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2007年2月

北斎の宇宙

Photo_62 Photo_63 日本橋三越前のHD DVDプラネタリウムで上映されている“北斎の宇宙”が今週の日曜日11日で終演になります。結構混んでいるようです。私は平日に行きましたので待つこともなく入場できましたが事前にチケットを購入していった方が無難のようです。プラネタリウムは500万個の星を投影できる世界最先端の機種です。この星の数はバーチャルの世界です。街明かりのない暗い空でも肉眼ではここまでは見えません。星の数が多いということは星座が星屑にまぎれて見づらいという事になります。星座には多少なりとも知識がある私でしたが、オリオン座以外に見つけることが出来ませんでした。天の川にまたがる白鳥座やさそり座ぐらいはわかるだろうと探すのですが探している間に、また、オリオン座が出てきてしまいました。我が家にはホームスターもありますがもう一度挑戦です。北斎の宇宙の番組は変わってもプラネタリウムはそのままです。バーチャルといえば、満天の星空から雪が降り始め、ついには全天に雪が舞う。というのも現実にはありえません。不思議な体験でした。
 プラネタリウムから歩いて5分程のところには、東海道五十三次ぎの安藤広重の旧居跡もあります。今はビルが建っていますが、江戸時代の日本一の繁華街近くに住んでいたことがわかります。Photo_64

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7人制ラグビー代表の表彰

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25日のラグビー日本選手権決勝戦に先立って7人制ラグビーの日本代表が表彰されました。昨年ドーハで行われたアジア大会で韓国を破り、見事優勝し、金メダルを獲得しました。この競技では初めての金メダルです。そしてそのアジア大会で日本が団体球技で金メダルを獲得した唯一の種目となりました。選手・監督の皆さんを大いに讃えると共にラグビーファンとして誇りに思います。15人制の陰に隠れがちですがもっともっとスポットが当っていいと思います。とてもいいタイミング、いい場所での表彰式でした。

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臨海線(東京・お台場方面鉄道)キャンペーン

Photo_54 Photo_55 仕事が終わり、帰路、いつものように駅に行くと、「臨海スイカのキャンペンです。スイカをお持ちの方はどなたでも参加できます」と改札口の近くで呼びかけていた。一度は通り過ぎたが、次の電車まで少し時間があったので時間つぶしにトライしてみた。
 機会にスイカをかざすとディスプレーのスロットが回転し臨海の電車の絵が3個揃った。「おめでとうございます。隣へどうぞ」と言うので言われるままに隣のデスクへ、何かいただけるのかと思ったら、ここでガラポン抽選。念の入ったことに二次抽選である。すでに出た玉は白がほとんど、「まあ、白か」と思いつつ、ガラガラと廻すと、 ポコッ! 薄い青色の玉が出た。ここで2度目の「おめでとうございます。臨海線グッヅが当りました」ということで臨海線の電車をあしらったレジャーシートをいただいた。
 レジャーシートを持って帰宅したが、あのキャンペーンの趣旨は一体なんだったのだろう?思い出せない。申し訳ないので明日確認してみよう。Photo_56

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日本選手権 決勝(東芝-トヨタ)

072_3 072c 072_4 日本選手権決勝が午後2時から秩父宮球技場で行われた。12時ごろ球技場に着いたが、バックスタンドへ入場するお客さんとメインスタンドへ入ろうとするお客さんの列が錯綜するほどの出足だった。外の喧騒の中、フィールドでは東芝の選手がフィールドに出て状態を確かめていた。この試合限りでキャプテンを退く富岡さんも闘志を胸に秘め静かにアップを続けていた。トヨタの選手も大型ビジョンに映し出される前回の試合を見つめていた。風はいつも通りの北風であるがそれほど強くはない。試合はアイイさんのPGでトヨタが先制したがその直後のキックオフのボールを東芝が確保した。このボール確保に東芝の気迫を感じた。試合はロースコアで、PGをきちっと積み重ねるトヨタのペースと言ってよいかもしれない。しかし、アイイさんのPGがいつもの当りがない。いつもより助走の動作が少し早く感じた。決勝のプレッシャーなのだろう。後半35分過ぎに立川選手のトライ、コンバージョンも成って、試合は決した。ロスタイムの東芝ゴール前のトヨタの攻撃は072_5両チームのまさに意地をかけた攻防であったが東芝が凌ぎきった。 朽木監督としては後半廣瀬さんのキックを生かす展開に持ち込んだが及ばなかった。試合後のコメント「相手の力が上でした」はすがすがしく、東芝としても素晴しい指揮官の率いるチームと対戦できて幸せだった。日本一を争うにふさわしい試合であった。トップリーグ元年、名門トヨタは下部リーグに確か甘んじていたはず。早稲田に名を成さしめもした。が雪辱し、そして素晴しいファイトを見せるチームを残して去ってゆく。トヨタのファンならずとも感謝である。薫田監督の10回の胴上げを数える観客と選手の声が秩父宮の空にこだました。そして、富岡キャプテンの5回の胴上げ、キャプテンありがとう。072_6 072_7 072_8

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ラグビー ラストマッチ

Ms_3 Mvp Ms_4 明日、午後2時から秩父宮球技場で日本選手権の決勝が行われる。今シーズンを締めくくるラストマッチになる。東芝の薫田監督、トヨタの朽木監督とも指揮を執るのがこの試合が最後である。また、今シーズンのMVPを獲得した東芝の富岡キャプテンもキャプテンとして最後の試合となる。東芝としては2年前3冠を阻まれた雪辱戦であり、トヨタにとっては清宮早稲田の雪辱を清宮サントリーで果たした。そして朽木監督のもう一つの花道として20年ぶりの日本選手権優勝で飾りたいところである。トヨタには魅力的な選手が多くいるが東芝サポーターとしては、ここは負けられない。モールの強さなどフォワードの強さを言われるが、ポジションチェンジによるオプション豊富なバックスによる攻撃こそトップリーグ随一と言っても良いであろう。トップリーグ終盤から一層磨きがかかってきた。スタンディングラグビーの集大成をきっと見せてくれるだろう。リーグ戦1位、マイクロソフトカップ優勝に続いて是非優勝してもらいたい。薫田監督・富岡キャプテン・渡邊、侍バツベイ、大野、マクラウドの各選手にマイクロソフトカップのポスターにサインをしてもらった。全員のサインが貰っているわけではないので、選手権優勝で更にサインをしてもらいたいと思っている。そしてポスターをサインで埋めたい。

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JカーワンHC語る

昨日(23日)深夜にフジTV系でJKが出演していた。聞き手はサッカーの元日本代表監督トルシエ氏の通訳として名をはせたフローラン・ダバディ氏であった。監督としてのカーワン氏だけではなく選手として「ワールドカップ後のモチベーションは?」と云った質問もありテンポ良いインタビューであった。また、伝説のワールドカップの90メートル独走トライを始め懐かしい画像が流され魅力的だった。録画しておけば良かったと悔やんだが後の祭りであった。後編が次週に放映されるので期待をしたい。

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ワンセグ in秩父宮ラグビー場

18日に行われたラグビー日本選手権準決勝の秩父宮ラグビー場には12時前に入場した。期待に反し、冷たい雨はまだ止んでくれない。試合開始の午後2時までの2時間をどう使おうか?ワンセグチューナー(グリーンハウス製GH-1ST-U2K)とパソコン(東芝リブレット)を持参していたのでTVを見る手もあったのだが、試合に入ってから見るときにバッテリーが少なくなっていたら困るし、何より雨の中で手袋をしていたのでバッグから出す気にはなれなかった。
 ラグビー場で生観戦する人はきっと思っているのでしょうが、生身の体のぶつかり合いはTV観戦では決して得られない迫力で、一番のラグビーの魅力です。(特に秩父宮のバックスタンド前列) しかし、逆にスクラムなどの密集では何が起きているのかわかりません。画面に密集がアップでとらえられる。そして、レフェリーの声が入るのはTV観戦のアドバンテージです。球技場でどちらも見られたら、という思いをかなえてくれる。それがワンセグが実現してくれる。期待が持てるツールの出現である。
 試合の行方が気になっていることもあって、前半は取り出すこともなかったが、雨も上がり、ハーフタイムでチューナーをセットし準備OK。
 後半に入るとヤマハが反撃を開始し、東芝が自陣ゴール前で必死の防戦となる。東芝側の22メートルライン附近の私の位置からは遠くて、ゴールラインとボール争奪の接点との距離感がつかめない。さあ、ワンセグ様の出番だ!受信状態は極めて良好!これは良い!期待以上!ところが目の前の試合はペナルティーから再開されているのに画面は、まだリプレーをやっている。と、その間にヤマハがトライ!画面はそれでもなおリプレー。ちょっと、ちょっと待ってよと云いたいところ、なおも画面を見ていて気が付いた。リプレーではなく放送そのものが遅れているのだ。家でBSとNHK総合を2画面で見ていると衛星経由のBSが遅れているのがわかるが、せいぜい数秒のことで、このワンセグはきちっと計ったわけではないが分の単位(1分ぐらいかな)で遅れている感じである。電波そのものが遅れているのか?それとも、・・・多分パソコンの中で信号処理に時間が掛かっているのだろう。メモリーは1GBを積んでいるのだが、分単位の遅れはちょっとモニターに使うと言う気にはならない。すぐにしまいこんでしまった。
 やっぱり、秩父宮は上田さんのFMだ。試合に興奮すると上田さんの声もどっかへ飛んじゃって聞こえなくなるけれど、FMが似合っている。でも今度の決勝戦は上田さんテレビ神奈川の解説で試合前とハーフタイムだけのチョイ出演だからどうしよう。花岡さんが頑張るのかな?ワンセグの使い方をもう一度トライしてみよう。その次の機会まではしばらく空くだろうから。(写真は受信状態の画面です。クリックすると大きくなります)Photo_53

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日本選手権決勝戦は東芝対トヨタ

20070218 秩父宮では、今シーズン限りの勇退を決めている薫田監督率いる東芝がリーグ戦で敗れているヤマハと対戦し、終始試合をコントロールして47-10で勝利を収めました。花園では同じく勇退を決めている朽木監督のトヨタが先制し、有利に試合を進め39-17で決勝進出を決めました。私は秩父宮で東芝を応援していましたが、場内FM放送のパーソナリティーの上田さんはトヨタの監督として日本一に輝いた経歴を持っているだけに花園の経過が気になるようで、「トヨタ先制です」「トヨタ更にワントライ、ワンゴールを加えて14対0です」とちょっと興奮気味に花園の経過を放送していました。私も、観戦中FMで放送される花園の途中経過を伝言していました。試合の終盤には、上田さん更に花園の残り時間を気にし出し、少し早く始まった花園が大勢を決した時、秩父宮も大勢を決していたのですが、「東芝のファンの皆さん、あなた方の決勝の相手はトヨタです。試合終了後電光掲示板で花園の結果が出た時『うおーっ』とおおきな声を上げないように」と放送しました。電光掲示板に結果が出た時確かに「うおーっ」と声は上がりましたが、いつもより声は小さいように感じました。勿論花園の途中経過だけではなく秩父宮の解説もいつものように切れ味の良い解説でした。因みに解説に加わった花岡さんは東芝のキャプテン、ヤマハの監督と言う経歴をお持ちで、ズッキーさんともども放送を盛り上げていました。
 清宮監督がクローズアップされますがヤマハの堀川監督も1年生監督です。今シーズンの健闘は讃えられるべきです。試合後のコメントもさわやかでした。
 「勇退という言葉を綺麗に使わせません」と語りベストを尽くした村田亙さんは40歳になる来年も現役を続けるそうです。試合後東芝ファンからも声援が飛び握手で応えていました。

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ラグビートヨタ 朽木監督勇退へ

1_1 2_2 先月行われたMS杯4監督トークバトルで、朽木監督が「トップリーグの東芝対三洋戦で東芝を一生懸命応援していました。東芝が三洋に追いつかれそうになったときは『何をやってんだーしっかりしろー』と必死だった」と語っていました。私は面白く聞いて笑ってしまいましたが、この時すでに胸の内には秘めるものがあったのかもしれません。この試合、清宮監督は東芝の応援団の中にいて「東芝を応援していた。横断幕のすぐ横にいたので顔が映らないように気をつけていた」と会場の笑をとっていました。(清宮監督はサービス精神が旺盛です)
 MS杯の抱負を聞かれた朽木監督は「この4チームの対戦で1つも勝っていないのはうちですから大きなことは言えません」と控えめに語っていました。朽木監督って古武者の風格が感じられます。いい顔をしていると思います。(そんなお年ではないのでしょうが)
 MS杯では良いタックルを連発してましたが結果が出ませんでした。それだけに日本選手権では期するものがあると思います。会社は40台のバスを出すそうですから、監督・選手にとって、とてもうれしいことだと思います。私は秩父宮に行きますが、花園も激しい戦場になるでしょう。

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ラグビー日本選手権と薫田監督

東芝ブレーブルーパスの薫田監督が勇退するとのニュースが伝えられました。ラグビー日Photo_52 本選手権の準決勝、そして決勝へと、本来は気持ちが高ぶり、期待が膨らんでゆくのですが、今は寂しさが気持ちを覆ってしまっています。モールの強さが強調される東芝ですが、実は、スタンディングラグビーを標榜して、バックスの頻繁なポジションチェンジによる攻撃こそ、その最大の魅力であり、強さでした。トップリーグ発足の初年度こそトップリーグ王者を神戸に譲ったものの、昨季の3冠をはじめ、まさに名将の名に値する監督です。ここへ来て、薫田監督の目指すラグビーが完成の域に近づいたように感じていました。薫田監督自身のポジションチェンジによる今後への期待を語るにはまだ、私の気持ちは整理されていません。御一緒にカメラに収まりましたが、このとき、すでに気持ちは決まっていらっしゃったのですね。残り少ないシーズン。秩父宮で薫田ラグビーを力の限り声援を送ります。

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ワンセグと愛機リブレット

Libretto 今日、ワンセグのUSBチューナーを購入した。価格は税込み9300円ほどで、デザインも結構良い。会社で女の子から「ワンセグって何?」と聞かれたり、或いは良く知っている子がいたりで、こういった類の機器に対する女性の知識と言うのは持っている人と持っていない人と幅が広いと感じた。帰宅してソフトをインストールした。入ったチャンネル数は3局。東京の郊外(都知事選の選挙権はある)なので受信条件はちょっと厳しいかな?明日から電車の中で受信テストをする。愛機Librettoはかわいいやつで、自転車から落としたことも、そして秩父宮ラグビー場の座席で思いっきり腰をかけてしまったこともあるが、元気に働いてくれている。頑丈と言うか、優れものである。

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ラグビーフリーペーパー創刊

11日に行われたラグビー日本選手権2回戦の試合会場の秩父宮ラグビー場で、ラグビーのフリーペーパーが配られた。タブロイド版の16ページである。協会が発行したもので、この日が最初に配られたものである。最終ページのアンケートからすると、日本選手権準決勝(秩父宮・花園)、決勝(秩父宮)で配られるようで、大学・社会人ラグビー部にも配布されるようである。カーワンヘッドコーチ、慶應の山田選手、ヤマハジュビロ入りが決まっている早稲田の矢富選手とお父さん、行列のできる法律相談所の橋下弁護士のインタビュー記事などが載っており、なかなか読み応えがあ20070212 20070212vol0_1 20070212_1 る。表紙には創刊号ならVOL..1なのだろうがVOL..0と意気込みが感じられる。アンケートに答えるとカーワンヘッドコーチのサイン入りボールが10名にプレゼントされる。締め切りは3月15日で、1ヶ月先である。試合会場へ行けない方は最寄のチームに問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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日本選手権

20070211_3 20070211_4 北から風が強く吹きぬける中、2回戦2試合が行われた。第一試合は朽木監督がシーズン後の退任を発表したトヨタが主力を怪我で欠くキューデンに格の違いを見せ付けた試合であった。ただ、来シーズン昇格を決めたキュウデンにとって今、上位チームの強さを感じられるのは無駄ではないと思う。第二試合は関東学院が前半健闘したが、自力に勝るヤマハが後半トライを量産して逆転勝ちした。関東学院のダブルタックルが目立ち、4年生にとっては学生最後の試合であったが、涙より力を出し切ったと言う気持ちが伝わってきた。ヤマハは怪我人が心配である。
秩父宮では場内FM放送がとても好評であるが、ヤマハの地元ではFMで放送されたようである。ラグビーをラジオ放送で聞きながら、どこまで試合の様子を組み立てられるかと言う気持ちもあるが、何より試合を同時進行で追えるのはサポーターにとって嬉しいことだと思う。

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鎌倉(瑞泉寺、永福寺)

Photo_51 __1 夢窓国師の庭園で有名な瑞泉寺は梅、椿、水仙、みつまたの花が咲き、鳥のさえずりかと思いきや蛙の大合唱であった。鎌倉でも人気のスポットである。
 鎌倉と言えば、頼朝、頼家、実朝の源氏三代を思い浮かべる方が多いと思いますが、源氏三代の史蹟は数少ない。頼朝の墓は江戸時代に建てられたもので、当時のものではない。その中で永福寺(ようふくじ)跡は頼朝が平泉・中尊寺の二階大堂を模して建立し、頼朝暗殺未遂事件や実朝が歌を詠んだりするなど源氏三代が足跡を残した寺である。鎌倉宮から瑞泉寺に向かう左手に案内板があるがほとんどの方は通り過ぎるか読んで終わりである。国の指定史蹟になっていて、整備が進んで、遊歩道や案内板が整えられつつあるがここまではあまりにも歩みが遅かった。国の指定史蹟になって40年である。世界遺産への登録も視野に入れているようである。畠山重忠が持ち上げた中島の立石は葦に阻まれて垣間見ることはできなかったが汀の石は確認できた。復元がなったなら京都の宇治平等院に似た華麗なる堂宇が映えるだろう。今は、葦と野原である。鎌倉ではリスが観光客のそば近くで枝を伝っていた。
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鎌倉(名越切通し~光明寺)

前に鎌倉へ行ったのはいつだったか?学生時代は月に1回ぐらいは行ってたような気がする。久し振りである。逗子で降り名越えの切通し(鎌倉は3方が山地に囲まれ天然の要衝になっていた)へ向かった。7つの切通しでは最も旧態を保っている。幕府滅亡の折、ここだけは破られることはなかった。道は人1人・馬1頭が通れるほどの細さで逗子から行くとその急峻さが実感できる。Photo_48 Photo_49 そしてまんだら堂のやぐら(鎌倉時代の岩を穿った墓地)も整備中で立ち入り禁止にはなっているが遠目からは見える。いずれ整備後公開されるのだろうが、文化財の整備は遅々として進まないのが通例である。山を降り材木座海岸へ向かった。鎌倉時代の港の跡である和賀江島が見える。満潮のときは海面下に沈んでいるのだが幸い行った時は見えていた。ウィンドサーフィンがのどかに行き来していたが、数百年前に実朝が宋へ向け出発しようとして果たせなかった海である。海岸を散歩する人やサーファーは知っているのだろうか?時の隔たりを感じる。そして光明寺へ向かった。宮崎延岡の大名・内藤家の墓所である。江戸時代の大名の墓所は鎌倉ではここだけである。名越えから光明寺。何十年たっても変わらない風景が広がっていた。

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「満員札止め」

4日のラグビー・マイクロソフトカップの決勝戦は23000人の観客を集めて秩父宮で行われた。家に帰って子供に「満員札止めだった」と言ったら、この言葉を知らなかった。どうしたものかと思っていた。翌日会社で「優勝おめでとうございます」とお祝いを言われた時、「子供に、満員札止めだった。と云ったけど、この言葉を知らなかったんだよ」と話したら、「私も知らない」との返事。何人かに聞いたがこの言葉を知らなかった。「満員で入場券の発売を止めること」なんだけど、おおよその意味はわかってもらえてたのだけど言葉は知らなかったということだった。
 言葉は生き物、とはいえ、こんなに変化が早いものかと驚くやら、さびしいやら。ちょっと複雑な気持ちだった。

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くじ運が悪いと嘆いたら

ラグビーを見に行く度に、ガラポン抽選をするのだが、ほとんどハズレで観戦仲間の賞品を半ば強奪するなど、くじ運が悪いと嘆いたら、なんとマイクロソフトから、賞品が送られてきた。膝掛(実は昨年、秩父宮ラグビー場で先着順で2枚貰った)とシートクッションである。先週行われたマイクロソフトカップのセミファイナルの後、原宿の表参道に寄って応募してきたものである。伊藤由奈の生歌は聞けたし、東芝は優勝するし、嬉しい。お客さんもいっぱい入ってスポンサーのマイクロソフトもにっこりかな。良かった。(シートクッションを入れた箱は、早速我が家のトップリーガー・ホルテン君が試食なされた)Ms_1 Ms_2

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ラグビー秩父宮。満員

20070204_5 20070204try 20070204_6 社会人ラグビーの決勝で秩父宮が満員になったのは、10年ぶりとのことだそうだ。カードは東芝対三洋だったと。これだけではどんな試合だったかピンと来なかったが、たまたまうちの嫁さんの魔手から逃れてかろうじて残っていたその当時の雑誌をパラッとめくって気づいた。「あの試合だったのだ!」

 私の最も鮮烈に残っているラグビーのワンシーンに“ワタルチャンのノーホイッスルトライ”がある。秩父宮バックスタンド22メートル附近(伊藤忠側)の最前列で東芝を応援していたのだが、キックオフから、まだ1分もたっていないのに“ワタルチャン”がボールを持って目の前を駆け抜けていく。ワタルチャンとは村田亙選手(現ヤマハ)である。どうしてボールを持ってここを駆けていくんだろう?そのスピードと共にあまりのビッグプレーに事態を良くのみ込めていなかったことを今でもはっきりと憶えている。この試合、退場を命ぜられたセミィのとまどたったような悲しい表情。14人になってからの三洋の猛反撃。逆にリードを許す。しかし、三洋は力尽きた。ラトゥーの必死な踏ん張りがよみがえってきた。向井監督の「後半は50分戦うように」はまるで、昨日の試合に出た選手に言っているようだった。全ては10年前のこと。昨日は10年前と同じ22メートルラインより数メートルゴールライン側のバックスタンド最前列で応援していた。神宮球場側であったことをのぞけば10年前と同じである。そして10年後もおそらくは忘れることのないトライの目撃者となった。

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王者の意地(ラグビーマイクロソフトカップ決勝戦)

20070204_1 20070204_2 今日、秩父宮で23,000人(満員札止め)を集めて行われたラグビートッピリーグのプレーオフ・マイクロソフトカップの決勝が行われた。試合は、前半風上の東芝が攻め込みながら、ラインアウトをサントリーに支配され前半は7-7で終わった。後半はサントリーが2つのペナルティーゴールで13-7とリードしたが、後半ロスタイム46分バツベイのトライ、ゴールも決まって13-14で劇的な逆転勝ちでトップリーグ3連覇を果たした。MVPは侍バツベイさんでした。

秩父宮が満員札止めになったのはサントリー清宮監督の話題の発言が寄与したと思います。ですが、きっちり東芝が王者の意地を見せました。試合はどちらに転ぶかわかりませんでしたが、最後の局面でサントリーは、足をつっていたり、肩で息をする選手が目立つなど目いっぱいでした。(最前列ではこうした息遣いがビンビン感じられます)あとは時間との戦いでした。私は、年季の入った東芝サポーターですが、サントリーとはこの試合に関しては、まだ差があると感じました。(勝敗の行方は別物です)

とはいえ、極限での選手の頑張りに、勝利の瞬間、目が潤んでいる自分を感じていました。私の周りの方もそうでした。ありがとう。選手の皆さん、本当にありがとう。そして、本当におめでとう。(写真はクリックしますと大きくなります)

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中学受験

2月1日は、東京の中学入学試験の開始日であった。途中の駅で受験生と親が乗り込んできた。朝6時40分頃で、この時間帯は通勤のベテラン揃いで、名前は知らないがどこの駅で降りるか互いにわかっている人が多い。受験生が座れるチャンスは少ない。同情すると共に、かつて中学受験を親として経験した私からすると「もう少し事前チェックを親はするべきだろう」とも思う。身長1m80近くはあるだろうか?背中のNカバン(日能研)が小さく不釣合いである。中学受験よりラグビーがいいのではと勝手に思ってしまった。昨日は女の子が四谷大塚のテキストを開いていた。「頑張れ」と思いつつ、心情はNカバンに肩入れしてしまう。毎年繰り返してしまう習性となったようだ。

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