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2007年3月

色温度

色温度」 ちょっとなじみのない言葉かも知れません。新幹線を夜、遠くから見ると中ほどに赤っぽい(電球のような)照明の車両があることに気づいたことはおありでしょうか?電球は使ってないのですが、グリーン車は電球のような赤っぽい色を照明として使っています。そして落ち着いた雰囲気を作っています。普通車両は日中の雰囲気を持った白っぽい色を使ってます。このように赤っぽい色、白っぽい色、青白っぽい色を言葉ではなく数字で表わして使います。単位の呼び方はケルビンと言います。ろうそくの赤い色は2000ケルビン、正午頃の太陽光は6000ケルビンと云った具合に表わします。
 私は仕事柄、職場に新たに来る方に「電流、電圧、周波数」と云った電気のイロハから、「3原色、照度、光束」と云った光の基礎知識を教えるのですが、色温度もその中の一つです。パワーポイントで作った資料はいきなり「色温度、単位はケルビン」と画面に現われます。受けて側の「聞いたこともない言葉」をバーンと出して興味をそそる作戦です。今回もいつものように説明に入った時、一瞬表情が止まったのを私は見逃しませんでした。相手がどのように反応するかは説明の仕方に大きく影響するからです。そしてこの反応は今回が初めてでした。そしてややあってポツリと「ケルビンさん」と言うので、「単位ですから『さん』はつけなくって結構です」と説明したところ、前の職場(外資系)で「ケルビンさんと仕事をしており仕事の返答が遅くちょっと悩みの種」だったそうです。彼女にとって、電気がどうの、光がどうのと云った説明の中で、「まさか前の職場で一緒に働いていた方の名前」を聞こうとは夢にも思わなかったのでしょう。私は私で単位の呼称としてしか使ったことがないので、まさかケルビンさんという実在の人物が出てこようとは思いませんでした。単位に人名が使われることはよくあると知識では知っていても、そんなことがあろうとは・・・・・・。
 色温度という言葉を真ん中に挟んで、未知との遭遇でした。

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JAPAN斬り込み隊長 達吉さん

ラグビー日本代表スコッドが発表されました。注目の選手の一人がコカコーラの西浦達吉選手です。昨年パシフィック5ネーションズで苦戦し続けた代表に秋に抜擢されました。プロップは地味な存在です。しかしプロフェッショナルはきちっと見ています。日本代表の太田GMは9月の段階で達吉さんに注目していました。

 “9月10日の太田GMのブログより”
内容的にはCCWJが東芝陣で試合を優位に進める時間が80%を超えていた。闘将向井監督の指導力が光った試合だったと思う。
一方東芝は反省の多い試合だった。ある選手は負ける時の悪いパターンだったとしきりに反省していた。

この試合で光ったのはCCWJの西浦選手。シンビンで退場となったが、ブレイクダウンでの激しさ、高いワークレイト、スクラムでのプレッシャーは評価できる。今後、注目していきたい。

そしてJAPANはワールドカップのアジア最終予選で韓国を完封しました。素人目にも達吉さんが入ってスクラムがしまった感じがしました。そしてPhoto_67 Photo_68ベスト15Photo_69 にも選ばれました。トライを決めるチャンスが多いバックスと違い、縁の下の力持ちです。そしてスクラムの第一列で相手と向き合う達吉さんの更なる活躍を祈ってます。ベスト15に選ばれた際、握手をしてもらいましたが優しくて温かい手でした。

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ただいま

Kikannsya 今日は送別会があって、会社を6時前に出ました。送別会が終わって、東京駅から特急(遠距離通勤のさだめ)で軽い酔いの中、リクライニングでゆっくり座って途中までは本などを読みながら快適な帰宅となりました。といいたかったのですが、はっと気づいたら、降りるべき駅ののホームに電車は止まっていました。あわてて、降車口に向かったのですが、ほんのわずかな差で、ドアーがしまってしまいました。ああー次の駅まで降りられない。特急です。各駅停車ではありません。ここはじっと我慢。次の停車駅に近づいた時車内放送で「上りの接続はありません。乗り過ごしにお気をつけください」って、もう少し早く言ってほしかった。駅に降り立ったが上りの電車まで23分待ち。時間をつぶすため「キャラメルプリン」のアイスクリームを自販機で買って食べたり、見慣れない機関車が止まっていたので写真に撮ったり、駅貼りのポスターに「山梨桃源郷」と大きく書いてあった。私は夜な夜な桃源郷に迷い込んでしまったのだ。東京駅で5分後の通勤快速に乗ればこんなことにならなかったのに!飲み会の2時間を含んで帰宅に要した時間は6時間。日付も代わってしまった。今、怒りをこのブログにぶつけている。

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お買い物スタイル

私は、ちょっとした買い物(家電、パソコン、周辺機器)は、商品を決めたなら、価格.COMで希望の価格になるまでじっくり待ちます。メールに登録して日々価格の推移をにらんで、楽しみます。そして希望の価格になった時、秋葉原のお店にピンポイントで買い物に行きます。あとは、海洋堂とかの私なりの定点観測ポイントを回ります。
 昨年暮れ、職場の女性がフレッツ光にすると同時にパソコンを新調するというので価格.COMでお値段を知らべて現在の相場を教えて、「春モデルが出る頃に買った方が良いのでは」とアドバイスをおくったのですが、なんと、あっさり秋葉原のヨドバシカメラでセットでお買い物をしてしまいました。結構上手なお買い物で、価格.COMじっくり派の私と遜色のない買い物でした。時間をかけない分、お上手といってよいのでしょう。それから何回も週末はヨドバシへ「子供が気に入ったので仕方なく連れて行った」などと楽しそうに買い物の話をしてくれました。(子供ではなく、ご自身が行きたかったのがありありでした)
 かくて職場では彼女が名づけたヨドバシ派、価格.COM派、ヤマダ派が鼎立することになりました。目下、高額の洗濯機が故障続きでお店と交渉しているとのこと、私も成り行きをじっと見守っています。ヨドバシカメラでの買い物を楽しく話す彼女に私が密かにつけたニックネームは「淀君」。淀君はお仕事も毎日てきぱきとやって皆から頼られています。

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東芝ブレーブルーパスファン感謝デー

070324 070324_1 ラグビーのトップリーグ・マイクロソフトカップと日本選手権の2冠に輝いた東芝ブレーブルーパスのファン感謝デーが東芝府中グランドで行われました。昨年よりもファンが多かった。“薫田監督と富岡キャプテンの男の花道”ということがあったのかもしれない。昨年は外国籍の選手(日本人選手は全員社員)が出席してなかったが、今年は全員参加していて選手も多く賑やかでした。
 薫田監督にはサインを求める多くのファンが列を作っていました。“東芝の薫田”としてファンの前に顔を見せてくれるのは今日が最後で、これからは“JAPANを支える薫田”になります。あらためて薫田監督へブレーブスファンとして感謝します。そしてJAPANの飛躍の一翼をになってください。
 セブンスの日本代表の吉田大樹選手は、明日香港へ向け出発の予定なので今日は不参加かと思っていましたが、元気に参加していました。活躍を祈っています。
 司会進行は伊藤護さんが行っていました。去年も共同で進行役を行っていましたが、今年は一人でこなしてましたが堂に入ったものです。これで06-07シーズンの終了です。070324_2

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二冠制覇報告会(東芝ラグビー部)

今日、東芝ラグビー部・ブレーブルーパスの二冠制覇報告会が府中工場で後援会主催で行われました。府中市長も来賓として祝辞を述べられました。後援会長より「社長が秩父宮でお約束した通り、優勝のご褒美は秋にフランスで行われるワールドカップの観戦ですが、一人でも多く日本代表になってくれれば、費用がその分浮きます」といって笑を誘っていました。瀬川次期監督から薫田監督へ就任5年間の成績を刻んだプレートが手渡されました。「薫田監督就任期間中14冠のうち、8冠に輝いた。のみならず残りも準優勝、3位以内の輝かしい成績でした」と言葉を送られました。薫田監督は「私は何もしませんでした。親には見せられない練習をした選手のおかげです」と応えていました。JAPANの若手育成プロジェクト(ATQ)での薫田監督に期待と激励の大きな拍手が出席者から送られました。富岡キャプテンの挨拶があり、オトさん、渡邊さん、主務の方が薫田監督の指名(秩父宮で優勝した時水をかけられた返礼)でビール、お酒を飲まされました。渡邊さんは全然飲めないそうです。会場でトートバック(写真)をいただきました。“win the two crown”と書かれ赤と黒の2タイプでした。
 0732 0732_1 0732_2 07322 会場の写真の代わりにJR北府中駅の専用通路の様子を写真にとってきました。

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バックスバニーとTWEETY

Tweety Photo_66 ラグビーのこの1年間のメンバー表やパンフなどを整理していたところ、ワーナーのキャラクターであるシルベスターとトウェティーのゴルフクラブカバーが出てきた。一体どこへ行ったのやらと思っていたので、数年ぶりの再会が嬉しかった。狭い我が家に同居していたのにこれだけ会わないというのも、普段の整理整頓がおろそかな証拠でもある。バックスバニーの仲間(ルーニーチューンズ)のテレカは170種類ほど持っていて、そもそもこのブログも未収集のテレカを呼び込みたいと思っていたのだが、すっかりラグビーの話題にとって代わってしまった。ワーナーのグッズはあまり集めていないのだが、このゴルフカバーは好みのグッズである。銀座にあったワーナーブラザーズスタディオストアによく足を運んだものだが、閉店してもう何年になるだろう。楽しいお店だった。閉店してからテレカもグッズも手に入れにくくなってしまった。もう一度ワーナーには力を入れて欲しいな。

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6月は牛タンとラグビー

昨日は、仙台へ転勤になる同僚の送別会を行った。ラグビーの話題で盛り上がり、時間が経つのを忘れてしまった。6月に一緒にラグビー観戦での再会を約束してお開きにした。日本選手権の決勝で東北なまり(きっと秋田弁)の応援を近くで聞いてほのぼのとした気持ちになった。九州はトップリーグが3チームになり、大いに盛り上がっている。今回のサモア戦が、東北のラグビーが復活するきっかけになってもらいたい。仙台では牛タンを楽しみに10人ぐらいで応援する予定。東京からだって近いですしね。

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ラグビーイタリア代表 歴史的勝利

Itaria Itaria_1 ラグビー・イタリア代表が北半球6カ国対抗戦で歴史的な勝利を挙げた。ベルビジエ監督が率いて6カ国対抗戦になってからは無勝利だったが、今季初勝利を挙げると10日地元で行われたウエールズ戦で2勝目をあげた。23対20の2点リードで迎えた終了間際に、ウエールズはイタリアのゴール前で反則を貰った。ペナルティーゴールをねらえば同点である。イタリアの勝利は消えてしまう。反則を貰った地点は易々とゴールを決められる地点である。しかし、ウエールズは同点を狙わず、逆転狙いでタッチへボールを蹴出した。ラインアウトからさあ、逆転へ!と、その時、珍事件といってよいだろうは、起こった。レフェリーが試合終了の笛を吹いたのである。一瞬あっけに取られたウエールズの選手。イタリアの選手は喜び勇んでいる。ウエールズの選手はその後レフェリーに抗議するが、当然のことながら一度吹かれた笛は試合再開を告げることはなかった。イタリアといえばサッカーです。ラグビーが人気を上げていく上で大きな1勝になりました。形はどうあれ、今のイタリアのラグビーに勝利こそが最良の栄養剤であったと思います。今のJAPANにダブります。この試合のタッチジャッジを務めたのが日本の平林さんでした。今季のベストホイッスル賞をいただいたレフェリーです。このフィールドに立った事もまた、歴史的なことです。(写真は昨年の秩父宮で行われたイタリア戦の模様です。平原綾香さんが国歌とハーフタイムにジュピターを歌いました。クリックしていただくとが画像が大きくなります)Itaria_2 Itaria_3

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JAPANの結集

ラグビー日本代表の太田ゼネラルマネージャーが、各チームを訪問し、代表への説明と協力をお願いしています。昨季まで、ともすると各チームの協力に、若干まだら模様が生じていたように見えていたのは、果たして私だけでしょうか。各チームは真のジャパンのためにしっかりバインドしていただきたいと思います。太田GMに一サポーターとして感謝と声援を送ります。
 9日はサニックスとコカコーラウエストジャパンの二チームを訪問され、全面的な協力を得られたとのことです。サポーターとしても代表に選ばれた選手が活躍することを祈ってます。
 この中で、コーラの向井監督から「2003年のW杯での経験談を話していただき、タイトスケジュールでの戦いの難しさや改善点など非常に貴重な意見をいただきました。」とのことです。前回のワールドカップは向井JAPANが善戦しました。「あのタイトなスケジュールでなかったならばもっともっと良い結果がもたらされただろう」との思いが、まだ私には残っています。向井監督の貴重な意見が今回の代表の戦いにきっと生かされるでしょう。
 JK(カーワン)代表ヘッドコーチが今回のワールドカップの日本のスケジュールについてタイトさを指摘し「不公平だ」と抗議しました。今回は改善されませんでしたが、次回以降に繋がることを信じております。(写真は向井JAPANのときの監督のトレカです。)Photo_65

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ラグビー7人制代表セレクション合宿

0733blue 0733blue2 ラグビーといえば、大方の方は15人制のことを思い浮かべますが、7人制もあります。昨年暮れドーハで行われたアジア大会で団体球技で唯一日本に金メダルをもたらしたのがこの7人制ラグビーでした。3月下旬日本代表は香港・オーストラリアで行われる国際大会に臨みますが、代表を決めるセレクション合宿が東京・辰巳の森で3月4日まで行われていました。3日土曜日に練習試合を見学そして応援に行ってきました。スピード感溢れ、片時も目が離せない練習試合でした。トップリーグのコカコーラの築城選手はアジア大会に参加したゴールドメダリストですが、この合宿にも参加しており、ムードメーカーとしてチームの皆を引っ張ったそうです。若い選手の集まりだけに築城選手のキャラクターはチームにとって大きな力になるでしょう。セレクション合宿を経て代表選手も発表されました。7人制の代表の活躍に大いに期待しましょう。0733 0733_1 0733_2

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廣瀬さん(トヨタ)の視線

Photo_59 日本選手権決勝の終わりを告げる相田レフェリーの長い笛が鳴った直後、文字通り悲喜こもごもの表情がそこにはありました。東芝サポーターの私としては喜びの東芝選手へ当然目が向いたのですが、その視界の一角に廣瀬選手(トヨタ)のなんともいえない姿がありました。無念さをかみ殺す選手、悔しさを表わす選手、虚脱感を押さえきれない選手、そうした中で廣瀬さんの姿はそのいずれでもなかったように見えました。両手を膝にあて、その視線の先には何があったのか?電光掲示板に映し出された相手チームの優勝の2文字か?Photo_60 日本代表を固辞した昨年、心の中に思うところがあったのだろうが、私にはわからない。怪我を知らない廣瀬さんが怪我でスパーブーツ振りを発揮することもなく試合は終わってしまった。来季もスパーブーツを見られることを祈っている。

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