを獲得しました。その時点でヤマハはプレーオフ進出の望みを断たれました。
引退を表明していたヤマハの村田亙選手は、背番号22をつけて後半29分から出場しました。現役の選手としてそのプレーを見るのはこれが最後です。080202watasiai2 080202watasiai31990年に東芝に入って以来、チームが替わろうと応援してきました。最後の瞬間が近付いてきました。ゴールポストの上を東芝のペナルティーゴールのボールが飛びすぎたとき村田選手の選手としての幕はおりました。
引退をチームに告げたのが昨年の11月だそうです。11月宮崎でのサニックス戦で出場してすぐに怪我で退場してしまいました。080202watasiai5 何度も怪我を克服してきました。怪我に負けるような亙さんではありません。しかし、引退決意のきっかけとなったかもしれません。
お疲れ様でした。本当にお疲れ様でした。 080202watasiai4

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雪です

080203a 我が家は東京の郊外です。庭には雪が10cm近く積もっています。野鳥も雪で食べ物が手に入らないようです。比較的大きな鳥から順番に庭のピラカンサスの実を食べに来ています。電線で食べる順番を待っています。この雪であす会社へ行くのが大変です。まだまだ積もりそうです。080203b 080203c

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秩父宮ラグビー場のトップリーグは中止

本日、秩父宮で予定されていたトップリーグ第13節NEC対三洋電機、サントリー対トヨタ自動車の2試合は雪のため中止になりました。この試合の開催予定は次週2月9日です。日本ラグビーフットボール協会のホームページ等でご確認ください。

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村田亙選手引退と2日の結果

080202 とりあえず、報告です。

先ほど、ヤマハスタジアムでの応援とファン交流会から帰宅しました。村田選手のヤマハと東芝の両チームによる胴上げは良かったですよ。

今日のラグビートップリーグの試合結果

ヤマハ 21vs39 東芝
コカ・コーラ 67vs12 三菱重工
サニックス 21vs29 リコー

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住友銅吹所跡

080201a 大阪市の中央区にある江戸時代の住友銅吹所(銅精錬所)の跡地を訪れました。当時世界でも屈指の銅精錬所が大阪の町の真ん中にありました。080201b 080201c 080201d 今は大きなビルとなり、一角が公園になっています。公園には精錬炉の一部が剥ぎ取られて保存展示されています。また、ビルの壁面には江戸時代の精錬工程と往時の姿を偲ぶパネルが展示されています。080201f 080201e 日本は資源輸入国と思われていますが、当時、銅はれっきとした輸出品でした。
さらに、敷地の東端には大正時代の白壁の美しい日本最古のビリヤード場も保存されています。080201g
江戸時代に街中にある精錬工場は豊かさのシンボルだったのだと思います。しかし、一方で鉱害があったのでは?と思わずにはいられません。ひょっとして鉱毒に健康を害し、原因もわからず理解もされずに苦しんだ人がいたかも知れません。銅吹所跡に江戸時代の繁栄の光と影を思わずにはいられません。

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