9月12日 フィジー戦 ノーサイド キャップ交換 (ラグビーワールドカップ ツアー記)
皆、思い思いに記念写真を撮っていました。その時、私にキャップを交換したいと申し込んでくれた方がいました。オーストラリア戦のスタジアムでも交換を申し込まれたので「何で又、私はよくよくキャップ交換の対象になるのだろう」と感じていました。なおも皆さんと写真を撮っていたのですが、ここでハタと気付いたのです。日本から持っていったキャップは既に交換済みで、私がかぶっていたのは現地で買った参加ユニオンのマークがついた帽子です。誰でもが手に入れることのできるキャップです。そして交換で手にしたキャップは現地フランス人スタッフのものだったのです。ここで私は気付いたのです。誰にでも手に入れることのできるキャップとわざわざ交換したのは「日本は良くやった!頑張った!だから、私のキャップを記念に持ち帰ったらどうだ」という
意思表示だったことにようやく気付きました。私はキャップを交換したスタッフの方を探し、あらためて記念撮影をしました。応援していただいたフランスのスタッフの方に「ありがとうございます」と今でも思っています。そして我等が日本チーム・選手はフランスの方にそうした思いを強く印象付けた事を
このキャップが語っています。ツアー同行の皆さんもスタッフとあちこちで写真を撮っていました。
まだ盛り上がっていましたがスタンドの人影は確実に少なくなっていました。
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コメント
hayaさん、コメントありがとうございます。最初は「淡白な帽子だなあ、私の帽子のほうが高そう」とスタッフの帽子と思わなかったのです。でも、ひょいと気付いてからは、この方の気持ちを本当に嬉しく感じました。一番の思い出の品になりました。
投稿: 最前列 | 2007年11月 8日 (木) 20時11分
素敵なキャップですね。
このキャップ交換は思い出に残るでしょうね。
投稿: haya | 2007年11月 8日 (木) 10時19分