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死刑廃止は正義なのでしょうか?(山口母子殺人事件に思う)

山口母子殺人事件の差し戻し審で21人の弁護士がつき、殺人ではなく、傷害致死を主張しました。事実関係については争う事はないようですので、事実は一つです。
 被害者が殺害された時、一体何人の人が、被告に対し、「この人は何の罪もない人だ、やめなさい」と加害者に対し弁護をしたのでしょうか?誰も出来ませんでした。そして一方的に殺害されたではないですか。ハイハイする赤ん坊まで殺し、主婦を殺害した上に陵辱までしました。更に、「裁判官、サツなどの誰が私を裁けるのか」とまでうそぶいています。
わが国は法治国家です。いかなる人の人権も守られるべきです。しかし、21人ついた弁護士の、そして、何回も開かれた裁判で被告の主張はこれでもかとばかりなされました。それに比べ、被害者の人権のあまりの軽さ。軽さというより人権が抹殺されたという事実。弁護士が被告の利益を守るのは法治国家では当然の活動です。しかし、真実を明らかにするのも弁護士の使命でしょう。この21人の弁護士にそうした使命感があるのか?怒りを感じます。

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コメント

ここでは初めてですね(^^;

弁護士って市民の見方なんですよねぇ・・・本来。
死刑の廃止の是非を問うなら、何故、傷害致死で争うのかも理解できない(傷害致死なら最高刑でも無期)。

弁護士と市民(世間)の乖離がここまできている事例も珍しい。

コメントありがとうございます。
司法改革のひとつとして裁判員制度で市民が裁判に参加しますが、市民との乖離がなくなると良いと思っています。

投稿: 舞 | 2007年5月26日 (土) 11時32分

 今回は、申し訳ありませんが、少々口汚く書かせて戴きます。

 ハッキリ言って、この弁護についてる人たちは、俗に言う“人権屋”と呼ばれる卑しい連中です(きちんと調べれば間違いなく御理解戴ける筈です)。100%間違いなく殺人犯な人間を無理やり傷害致死などと強弁する一方で、物的証拠などが正直言って怪しい半世紀以上前の問題(従軍慰安婦問題)ではいの一番に被害者弁護に当たるという、全く理解不能な人種です。言い方は悪いですけど、特定のイデオロギーに根ざした、おおよそ理性というものを重視せず、法律を悪用する輩に過ぎません。更に言えば、この弁護団の代表はこの裁判中に、他の“模擬裁判”とやらに出席するという全く持ってたわけた理由で公判に欠席したという、まともな職業意識すら持っているのかすら怪しい人間なのです。

 こうした人達の口から語られる“人権”なぞ全く信用してはなりません。そして日本において“人権”なる本来なら素晴らしい意味を持った言葉が、胡散臭いイメージを一般に持たれるようになったのも、こうした心無い人達のせいだといって過言ではありません。

 自分は多少政治や法律などに興味があるのでこの事件も自分なりにウォッチしておりますが、彼等の言うことを絶対に真に受けないで下さいね。仮に口当たりの良い言葉を言っていても、それには必ず裏の意味(恐らくろくでもない目的があるはず)があります。


コメントありがとうございます。
私も必死で怒りを抑えながら書きました。
人権を守ると叫びながら、
実は、人権を軽んじている。
少なくとも結果的に人権を無視しています。
「ままごと遊び」とか「生き返らせる」とか
どこまで被害者、遺族を侮辱すれば気が済むのか
決してこの弁護士を許しません。

加害者にはきちっと罪を償ってもらわなければ
なりません。
それでも被害者の人権が戻る事はありませんし、
遺族にも幸せだった家庭団欒が戻るわけではありません。


投稿: 影慶 | 2007年5月25日 (金) 00時24分

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